食事の記録をつけると減量の助けになる
文:屋台ブルー & ライフログ・オーガナイザー
ちょっと昔にレコーディングダイエットが流行りました。私も「ライティングダイエット」を広めようとしたことがありました。
「食事の記録をつける」というアプローチは、今ではダイエットの基本です。記録をつけることで、自分のダイエットに向かう姿勢も認識できます。本当にダイエットに取り組むつもりなのかどうか気づきが生まれるんです。そして、毎日の食事の内容を事細かく記録する人ほどダイエットが上手くいくという報告があります。
Burke LE, Wang J, Sevick MA. Self-monitoring in weight loss: a systematic review of the literature. J Am Diet Assoc. 2011;111:92-102.
食事の記録をつけることは、毎日の食事量や摂取カロリーを知るだけでなく、どういう時にどんな食べ物を口にしているのか、今まで気がつかなかった食事パターンが見えてくることがあります。
食事の記録に必ず飲み物の記録も加える必要があります。摂取カロリーに含まれる飲み物の占める割合は意外に多いからです。欧米のデータによると、清涼飲料水{ソフトドリンク}なら1日の全摂取カロリーの5.4%、ミルクは4.5%、アルコールは3.7%を占めているという報告があります。
Huth PJ, Fulgoni VL, Keast DR, Park K, Auestad N. Major food sources of calories, added sugars, and saturated fat and their contribution to essential nutrient intakes in the US diet: data from the National Health and Nutrition Examination Survey (2003-2006). Nutr J. 2013;12:116.
自分の食事パターンが明らかになりダイエットに取り組むことで変化が見えれば減量の助けになります。
私の食事指導を受けている患者様はFacebookの秘密グループ「TMCダイエットサポート」で食事の写真をポストして頂いていますが、実はこういう理由からです。
今日はこれだけ。
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