ウィンターシーズンのランウェア
文:屋台ブルー <ライフログ・オーガナイザー>
久々のブログ更新!ここ1年かなり静かにしてました(笑)。しかし、これから年末まで少ない期間、個人的な話題で恐縮ですが、2013年の包括的な話をして来年の目標を語っていく。
ブログ読者なら知っての通り趣味はランニング。しかし、48歳の中年オヤジは、タイムを競う走りから遠ざかり始めていて、楽しみながら走るマラニック [(マラソン+ピクニック)の造語] に興味は移り、企画を立てて走る機会が多くなっている。
12月15日(日曜日)に「四国歴史街道を走るマラニックシリーズ」の1つ、一本杉で有名な 高知県北部のJR大杉駅をスタートして愛媛県の四国中央市、川之江八坂神社にゴールする土佐北街道(後半)マラニック2013を開催した。標高1000m の笹ヶ峰トレール(登山道)コースを含む42km の距離、土佐の殿様が参勤交代で通り、俗に殿様街道と呼ばれ、坂本龍馬も上京時に使った道を走ってきました。
その日は東日本を中心に各地で豪雪の被害が伝えられましたが、高知県は快晴、標高250mのJR大杉駅の午前8時の気温は4℃前後。確かに冷たい空気でしたが、風が無かったのでをさほど寒さを感じない走り始めでした。
寒い冬にどんな格好で走ればいいのか、ランニング初心者から受ける質問であり、実は私自身もいまだに迷うことが多い話題でもある。強い拘りがある訳ではないが、今回のマラニック参加時のスタイルを使って答えてみよう。
ランニングウェアの選択は、あくまでも穏やかな香川県の気候に合わせたものなので、どこにでも通じる話でないことも留意してもらいたい。
基本的に走り始めの気温でスタート時の着込み具合が変わってくる。四国で寒い朝といっても氷点下になることはあまりない。だいたい気温5℃を基準にしてアウターを1つ重ねるかどうか判断している。当然、風があるかどうかも加味する必要はある。
まず、ランニングウェアのブランドの話を先しておこう。私が好んで着ているウェアはTHE NORTH FACE、patagonia、mont・bell などトレールランニング(トレラン)用のウェアを扱っているアウトドアメーカーが多く、ナイキ、アディダス、ミズノなどスポーツメーカーのランナー用のウェアはあまり着ない。
ロード中心でトレランはしないのにどうしてウェアを着るのには理由がある。ランナー用のデザインが気に入らないだけでなく、天候の変化に対応するトレランウェアは、私の走り方にマッチしているからだ。
先ほど話したようにタイムを競う走りは減り、走っては止まり、止まっては走るといったマラニック走行が多くなっているので、山の天候の変化に似た状況を自ら作り出し身体は温まったり冷えたりを繰り返している。だからトレイル用の保温性と通気速乾性を兼ね備えたウェアがマッチするという案配だ。走り続けられないランニング初心者にも最適じゃないかと思う。
トレラン用のウェアは高価なものが多いが、mont・bell はトレイル業界のユニクロ的存在でリーズナブルなアイテムが手に入りやすいから1番持ってる数も多い。
今回のスタート時に着ていたウェアは、一日走り続けることが分かっていたので、mont・bell の速乾性アンダーウェア、ジオラインクールメッシュのVネックTシャツを一番下に着ていた。1、2時間のランで着る事はあまりないアンダーウェアですが、汗をかいて冷えやすくなるのは分かっていたので、腹冷え予防のために着込んだ。短いランでも腹冷えに弱ければアンダーウェアを着用することをお勧めする。
そして今のシーズンにピッタリだと思っているのがTHE NORTH FACEのロングスリープオーロラジップアップ、少し厚めのシャツだけど、裏地がウールなので一枚だけでも保温性は高い。気温5℃以上ならこれ一枚で走ることも多い。またフロントはジップアップになっているので開け閉めすることで温度調整がしやすいのも気に入っている。
今回は気温5℃を下回っていたんで、この上に mont・bell のライトシェルジャケットを羽織った。この ジャケットもお気に入りだ。撥水性、防風性、保温性、そして吸汗性も高く、しかも低価格。コストパフォーマンスが高いのがいいですね。ただ、胸ポケットが1つしかないので、サイドにもう1つポケットが欲しいところだ。コストや重量の問題で省かれているのかもしれませんね。
パンツは基本的にタイツが好みで、夏以外はタイツで走っている。保温性もいいし、疲労軽減のサポーターにもなっているからだ。mont・bellのサポーテックライトタイツを持っているけど、これは薄手なのでサポーター力は弱く春先や秋口のまだ暖かい頃に履いている。寒くなればやっぱりワコールのCW-Xだろう。厚手の生地は保温性が高くサポーター性能も高い。STABILYXモデルが私のお気に入りだ。
