カテゴリー「コーヒー」の記事

2011年10月14日 (金)

コーヒーでうつ病の予防?

文:屋台ブルー < ライフログオーガナイザー >

バタバタしているとあっという間に時間が過ぎます。10月ももう中旬!あれ?そういえば、超10医療のコラムを書いていなかった!!!!

ライフログの記事と重なっていいから投稿して欲しいと代表の人見さんに頼まれて、先月から寄稿を始めたのですが、締め切り日の毎月10日がいつのまにか過ぎてしまっていた(^_^;)

そのうえ、前回の寄稿内容をライフログに紹介することも忘れてました...

前回の内容は、「リバウンドしない減量維持の秘訣はタンパク質」というタイトルで新しい知見を紹介しているので、ダイエットをされている人は是非目を通しておきましょう。

めざせ、超10! > 超10医療 〜田井祐爾医師の寄稿〜 > リバウンドしない減量維持の秘訣はタンパク質

さて、今月の超10医療の内容は、私の大好きなコーヒー。大量摂取者としてコーヒーを擁護する報告ばかり紹介しているので、コーヒー好きのあなたも是非一読してください。

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2011年7月14日 (木)

ホットティとコーヒーでMRSA予防効果?

文:屋台ブルー <ライフログ・オーガナイザー>

ライフログの読者なら私がコーヒー中毒になっていること知っているよね(^_^;)

コーヒーの話題があると、ついつい紹介したくなるんで、飲まない人も聞いてください。Medscapeに「Hot Tea and Coffee May Lower MRSA Risk/ホットティとコーヒーはMRSAのリスクを低下させるかもしれない」というニュースが流れた。

雑誌Annals of Family Medicineの7月/8月号に掲載された「Tea and Coffee Consumption and MRSA Nasal Carriage/お茶とコーヒー摂取とMRSAの鼻腔保菌の関係」という研究報告に関する内容だ。

米国チャールストン、南カロライナ大学医学部、家庭医学のEric M. Matheson医師は、一般的な米国民の集団において、お茶とコーヒーを飲むこととMRSAの鼻腔保菌の関連性を調べるため、2003年から2004年の米国国民健康栄養調査から、どこの医療機関にも属さない米国民5555名のデータ解析した。

すべての被験者の鼻腔からサンプルを採取して培養検査をすることで、2歳以上の被験者のMRSA解析をしてお茶やコーヒーの摂取量との関連性を報告しているんだけど、この報告に対してコメントを求められたニューヨーク州、セント・ジョセフ病院の院長、Aaron E. Glatt先生もツッコミを入れているように摂取量の区分が妙なんですよね。

飲み物のカテゴリーは全部で4つに分けています。1)ホットティ、2)アイスティ、3)コーヒー(ホットでしょう)、4)ソフトドリンク(清涼飲料水)に分けられている。

国民性の違いでしょうか、日本でよく飲まれるアイスコーヒーは評価されていません。米国人はあまりアイスコーヒーを飲まないんでしょう。まあ、この種類の区分はいいとして、摂取量の区分が奇妙なんですよ。

全く飲まないか、月に1杯以下もしくはそれ以上... これって、コーヒーを月に一度だけ一口すすった人と毎日10杯以上飲んでいる人と同じ区分になっちゃうんですよ。どうして階層区分にしなかったんでしょう。エレガントじゃないね、って皮肉られています。何かしら意図がありそうですね。

ソフトドリンクは月に2、3回までと週に1回から6回以上にしているけど。米国は基本的にソフトドリンク大量消費国なんで、お茶やコーヒーと同じ区分にはできなかったんでしょう。

可能性のある交絡因子は補正されています。齢、人種、性別、貧困度、健康状態、最近の病院滞在、抗生物質の使用など、でも、交絡因子はいくらでもあるからね。

サンプル全体の1.4%にMRSAが認められ、ホットティを飲んでいた人は、飲まない人に比べて、保菌率は半分だったという(オッズ比, 047; 95% CI 0.31-0.70)で、コーヒーも同様のリスク低下(オッズ比, 0.47; 95% CI 0.24-0.93)でコーヒーとホットティのコンビネーションでも同様だったという。

