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2011年7月15日 (金)

睡眠を取り巻く現状と「じゃあ、どうすれば?」(その2)

睡眠を取り巻く現状と「じゃあ、どうすれば?」(その2)
文:fumixie <fumixie@gmail.com>

"Getting A Good Night's Sleep"(05 Jul 2011) (written by Catharine Paddock, PhD) より。

睡眠は何時間必要か

健康状態を最高にするうえで必要な睡眠時間は専門家の間でも意見が分かれている。各自のニーズや年齢にだって左右されると言う人もいる。たとえばAmerican Academy of Sleep Medicineでは、成人には7時間から8時間必要だというし、National Sleep Foundationでは7時間から9時間だと言う。6時間で十分だという研究もあるが、9時間以上になると足りない場合と同様、健康に良くない。

米国ミネアポリスで開催されたSLEEP 2011で発表された研究がある。米国オハイオ州Cleveland Clinic Sleep Disorders Centerの神経学者Charles Bae博士らが、生活の質やうつ状態、一晩の平均睡眠時間などに関する10654人分のデータを調べたところ、生活の質の低下とうつ症状の増加という点では、睡眠時間が9時間以上の場合と6時間未満の場合はほぼ同じだった。子供や10代になると、睡眠時間は成人よりももっと必要になる。National Sleep Foundationによれば最低9時間は必要になる。

睡眠は、夜になると脳のスイッチが切れるだけ、という受動的なプロセスなどではけっしてない。しかし多くの人は、そこのところが分かっていない。睡眠というのは、脳だけではなく、全身が関わる能動的なプロセスなのだ。だから睡眠が不十分だと、糖尿病、心臓疾患、肥満、うつなどをはじめとする慢性疾患を引き起こす。それに交通事故や機械装置などでの事故の原因にもなる。US Centers for Disease Control and Prevention (CDC)は、「飲酒運転は危険だが防げる。居眠り運転もまったく同じだ」と警告している。


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