走り始めた頃はタイツだけで走っていた事もあったが、今はmont・bellのU.L.ウインドーショーツを重ね着している。このショーツは撥水加工されているのでちょっとした雨でも腰回りが濡れにくく保温性をアップしてくれる。できるだけ身体の中心部分を冷やさない工夫をしているつもりである。
走る時に重要な足元には意外に無頓着になっているけど、長距離を走る時は5本指ソックスを履く。しかし、5本指は100kmぐらいのウルトラレベルで効果があるが、40km~60km の距離だったらどんな靴下でもへっちゃらなんで拘りはない。この時も普通のセール品を履いていた。ただ、靴はmontrail のトレラン用を選んでいる。
そしていまだスタイルが決まらないのが帽子。温かいので個人的にニット帽が好きなんですが、走っていると目にかかってくるし陽射しも気になる。眼鏡をかけているのでサングラスは面倒くさいため、つば付きのキャップも外せない。そうなるとつば付きキャップとニット帽の組み合わせなんて話になり。そういう格好で今回も走った。周りからどう見られるか気になるところだ。
そして最後に手袋。今年の冬はスマホが iPhone5s になったため、去年まで使っていたスマホ対応手袋で指紋認識が使えなくなった。今シーズンからフリースの指の出るタイプに変更した。今のところフリースで防寒性に問題は無いけど、氷点下の気温でどうなることか。
どうだったでしょうか? 拘りのランニングスタイルを持っているあなた、自分の拘りのスタイルを是非教えてください。私もいまだに悩んでいるので教えて頂けると嬉しいですね。よろしくお願い致します。
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コメント
マラニックという造語があるのですね!知りませんでした。
マラソンと聞くと大変そうですが、ピクニックと思うと楽しそうですね。ウェアも色々と種類があるのですね。オシャレなウェアもたくさん出ているようなので、初心者は形から入っていくと興味がもてるかもしれません。実際少し興味が出てきました。来年の抱負にいれようかなぁ。
投稿: anmitsu | 2013年12月19日 (木) 12時39分
anmitsuさん、コメント有難うございます!仰るようにオシャレなウェアが増えてきました。普段着にしても違和感がないモノも多くなっているので、形からランニングの世界に入るのもいいでしょう。高松なら香西のイオンモール高松にモンベルショップがあります。実際に試着してみてください。
投稿: 屋台ブルー | 2013年12月19日 (木) 15時24分
本当にすごいです。子供の成長が楽しみですが、自分自身、何かに没頭したいですね。趣味を見つけないといけません。。。。
投稿: tommy | 2013年12月24日 (火) 12時43分
私は時間があれば登山をします。山のうえと下では気温が大きく異なるためウエアは重要です。拝読して、おしゃれなウエアを見つけて山へ向かいたくなりました。。。。雪の季節はだめですが…………。
投稿: まりおん | 2013年12月25日 (水) 18時06分
tommyさん、コメントありがとうございます。
確かに子供の成長は楽しみですよね。私も子供との時間を大切にしているつもりですが、結局子供達は親元から離れていくので自分の生きる意味を常に持っている必要があるんじゃないかと考えています。できるだけ周りに流されないように新しいチャレンジを続けていくつもりです。
投稿: 屋台ブルー | 2013年12月26日 (木) 11時32分
まりおんさん、コメントありがとうございます。
登山もランニングと同様にブームですよね。「山ガール」なんて呼ばれる若い女性が増えているのでウェアもカラフルでお洒落になっていると思います。登山でもランニングでも形から入っていくのも楽しいでしょうね。私はどちらかと言えば、最初はウェアに無頓着でしたが、走りのスタイルが定まってくると、それに合わせてアイテムが揃ってきました。紹介はしていませんが、Bluetoothヘッドフォンやバックパックの数はかなりありませすね。
投稿: 屋台ブルー | 2013年12月26日 (木) 12時50分
私も時々ランニングをするのですが、ランウェアなんていうものは持っておらず、高校時代のジャージを着用する始末…
またこちらでウェアのご紹介などいただけたらうれしいです!
投稿: | 2014年1月24日 (金) 14時48分