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2020年3月

2020年3月12日 (木)

当院での新型コロナウイルス感染症対策 ver.2

当院でのコロナウイルス対策をお知らせします。当院の感染症対策は、日本環境感染学会が3月10日に公開した「新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(ver2.1)」に可能なかぎり準じ、隔離室を用意(空間分離)して対応することにしています。

まだ香川県に新型コロナウイルス感染症の事例はありませんが、当院では、熱発者(37.5℃以上)に加え、普通感冒患者さんに対しても新型コロナウイルス感染者と想定して対応することにしました。

熱発患者さんは、クリニック入り口の横に設置してあるインターホンを利用してください。職員が即座に隔離室に案内します。しかし、熱発患者さんの受け入れは、1人ずつになるため隔離室に人がいる場合、院外での待機になります。発熱が無くても、感冒症状の場合は、受付で即座に隔離室に案内することになります。隔離室に人がいる場合は、院外への移動をお願いすることになります。隔離室利用患者さんが退室されても10分間は換気時間を設けているため、即座の対応がでできません。体調が悪く受診されたにもかかわらず院外で待機していだくことになりますが、通院患者さんおよび職員への感染予防のためご了承いただきますようお願いいたします。

また今まで早期診断に利用していたインフルエンザ迅速キットを含め、溶連菌、マイコプラズマの迅速キットは、当院で実施しない方針にしました。鼻腔や咽頭ぬぐい液を摂取する検査法はエアロゾルを発生し、院内感染のリスクがあるためです(十分な防護手段を用意することができないからです)。インフルエンザを早期診断して早期治療することを今ままでは勧められていましたが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機にその方針が変わったことをご理解ください。

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2020年3月 4日 (水)

新型コロナウイルス感染症(COVID19)の蔓延早期に対する当院の対策

院長の田井です。新型コロナウイルス(SARS-CoV2)によるCOVID19発症例の中で、感染経路の分からない症例が増えている状況を鑑みれば、当院のような一般診療所に受診するリスクは日々高まっています。

医療機関内での感染事例も続いており対策が急務になっています。しかし、当院は築40年以上の古い建物のため対応に時間がかかっています。現在熱発患者さん専用の入り口と換気のよい隔離室を作る作業に入っています。準備が整うまで、発熱患者さんをクリニック内へご案内ができない状況です。院外に熱発患者待機場所を設けています。医療スタッフが外に出て診察をする青空診療での対応になっています。熱発患者さんは、院内のトイレの利用もできないため自宅でトイレを済ませてからお越しください。また事前に電話(087-866-7311)してくださると助かります。熱発患者さんの場合は、一般患者さんより優先して診察しますが、多大なご不便をおかけして申し訳ありません。非常事態のため何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

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