しかし、アイスティやソフトドリンクでリスク低下見られなかったという。ソフトドリンクにはカフェインが含まれているからカフェインの影響を考えてソフトドリンクを評価したようだが関係無いらしい。でもこれだけでカフェインを理由にできないけどね。アイスティでリスク低下が見られなかった理由として、ボリューム当たりのポリフェノール類の含有量が少なくなったからって説明している。高温でないとこういう化学物質は溶解しにくいというのも説得力の欠ける説明だ。でも、こいいう理由ならアイスコーヒーでも効果は低いかもしれませんね。

どうしてホットティやコーヒーに抗菌作用があるんだろう。コーヒーには、トリゴネリン(Trigonelline)、グリオキサール(Glyoxal)、メチルグリオキサール(Methylglyoxal)やダイアセチール(Diacetyl)など抗菌効果のある化学物質が含まれていて、お茶のタンニン酸やカテキンの影響だろうという説明。さらに著者の考えは飛躍して、お茶やコーヒーには鉄イオンの吸収を阻害するため、MRSAの成長に不可欠な鉄イオンが関わっているなんて言っている(^_^;)

まあどちらにしてもツッコミ所が多い研究報告になっている。結果を左右する交絡因子で補正をしていると言っているけど、影響を与える因子を考えればいくらでも思い浮かぶ。先ほどツッコミを入れていたGlatt先生も疑問を呈している。コーヒーを煎れるためにしばしば手洗いをしている可能性があり、そういう清潔な人はMRSAの保菌率が少ないのかもしれないだろうって... 言い出したら切りが無い。

こういう研究報告は本当によく考えないといけない。この報告だけでホットティやコーヒーを勧めるのは早計だ。でも、既にホットティやコーヒーを飲む習慣があり、夏場にアイスしか飲んでいないのなら、たまに、この研究から言えば、月に一度だけホットでお茶やコーヒーを飲むのもいいかもれないね。私も今日は1杯だけホットコーヒーを飲みました。

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2011年5月30日 (月)

発ガン予防にコーヒー?

CoffeebrewedNewlogo文:屋台ブルー <ライフログオーガナイザー>

久しぶりにコーヒーの話題をとり挙げよう。毎日10杯以上飲んでコーヒー中毒になっている人間として、こういう内容は嬉しい。

前立腺癌の心配も、男として生まれたからには避けられないし、47911名の男性を10年間フォローした結果は説得力がある。

前立腺癌全体の発症をみれば、1日6杯以上飲んでいる男は飲まない男と比較して、16%のリスク低下しかない。しかし、転移のある悪性度の高い前立腺癌に限ってみれば、60%低下をしている!

前立腺癌は予後のいい癌の1種で10年生存率で話をすることが多いけど、悪性度が高ければ5年生存率が極端に低下する。こういう悪性度の高い前立腺癌の予防になるかもしれないなら、このままコーヒーを飲み続ける生活を変えられないね。

しかし、この結果だけで、すべての男性にコーヒーを勧められない。コーヒー摂取が他の健康面へ影響があるからね。今日のDiet Blogにも悪影響についてコメントしているから、各々で判断してください。

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2011年4月 3日 (日)

ファーストフードとコーヒー? あらら...け、血糖値が...

