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2012年11月30日 (金)

オーガニック食品と通常生産食品の違いとは?

文:Ctom


Hi,there. It's been a long time. :D

急遽来年1月に自分のオフィスをオープンすることになってしまい、記事をアップすることも随分と遅くなってしまいました。年内は忙しくてなかなかアップできないかもしれませんが、今日はちょっとした記事をセレクト。タイトルに惹かれて選んだという感じですね。


オーガニック野菜や果物あるいはオーガニック食材を使った加工食品。海外の食品やサプリメントではオーガニックという言葉をよく目にしますし、日本でも少しずつ増えているんじゃないかという感じがしています。みなさんの認識はどうでしょうか?オーガニック食品あるいは食材のほうが栄養価が高く、吸収率がもよい。なんといっても農薬がない分健康的!と考えている方は僕を含めて多いのではないでしょうか?実際に、オーガニック食品の素晴らしさを謳っているドクターを数多く見かけます。

今回の記事は2部構成のうちのパート1。まだパート2が出されていないので、次回はそれを紹介しようと思っています。少し意外な話なのですが、こんな話もあるんだ程度に読んでみてください。全てがこの話に収まるわけではないですよ。


Nutritional Wellness より、Organic vs. Conventional Foods: The Stanford Study (Part 1)という記事です。

短い記事なので、さっくり行ってみましょう。

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Organic vs. Conventional Foods: The Stanford Study (Part 1)
By G. Douglas Andersen, DC, DACBSP, CCN


1990年当初のアメリカのオーガニック食品の販売は10億ドルから2010年では267億ドルにまで増大し、近年はより増加傾向にあります。2002年より、年間の売上が18億ドル増加しました。最近では、スタンフォード大学の研究チームが大量生産食品とオーガニック食品を比較再検討しました。この比較再調査は一人の意思の患者がどれほどオーガニック食品が健康なのか尋ねたことがキッカケになっています。

1945年医学研究で240の調査報告がありましたが、これらは著者選択基準の中で再調査されたものです。17の研究報告で国民がオーガニック、大量生産品、非オーガニック食品のそれらを消費しているか比較され、その他の223の研究調査で様々な因子(栄養素、細菌、真菌、殺虫剤)の含有量を様々な食品の種類もしくは分類(フルーツ、野菜、酪農(牛乳と卵)、穀物、肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)などをオーガニックもしくは非オーガニック)の中から比較調査されました。


結果


 オーガニックと大量生産食品間で健康寄与において目立った差異は研究調査上ありませんでした。

 オーガニックと大量生産食品間でビタミン含有に差異はありませんでした。

 ミネラルにおいては一つの例外を除いて差異はありませんでした-リンはオーガニックフルーツと野菜でより多く含まれていました。

 オーガニックと大量生産品のミルクのタンパク質、脂質の含有量に差異はありませんでした。

 オーガニックミルクにはオメガ3脂肪酸がより大量生産品より多く含まれていました(一部の著名な研究)。

 農薬のレベルは全ての食品でおおよそ許容範囲内に落ちていました(しかしながら、許容範囲の指標についてはいくつかの業界で議論されています)。

 23%のオーガニック製品は殺虫成分を産生しています。37%の大量生産品でも殺虫成分を産生しています(オーガニック製品より30%高い値になります)。

 2つの研究報告では、オーガニック食品に対して大量生産品を比較した際、子供たちには低い値の尿中残留農薬に注意させるよう伝えています。

 大量生産品とオーガニックの鶏肉、豚肉では細菌による汚染があります(どのように調理されたかによる)。

 21%のオーガニックの鶏肉と豚肉は3つ以上の抗生物質に抵抗性のある細菌がいました。45%の大量生産品の鶏肉と豚肉で同様に3つ以上の抗生物質に抵抗性のある細菌がいました(33%オーガニックのものより高値)


結論

この著者の再調査研究によれば、「この公開した文献ではオーガニック食品は特別栄養素が豊富というにはエビデンスが不足しています」と述べています。

コメント

これは感情的なトピックであり、それがまた感情的な反応を引き起こしました。注意してほしいのは、著者はオーガニック製品に特別栄養が豊富とは一切述べていないことです。もちろん、オーガニック食品には多大な費用がかかっており、これは大きな問題点になります。

この記事のパート2では主にこの研究と残留化学物質(殺ダニ剤、殺菌剤、防カビ剤、除草剤、殺虫剤、植物活性剤、土燻蒸剤)に焦点を当てて論述し、オーガニック食品に高いコストを払う価値があるのかどうか様々な方向から見ていきます。


                                 

先日、興味深い話を聞きました。
遺伝子組み換え食品、遺伝子組み換え大豆についてです。遺伝子組み換え食品の輸入は現在の日本では法律によって禁止されています。大豆においては、国産はほんの30%程度であって、多くは海外から輸入された大豆を使用しています。しかしながら、アメリカにおいてはアメリカで生産される大多数が遺伝子組み換え大豆であって、海外に輸出されています。

本当に遺伝子組み換えではないでしょうか?

