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2019年3月13日 (水)

「週末の寝だめ」でダイエット?

ライフログ・オーガナイザー:屋台ブルー

「睡眠不足で体重は増える」という説明を、私の書いた本「夜はちみつダイエット」 の中で説明しました。

じゃあ、その睡眠不足を 週末に寝だめすることで 解消できるかどうか、という疑問に答えた報告が、雑誌Current Biologyに載っていたので紹介しましょう。

非常に興味深い内容で、これを読むと、日頃からしっかり睡眠時間を確保しようと思いますね。

36名の健康なボランティアに2週間の睡眠実験に参加してもらいました。まず3日間9時間の睡眠を取ってもらってから、以下の3つのグループに別れます。

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9時間睡眠を1週間とり続けるコントロールグループ、5時間の短時間睡眠の睡眠不足グループ、そして、平日の短時間睡眠を週末で取り戻す、寝だめグループです。

最後の寝だめグループは、一般的に、多くの人が、こういう睡眠習慣をもっているので、いい検証実験だと思います。

この3つのグループは、食事からとる摂取カロリーの差は、統計学的に差は無かったという結果でした。しかし、体重増加に関してみれば、コントロールグループでは、統計的に差のある増加がみられなかったけど、睡眠不足グループと、寝だめグループでは、統計的に差のある増加がみられたという結論でした。

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食事から摂るカロリーに差が無いのに、どうして睡眠時間が短いと、体重が増えるのか? その原因は夕食後のスナック菓子の摂取にあったんです。生物学的な睡眠サイクル(午後10時頃から午前9時ぐらいのメラトニンと呼ばれるホルモンが分泌される時期)に食べると、同じ摂取カロリーでも、生物学的な日中サイクルに食べるより体重増加は進んでしまうんです。この実験は、24時間自由に食べ物が食べられる環境なので、睡眠不足グループと寝だめグループは、午後10時から午前9時までに夜食としてスナックを食べてしまっているんです。そして、太る。

しかし、この実験、問題はあります。コントロールグループは、9時間の睡眠を取っているにもかかわらず、統計的な差はないというものの2週間で1kgの体重増加傾向がみられます。被験者の数が8名という少ない数だったから、体重増加との関連性は示されないだけかもしれません。そして米国の人は、24時間自由に食べられる環境下に置かれると、2週間で1kgぐらい太ってしまう可能性があるんですね。なんか、怖いですね。

でも、はっきり言えることは、寝不足は太るってことと、寝だめして睡眠負債を週末取り戻そうとしても、週末の睡眠だけでは、体重増加を止められないというのは事実です。

ね、皆さん、ダイエットを成功させるために睡眠は重要です。しっかり私の本を読んで、いい睡眠を取りましょう(笑)

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