文: fumixie <fumixie@gmail.coml>

「ファーストフードとコーヒー」。これは簡便な食事の典型としてよく見かける組み合わせですが、"A Coffee After Fast Food Causes Spike In Blood Sugar Levels" (01 Apr 2011) が伝えるところによると、

ファーストフードは健康上けっして良くないのだが、それをコーヒーで流し込むのは、それに輪をかけて身体に悪いことがカナダ、ゲルフ大学 (University of Guelph) の新しい研究でわかった。
そうです。ちなみに、ここで言っているファーストフードというのは、脂肪の多い簡便な食事のことだと思われます。これは、同大学のキャンパスニュースにも "Got a Hankering for Fast Food? Skip the Coffee, Study Says (April 01, 2011)" として掲載されています。

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2010年1月 8日 (金)

コーヒーの飲む量が増えれば肝線維化は減る

コーヒー中毒の屋台ブルーにとって嬉しいニュース。一日6杯以上飲んでいるから肝臓は守られているんだろうね。ちょっと飲み過ぎなのは分かっているけど... あなたが慢性C型肝炎で抗ウイルス療法でもウイルスの排除が出来なかった場合は、コーヒーを少なくとも2杯以上飲んだ方がいいんだろうね。

慢性C型肝炎だけでなく他の肝疾患による線維化予防も示しているようなのでアルコールの飲み過ぎにもいいかもしれない。二日酔にはブラックのコーヒーをどうぞ。

この研究で興味深いのは、カフェイン飲料じゃなくてレギュラー・コーヒーで見られたとこ。カフェインのみの効果では無く、レギュラー・コーヒーの効果ってところだ。

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2009年11月 4日 (水)

コーヒーは子宮体癌のリスクを低下させるかも

ここのフリクエント・リーダーなら私が無類のコーヒー好きって知っているよね。

お酒は好きでも毎日飲まない。しかし、コーヒーは毎日欠かさず飲んでいる。目覚めの1杯から夕食後の1杯まで、時には寝る前に飲んで寝る。もはやカフェインは私の睡眠にさえ影響を与えていないようだ。

コーヒーだけは、節度を持って食事をするという理念から外れてしまっていて、患者さんからもよく咎められる。

「まあ、誰にだって弱点はあるさ。少なくともコーヒーの飲み過ぎて身体に悪いって言い切れないしね」、とお茶を濁してごまかしているよ(^_^;)

そんな訳で、コーヒーの話題があれば紹介してる。ある意味、理論武装してコーヒー擁護者になっているんだよ。今日もコーヒー好きには嬉しくなるニュースなんで紹介しよう。

これを機会に、「コーヒー」というカテゴリーを作ったから、コーヒー好きの人はチェックしてね。

その他コーヒーに関するエビデンスを知っていれば教えて下さい。吟味します(^^;)

さあ、コーヒーを飲み過ぎの私を責めることのできるエビデンスはあるかな?

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2009年7月 9日 (木)

ホルモンはカフェインと発癌リスクを結びつけるかも

屋台ブルーはコーヒー愛飲者、毎日10杯以上飲んでいるからカフェイン中毒にもなっている。しかし、それほど気にしていないから問題かもしれない。

コーヒーの摂取量と大腸癌のリスクには関係ないと考えているし、口腔、咽頭、食道癌の発症も抑えられるって話があるからだ。

でも、「なんだ、コーヒーは身体にいいのか。」って単純に考えないでよね。こういうコーヒーが身体にいいとは思えないし、腎癌のリスクは高めるかもしれないから、やっぱり適度がいいのでしょうね。

肥満の人は、コーヒーのタイプにも気を付けるべきだろう。私は砂糖やミルクを入れないから、コーヒーで太ると思っていない。それに、エクササイズの効率も高めてくれるから、ついつい飲み過ぎている。自動販売機やコンビニで売られている糖分の入った缶コーヒーをよく飲んでいるのなら止めるといいだろう。減量効果はハッキリと目に見えて現れてくる

さあ、Life-LOG(ライフログ)で取りあげたコーヒーの話題を挙げておこう:

 

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2009年4月14日 (火)

カフェイン離脱症候群

スラッシュドット・ジャパンにカフェインに関するポストがあったけど、それがこれだ。読んだかな?

その症状、カフェインの離脱症状?

