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2012年5月28日 (月)

食事の内容より摂取時間の問題

文:Ctom


今回の記事はちょっとやっつけっぽい内容かもしれないけど、少し面白い話だったので紹介してみたいと思います。記事の最後にも人による追跡研究を行っているというので、興味深い話かなと思って載せます。


今回紹介する記事はNewScientistからWhen you eat beats what you eat in staying healthyという記事を紹介します。


タイトルを読んでもいまいちピンときませんが、健康維持のために何を摂るのか、いつとるのか。と解釈しました。

短い内容なので、コメントを載せながら、書いていきます。
では、いってみよう!

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When you eat beats what you eat in staying health


皆さんが普段気を付けている部分は“何を摂るのか”という部分でしょう。
また、それと同時に悪い食べ物も多く摂取している事が多いでしょう。そう。まるで“健康的な食べ物”が“不健康な食べ物”を摂ったことを帳消しにしてくれるような。そんな錯覚すら抱く方もいるかもしれません。


文中の冒頭にも

 -朝食には健康的なフルーツと穀物を摂るように心がけているでしょうが、夜には高脂肪のアイスクリームであったり、高カロリーな食物をとっているでしょう-

今回の記事は、マウスを用いた実験で、摂取するタイミングをコントロールした研究です。
記事の中の言葉は少しわかりずらかったので、簡単に説明すると、以下のような実験を行っています。


 2つの健康的な状態のマウスを用意しています。
 どちらのグループも同じ食べ物と同じカロリー、また同じ量の食事を与えています。

 そのうち1つのグループは量を減らしてあるものの、8時間餌場を開放して、いつでも食べに行ける状態を作ってあります。
 もう一方のグループは食事を摂取する時間をコントロールして、間食を摂らせないようにしてあります。

結果は次の通りです。


 食事の感覚を不規則にして、いつでも食事を摂ることができるグループは28%の体重増加と血糖値の増加。さらに、肝臓障害がみられました。

 一方で、もう一つのグループでは高脂肪食を摂っても体重増加がみられず、健康状態もよい状態を維持していました。

となっています。
食事を摂るタイミング次第で、体内の代謝系に問題をきたすという報告です。研究者のPandaは最後に次のようにコメントしています。


 -食事と食事の感覚を短くすることで、体内の代謝系は長時間働くことになり、常に栄養素の流入が起こることを示唆している。-


                           

最近は食べ歩きも多くなり、食習慣の問題はかなり深刻になっています。
また、就労時間の関わりや生活習慣の問題も大きいところでしょう。それらの習慣が将来の健康状態を悪くすることは明らかですが、改めてそれを感じさせてくれる研究でした。


結果、不定愁訴も数多くなってくることは容易に想像できるでしょう。
私たちの食事習慣は次のようなことを気を付けるべきだと僕は思っています。


1. 食事内容(摂取するもの、バランス)
2. 食事の時間(摂取間隔)
3. 食事の速さ(噛む回数)
4. 食事に集中する(しながら食いをしない)
5. 食事量(少なすぎず、多すぎず)


細かく言えば他にもありますが、1番から順番に重要性を書いてみました。最近きた方で、「常に倦怠感があり、腰と肩の重だるさ」を訴えていた方がいましたが、上記の点に注意してもらっただけで、大半の症状が消失しました。それだけ、食事の問題は不定愁訴を生じる原因なんだと思います。

また、この研究は現在ボランティアによる人の実験が行われているそうです。

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コメント

1日の食事を5回に分けて(当然1日3食時と同じカロリー)食べると満腹感が得られつつ、痩せられると聞いたことがあります。こういう研究は数多く為されているようですね。
何にせよ、食事の際に、記載されている5点を注意するようにしてみます。

投稿: kirichan | 2012年5月31日 (木) 08時30分

不規則な食事はダイレクトに身につきますし、やはり健康にも良くないですよね…僕も社会人になって食べるタイミングの大切さを痛感した一人です。最近は可能な限り19時までには夕食を食べるようにしてます。体型面で結構効果がみられているように感じます。

投稿: タケノコ | 2012年5月31日 (木) 14時36分

kirichanさん。コメントありがとうございます。

僕も体の代謝を変える際に、1日5回の食事摂取を2週間行う方法を存じています。すごく大きく変化が出るのですが、それは食事の内容を変えることで、代謝を変える手段というわけです。

食は色々なアプローチの方法があると思いますが、それぞれが重要だと思っています。食事の問題と心身の状態にあった変化を加えていきたいですね。

投稿: Ctom | 2012年6月 1日 (金) 11時43分

タケノコさん。コメントありがとうございます。

この記事も、これがベストな方法で、影響力が一番あるといったことではないので、他の因子と組み合わせていきたいですよね。(^^)

でも、少しずつ変化をつけていくことと、習慣の変化は非常に重要なことだと僕も思います。それに伴って結果が出ているのは大切ですね

投稿: Ctom | 2012年6月 1日 (金) 11時45分

量より時間ということですね。
営業マンには難しそうな気がします。。。
朝食を抜いた方が血糖値が上昇するという話も聞いたことがありますが、
要は決まった回数を決まった時間に食べることが重要なんですね。

投稿: @K | 2012年6月 8日 (金) 12時02分

ある研究で人間の体は常に食後高脂血症の状態にあると聞いた事があります。飽食の時代にあってはこのような事態は避けられない宿命にあるのでしょうか?少なくとも間食だけは控えた方が健康には良さそうですね。

投稿: yasupon | 2012年6月20日 (水) 14時24分

@Kさん。コメントありがとうございました

ですね。
多くの人の生活習慣では厳しい面があります。このレポートに沿えば、質より時間という話ですが・・・。

ただし、この実験では、「栄養吸収の問題」「食べ物のバランスの問題」といった面での考慮がありませんので、単純に摂取時間が影響を与えるとはいいかねる面が大きいです。

投稿: Ctom | 2012年6月21日 (木) 16時22分

yasuponさん。コメントありがとうございました。

そうですね。飽食+偏った食物の増加が原因の一助ではあると思います。ただし、間食に何を食べるのかによっても血中脂肪量や血糖値にも変化がありますので、一概にはこればかり指摘することはできないといえます。

しかしながら、基本はやはり3食にあるということでしょうか。

投稿: Ctom | 2012年6月21日 (木) 16時24分

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