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2011年7月31日 (日)

喫煙に関する10の神話・・・の内の9個

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

WebMDを見ていたら、10 Persistent Myths About Smoking、つまり「喫煙に関してしつこくつきまとう10の神話」というタイトルの記事がありました。単刀直入な内容なので、ざっとまとめてみました。

神話その1「喫煙以外の生活習慣が健康的なら喫煙は帳消しになる」
「健康的な食事をとり運動しても、喫煙に関わる健康リスクは減らない。喫煙は体内のあらゆる臓器に悪影響を及ぼす。だから喫煙の影響が帳消しになるような完璧な生活スタイルを見つけようなどと考えるのはまったく夢物語だ」 (CDC Office on Smoking and Health の Ann M. Malarcher博士)

「1日にトラック1台分のビタミンを摂取しても、タバコの悪影響はなくならない。」
ウィスコンシン大学 Center for Tobacco Research and Intervention のディレクタで医学部教授マイケル・C・フィオーレ博士(Michael C. Fiore, MD)


神話その2「タバコをライトに替えればリスクは減る」
「マイルド」とか「ライト」という言葉が入った銘柄に切り替えても、タバコの煙をもっと深く吸い込んだり喫煙本数が増えるから、タールやニコチンが減ってもその分が相殺されてしまう。

「そういうタバコを吸っても、タバコの煙に含まれる死の化合物の摂取量は、結局は変わらない」(ウィスコンシン大学 Center for Tobacco Research and Intervention のディレクタで医学部教授マイケル・C・フィオーレ博士(Michael C. Fiore, MD)


神話その3「相当長いこと吸ってるから、ダメージはもう受けてる」
タバコが原因のダメージは蓄積していくものだから、喫煙期間が長くなるほど健康リスクも高まる。

しかし何才であろうと、禁煙すれば健康上のメリットはある。

「70歳でも、禁煙すれば健康状態は改善する」(米国肺協会(American Lung Association )のchief medical officer ノーマン・H・エイデルマン博士(Norman H. Edelman, MD))

「ひと月もかからずに深い呼吸ができるような気になる。それは実際そうなるからだ。そして一年も経たずに心臓麻痺のリスクが半減する」(ウィスコンシン大学 Center for Tobacco Research and Intervention のディレクタで医学部教授マイケル・C・フィオーレ博士(Michael C. Fiore, MD)

米国癌協会によれば、35歳以前に禁煙すれば、喫煙による健康障害リスクの9割は防げる。


神話その4「禁煙しようと頑張るのはストレスになる。それって、不健康だ」
いかにも、タバコをやめるのはストレスになる。しかし、そのストレスに、長期的に見て否定的な作用があるという証拠はまったく無い。

事実、禁煙すれば、それまでと違って、食事の質が改善し、運動量が増え、自分の事をもっと大切に考えるようになる。

「禁煙すると精神状態が向上する」(ウィスコンシン大学 Center for Tobacco Research and Intervention のディレクタで医学部教授マイケル・C・フィオーレ博士(Michael C. Fiore, MD)


神話その5「禁煙すると体重が増える。それって喫煙と同じくらい不健康だ」
禁煙すると平均で14ポンド体重が増える(CDC Office on Smoking and Health の Ann M. Malarcher博士)

しかし体重が増えた分でもたらされるリスクは、「喫煙を続けるリスクに比べれば極々わずかだ」(ウィスコンシン大学 Center for Tobacco Research and Intervention のディレクタで医学部教授マイケル・C・フィオーレ博士(Michael C. Fiore, MD)


神話その6「ピタッとやめるしか手はない」
一気に禁煙してしまうのが最高だし、タバコを吸いたいという欲求を抑えるには、意志の力に頼るしか手が無い、と考える喫煙者もいる。たしかに、そう言えなくもない。

しかしカウンセリングや禁煙を支援する薬を利用すれば、禁煙は成功しやすくなる。カウンセリングを受ければ成功率は6割上昇するし、薬を併用すれば成功率は倍増する。(CDC Office on Smoking and Health の Ann M. Malarcher博士)


神話その8「喫煙本数を減らせば十分」
「それは効果的な戦略とは言えない。本数を減らしても深く吸い込むし、1本のタバコを手元近くギリギリまで吸うようになる。だから本数を減らしても、吸い込む毒物の量は変わらない」(CDC Office on Smoking and Health の Ann M. Malarcher博士)

神話その9「禁煙の被害者は自分だけだ」
タバコの煙は周囲の人たちにも害を与える。米国肺協会の推計によれば、米国では、副流煙による死者は年に5万人。

タバコの煙が充満している店で働いている従業員は、8時間勤務だと、1日1箱吸う喫煙者と同量の毒物を吸い込んでいる。(ウィスコンシン大学 Center for Tobacco Research and Intervention のディレクタで医学部教授マイケル・C・フィオーレ博士(Michael C. Fiore, MD)


神話その10「1度は禁煙しようとしたけど失敗した。だから何度やっても無駄」
大抵は何度かトライしないと、禁煙は成功しない。だから以前失敗したからといって、それを禁煙しない言い訳にしてはならない。

最初の1、2回は練習だ。勝負はそれからだ。トライしつづけなくちゃ!(米国肺協会(American Lung Association)のchief medical officer ノーマン・H・エイデルマン博士(Norman H. Edelman, MD))

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コメント

煙草は吸ったことないですね。
ランナーとして肺にダメージは与えたくないですから!
値上げで金銭的負担も大きいですし、あまり吸うメリットが感じられないです。吸ったことのない人間の感覚ですが…。

投稿: | 2011年8月 8日 (月) 08時44分

コメントありがとうございます。

「あまり吸うメリットが感じられない」というのは、まさにその通りだと私も感じます。「百害あって一利無し」とはタバコのためにあるような言葉ですよね。

私は、禁煙直前は一日3箱以上吸っていましたから、タバコ代はかなりのものでした。

投稿: fumixie | 2011年8月 8日 (月) 21時48分

昨年10月にやめたはずの煙。ダメですね。ガムやパッチとかもあるらしいけれど、そんなもじゃとてもと思っています。

投稿: 横田 | 2011年8月19日 (金) 12時26分

横田さん、コメントありがとうございます。

禁煙成功の秘訣は「間をおかずに何度でもトライすること」らしいですよ!いろいろな方法を試していくと、自分に合った方法が見つかるかもしれませんね。

投稿: fumixie | 2011年8月19日 (金) 19時59分

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