遺伝子組み換え食品のメリットは農薬散布で死なないということです。非常に強い農薬、枯葉剤を用いたところで死なないのが遺伝子組み換え食品です。非常に手間のかからない食品でありながら、強い汚染を経て輸出されていることをもっと多くの人が知るべきでしょう。

オーガニック食品と農薬使用食品とで本当に違いがないでしょうか?

遺伝子組み換え食品を多く摂取することで、人においては生殖能力の退化が報告されています。
そう。不妊の一つの原因と言われています。


この問題は非常に多くのお金が絡んでいて、今後解決する見通しはなかなかないのですが、TPPによって日本も影響を受けていくのではないかと危惧するお話がありました。


オーガニックvs大量生産品。
この問題は今後どんどん進んでいくのではないでしょうか。

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コメント

遺伝子組み換え食品って害虫などに強いから農薬の使用量は少なくて済むと思っていましたが、そうではないのですね。びっくりです。そういうことを考えるとTPPについても、もっと真剣に考えないといけないと思いました。

投稿: ドキンチャン | 2012年12月 3日 (月) 11時53分

ドキンチャンさん。コメントありがとうございます。

遺伝子組み換えは厳しい話ですね。
輸入禁止は今後も続けてもらいたいのですが、アメリカやカナダなどから大量に輸入しているのは原材料をみればすぐにわかるのですが、TPPによって今後それが拡大して、国産大豆の値段が上がったり、アメリカ産が普通になってしまったら・・・国民の健康を守るよりも圧力や金銭をとってしまうのはとんでもないことだなと思います。

もっと政治は国民の健康を守るためにも働いてほしいなと思うばかりですね。と。ここまで言えば話は逸れてしまうかな(^_^;

投稿: Ctom | 2012年12月 3日 (月) 14時02分

この対決はとても深いですね。。。一般的な栄養素等はかわらなくても、農薬が体に良くないのは周知の事実ですし。
様々な視点から見て、いると面白い報告になりそうですね。

投稿: @K | 2012年12月 4日 (火) 17時30分

今はアメリカ産、日本産などはっきりとわかる体制になっているので選ぶ事が出来ますが、これからは選んで商品を購入するのは難しい時代になりそうで怖いです。消費税も上がったりすると、どうしても価格の安い製品に目がいくようになるのかもしれませんが、しっかり見極めることが必要ですね。

投稿: キノコ | 2012年12月 6日 (木) 12時27分

オーガニックと聞くとついついいいイメージを抱きますが、実際はどちらがどれだけいいのかわからないですね。オーガニックという言葉に飛びつかないようにしたいです。

投稿: anmitsu | 2012年12月 7日 (金) 12時26分

@Kさん。コメントありがとうございました。

おっしゃる通り、意外な視点として面白い部分があります。パート2はまだ出されていませんが、どんな話になるのかまた紹介したいと思います。

こういった視点も参考の一つかなと思っています。

投稿: Ctom | 2012年12月10日 (月) 08時57分

キノコさん。コメントありがとうございます。

ほとんどの人がこの不景気の状況下で生活費を削っていると思います。また、不景気の影響で野菜の消費不足なども言われている中で、将来の自分たちにとって正しい選択がとれるかどうかはわかりませんよね。おっしゃる通り、自分自身からまず見極めていきたいですね。

投稿: Ctom | 2012年12月10日 (月) 09時00分

anmitsuさん。コメントありがとうございます。

僕はオーガニック推奨派なんですが、こんな面白い報告もあるというくらいで参考の一つにお願いします。
ただ、農薬が悪いというのは周知の事実ですので、この記事も完全に信用できるかどうかは今後の様々な記事次第というところでしょうか。注目ですね。

投稿: Ctom | 2012年12月10日 (月) 09時01分

話を伺うとオーガニックの基準自体が曖昧な気がします。生産者が称えるオーガニックではなくて、どこか公的な機関が認定するオーガニックでなければ意味が無いと思います。現状のままでは大量生産品で充分です。

投稿: ojalman | 2012年12月19日 (水) 16時00分

遺伝子組み替え食品(高濃度農薬?)が不妊の原因になっているのは初耳でした…(^^;;
今後は少し注意したいものです。

投稿: kirichan | 2013年1月 7日 (月) 17時54分

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