コーヒー好きの私の気を惹いたので、元ネタの4月6日のCNNのニュースをじっくり読んでみた。

別に新しい知見があった訳じゃないね。どうも番組が定期的に提供している健康情報の1つなんだろう。知らない人に向けて注意喚起をしている内容だったよ。じゃあ、いつものようにCNN.comの内容をサクッと訳してみよう。

カフェイン離脱症状の危険性を自覚しよう
Beware the perils of caffeine withdrawal

アトランタ、ジョージア(CNN) -- Susan Toddさんは、コーヒーを毎日煎れるのが好きだ。「4、5杯は、簡単に、楽しみながら飲めるわよ」と、ミシガン、クリントン・タウンシップの59歳の彼女は話してくれた。

しかし、定期的に摂っているカフェインを忘れると、気を付けなければならないと彼女は思っている。

「全身の虚脱感を感じるわ。決して傷つく訳じゃないけど」彼女は説明する。「ただ、やる気がおきないの。でも1杯のカフェインで治るのよ。」

北米の成人や子供達の80%-90%は毎日カフェインの入った製品を摂っていて、その一人がToddさんだ。専門家によれば、頭痛やカフェイン離脱症候群の他の症状を経験した人たちは半分ぐらいいるらしい。

毎日摂っているカフェインを減らしたり止める理由は数多くある。妊婦はカフェイン摂取量を一日200mg以下(354mlのコーヒー一杯)にするように専門家に言われている。パニック発作引き起こしやすい人や不安神経症の人はカフェインの入った製品は勧められていない。外科手術を受ける患者さんでも、術前に何も飲むな食べるなと指示されているので、手術当日、カフェイン離脱症候群の症状を経験する可能性もある。

メリーランド、ボルチモア、ジョンホプキンス大学の研究者は、数十年にわたるカフェインの研究をまとめ、5年前に、これをカフェインによる障害として認識した。彼らの結論は、カフェイン摂取が多ければ多いほど、カフェインを止めた時、より強いカフェイン離脱症候群の症状を引き起こす。

研究者の報告によると、カフェイン常習者は、カフェインの摂取を減らしたり止めたりできないから、自分たちはカフェインの中毒になっていると思っている。

ジョージア、アトランタ、エモリー大学、Yerkes National Primate Research Center、神経科学部門の部長、Michael Kuhar氏は、「中毒(Addicted)」という言葉より、「依存(Dependent)」という言葉を好んで使う。カフェインは薬物ではあるが、コカインやヘロインのレベルには達していないとKuhar氏は考えている。

Kuhar氏によると、カフェインには中程度の覚醒作用がある。「一杯のカフェインを摂れば、気分は良くなり活力に溢れる」と彼は言う。

コーヒーやコーラを飲まないで奇妙な感じになっても驚かないようにと、Kuhar氏は話す。彼によると、「頭痛、疲労感、眠気、注意力の欠如」などの訴えをする人がいる。まて、たった一杯のコーヒーを飛ばしただけで、風邪の症状、興奮、抑うつ、不安などの症状を経験したという報告もされている。

血管を拡張させる脳内のレセプターをカフェインがブロックすることで頭痛が生じるとKuhar氏は説明する。「離脱症状は、最後のカフェインを摂ってから12〜20時間で始まり、2日後にピークに達して、一週間ほど続く」と説明を加えた。

カフェイン離脱症状を引き起こすのはコーヒーだけではない。コーヒー一杯、177mlに約100mgのカフェインが含まれているけど、紅茶やコーラには40mg含まれていて、ミルクチョコレートのバーには10mg、ココアには約7mg含まれている。

これはどういう意味かと言えば、大人に限らず子供でも、生理的、個人的なカフェイン離脱症状を日々経験しているという可能性があると、Kuhar氏は話した。

カフェインを止めるか、摂取量を減らしたいと考えているなら、注意深くすることを勧めている。「先ずすべきことは、量の多さに対処することだ -- 基本的にゆっくりと摂取量を減らす」とKuhar氏は提案する。「段階的に簡単に行くっていう意味じゃないけど、薬物中毒よりは楽に行くに違いない。」

