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2016年5月24日 (火)

グレープフルーツで食欲を抑える

文:屋台ブルー & ライフログ・オーガナイザー

皆さん、お久しぶりです。

昨年の総括で今年はブログを再開させると宣言してて記事が無い状態でした。

当院での食事療法外来も細々ではありながらコンスタントに患者さんが来るようになっています。ここのブログを見て地元の人が来るようになったので、これからもブログは続けていきます。

多忙な毎日のため以前のようにじっくりと腰を据えて記事を書くことができないのでその日に気になった話題を簡単に紹介していきます。

さっそく、グレープフルーツの話題ですが、食欲を減退させるという話があったので出典を探してみました。

Auton Neurosci. 2014 Oct;185:29-35. doi: 10.1016/j.autneu.2014.06.005. Epub 2014 Jun 25. Olfactory stimulatory with grapefruit and lavender oils change autonomic nerve activity and physiological function. Nagai K1, Niijima A2, Horii Y3, Shen J4, Tanida M5.

このレビュー記事にグレープフルーツで食欲減退の可能性の話が説明されていました。実はグレープフルーツを食べて食欲減退ではありません。グレープフルーツの「香り」がキーワードでした。

アブストラクトしか読んでいませんが、グレープフルーツのフレーバー(Grapefruit Oil:GFO)が嗅神経を刺激して、交感神経系を賦活化することで白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞、そして副腎と腎臓を活性化させるようです。逆に胃の迷走神経を抑えるということが、マウスとラットの実験から示されました。その結果、脂肪分解、熱産生、血圧上昇がみられ、食事摂取が抑えられるそうです。

しかし、あくまでも動物実験です。人で同じ事が言えるかどうか不明です。GFOの調整に視交叉上核とヒスタミンの関係性も示唆されていて、アレルギー薬を服用したらGFOの食欲減退がブロックされるかもしれませんね。

まあ、話半分ネタとして知っているといいでしょう。

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