ジョンホプキンス大学の研究者もカフェインを止めるため段階的な方法を承認している。離脱症状の経験を減らすために、徐々にデカフェイン製品やノンカフェ製品に代えていくように患者に指示している。

Kuhar氏は、一日に半分から一杯分のカフェインの摂取を減らすことから始める提案をしている。

テクノロジー・コンサルタントのSkeet Spillane、42歳は、毎日三杯以上のカフェインを何年も続けてから、ステップダウン・プログラムを始めた。彼はカフェインを飲み過ぎていると感じたからだ。

Spillaneは、非常に強い頭痛を生じて、カフェイン離脱症状を自覚した。一日中、不機嫌だったと彼の妻は話した。

彼は今、代わりにお茶を飲み、時々一杯のコーヒーを飲む。振り返って考えると、離脱症状を克服するのに「しばらく苦しかった」ことを認めた。しかし、今では非常に気分がいいし、カフェインに依存していない自分に満足している。

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とまあ、ここまでがCNN.comの内容だ。

これで終わったらLife-LOGらしくないから、コーヒーに関する話題を付け加えておこう。

実は、ちょうどコーヒーに関するレビューがInternational Jouranal of Cancerの4月号に載っていたからだよ。

Coffee consumption and risk of colorectal cancer: A systematic review and meta-analysis of prospective cohort studies
コーヒー摂取量と大腸癌のリスク:体系的レビューと前向きコホート研究のメタ解析

この文献報告のニュースがReuters Healthに紹介してあったんだ。翻訳はしないけど、興味があればここをみて下さい。

文献のアブストラクトは訳しておこう。

今までに、いくつものケースコントロール研究から、コーヒー摂取量と大腸癌のリスクには負の相関が示されてきたけど、この関連性は、前向きコホート研究と一致していなかった。我々は、2008年の1月までに報告されたコーヒーの摂取量と大腸癌のリスクに関する前向きコホート研究を体系的にメタ解析をした。変量効果モデルを使用して、大腸癌の相対的危険度(RR)を、コーヒー摂取量の多いカテゴリーと少ないカテゴリーで比較した。我々は、12の有効なコホート研究を確認したけど、その中で、646,848名の参加者に5,403名の大腸癌のケースが含まれていた。コーヒー摂取量が多くても少なくても、メタ解析の結果からは、コーヒーの摂取が大腸癌リスクに明らかな影響を与えなかった(RR = 0.91; 95% CI:0.81-1.02)。米国の4つのコホート研究だけ考慮するとRRは0.93(95% CI:0.71-1.22)、ヨーロッパの5つのコホート研究だけならRRは0.91(95% CI:0.76-1.10)で、日本の3つのコホート研究でRRは 0.83(95% CI:0.62-1.10)だった。性別も発癌部位にも明らかな違いは認められなかったけど、僅かながら女性においてコーヒー摂取量と大腸癌のリスクに負の相関が示唆された(RR = 0.79; 95% CI:0.60-1.04)、特に日本人女性で認められた(RR = 0.62; 95% CI:0.37-1.05)。この示唆された負の相関は、喫煙、アルコール、フォローアップの短い研究で強調されていた。コーヒーの種類、量、それに煎れ方などの情報がわかれば、もう少しこの結果を理解することができて、大腸癌リスクに対するコーヒーの役割が分かるかもしれない。
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Reuters Healthの見出し(本文じゃないよ)では、コーヒーの摂取は大腸癌リスクに関係ないと言い切っているけど、日本人の女性では負の相関が示唆されている。情報が少ないから何とも言えないけど、少なくとも悪影響は無いだろうね。(今のところ)

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2009年1月13日 (火)

コーヒーで口腔ガンの予防になる?

0901coffee Newlogo Diet Blog(ダイエットブログ)に日本人の研究報告が久々に紹介された。

東北大学の公衆衛生学教室からの報告なんで、日本語の説明が読めるよ。彼らの研究は宮城県のコホート研究になるけど、興味がある人はここを読んでみたらいいだろう。

コーヒーを飲む量が多いほど口腔、咽頭、食道がんの発症リスクが低い

ここの説明で書かれているけど、「コーヒーの種類や入れ方などは尋ねていません」とあるので、色々と憶測が飛び交いますね。コーヒーの飲む頻度の変化も分からないし、コーヒーの温度も分からないしね。

まあ、このデータを見て、カフェインに予防効果があると思わないでよね。あくまでも「コーヒー」だ。

コーヒーで口腔ガンの予防になる?
Could Coffee Prevent Oral Cancer?

カフェイン中毒の人間には嬉しいにユース:日本の最近の研究により、少なくとも毎日一杯のコーヒーを飲めば、口腔内のガンの発症予防になるという結果が示された。

日本でコーヒーは、よく飲まれているし、男性には食道癌の数が多い。東北大学のToru Naganuma医師による研究の結果は、American Journal of Epidemiologyに掲載された。

REUTERはこの研究結果を伝えている:

40歳から64歳、ガンの既往の無かった38,000人の参加者を13年間追跡して、157名の口腔、咽頭、食道癌の発症を認めた。

Naganuma医師によりデータが解析されて、毎日一杯以上コーヒーを飲む人は、全くのまない人に較べると、ガンの発症が半分だった。

彼らも指摘しているけど、口腔ガンの危険性を低下させる他の因子も存在する - 禁煙とかアルコールの制限などである。

禁酒や禁煙は、発がんの危険性を低下させる因子としてよく知られているけど、コーヒーは、これらの因子による低リスクでも高リスクグループでも予防的な効果を示した。

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2008年12月29日 (月)

カフェインはエクササイズの助けになる?

CoffeeheartNewlogo 朝起きたら1杯、仕事前に1杯、走る前にも1杯、食事が済んだら1杯、仕事中にも1杯。朝起きてから仕事が終わるまでコーヒーを飲み続けている人間として、カフェインの身体への影響は気になる。

私は明らかにカフェイン中毒だろう。でも止める動機が見当たらない。飲み過ぎは身体によくないと思うけど、説得力のあるデータを見たことが無い。

今日のDiet Blog(ダイエットブログ)の記事を読むと、更にコーヒーがすすみそうだ。

ちょっと気になるのは出典先。広島大学の誰の研究だろう?質問してもレスポンスが無いよ(T_T)

カフェインはエクササイズの助けになる?
Does Caffeine Help Exercise?

多くの人が1日の始まりのちょっとした”景気づけ”をするために朝1杯のコーヒーを楽しんでいる。同様にエクササイズを楽しむ多くの人はジムに向かう前にスタバのコーヒー、もしくは、ダイエット・レッド・ブルを喉に流し込んでいるのも事実だ。そうすればちょっとした活力を得られるという事を問題にしてはいない。しかし、新しい研究によって、カフェインが全く異なるメカニズムによりワークアウトの助けになる報告がある。

広島大学の最近の研究に触れたMuscle & Bodyマガジンの記事によると、カフェインが、一酸化窒素(NO)レベルを活性化させるという報告がされていた。

若い男性に300mgのカフェインを摂取させたら、前腕の血管の拡張が生じることが見いだされ、その結果として、筋肉への血流が増加する。研究者によれば、これはNOの産生による結果である。

捨て去るようなこと?この研究が理にかなっているとしたら、ワークアウトの前にカフェイン入りの飲み物を飲むことで、スタミナや力を強くしてくれるだけじゃなく、筋肉への血液の循環もよくするのだろう、そして、筋肉の肥大を引き起こす(成長)。

そうではあるけど、異なる研究によって全く反対の結果が示されていることに触れることも重要である。実際、2006年の1月17日に報告されたJournal of the American College of Cardiologyの記事によれば、エクササイズの前に飲むカフェイン飲料によって心臓への血液供給が制限されている。ダイエット・マウンテン・デューのボトルを開ける前に考えるべき事はある。

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