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2011年5月20日 (金)

ビタミンDと減量:関係あるの?

SunshineNewlogo文:屋台ブルー <ライフログオーガナイザー>

皆さん、お久しぶりです。またまた更新が途絶えてしまいましたが、コメントして下さった皆さん、ありがとうございます。

「継続こそ力なり」を実感しているのに実行がなかなかできない屋台ブルーです。

言い訳をするなら、息子が3月1日に生まれて、生活がてんやわんやになっているからかな。2歳の娘もいて、子供の教育に興味津々の「育メン」もやっていて時間が取られています。

さて、自分の事はこのくらいにして、久しぶりにDiet Blogの記事を紹介しよう。

私が注目している「睡眠」と「ビタミンD」の1つ、ビタミンDに関する話題が3月に紹介されていた。この話題を今更ながら紹介しようと思ったのは、先日、雑誌J Clin Endocrinol MetabにビタミンDの新しい知見が紹介されていたから。

「  Vitamin D Status, Adiposity, and Lipids in Black American and Caucasian Children[米国の黒人と白人の子供達におけるビタミンDレベル, 肥満度, そして血中脂質レベル]

以前ライフログで紹介した「 ビタミンD不足で子供達は太る」とよく似た結果が示されているが、これらと併せて今日の記事を読めば、肥満管理においてビタミンDの重要性が見えてくる。

肥満治療が上手く行かない理由の1つがビタミンD欠乏かもしれない。まだ因果関係がわからないので早急に調べてもらいたいね。今後の研究報告から目が離せないってところだろう。

昨今のビタミンD研究の盛り上がりの中、日本国内ではビタミンD欠乏を調べる血液検査が保険適応になっていない(T_T)

ビタミンD欠乏は、あまり重要な疾患として捉えられていないからだろうか。「 ビタミンD不足で子供達は太る」の記事で言及しているけど、日本の高齢者でもビタミンD不足のまん延が示唆されている。

今日の記事で少し触れているけど、ビタミンD値は個人差が大きい。肌のタイプ、住んでいる場所、野外での活動性、体格など影響を与える因子が多岐にわたるため、病歴を聞いて欠乏症かどうか判断するのは難しい。やはり血液検査でビタミンDを測定することが望まれるよね。しかし、保険適応になっているのは活性型の「1,25(OH)2D3」のみ。これじゃあ欠乏症の判定はできないね。

ビタミンDの欠乏を判断するための「25(OH)D3」の測定は自費になってしまう。技術料を込みにして1検体8000円ぐらいかかるだろう。実は自分の検査を今朝提出したところだ(^_^;) これまでは副甲状腺ホルモン(PTH)を調べる事で間接的にビタミンD欠乏を評価していたが、どのくらい不足しているのか、足りていてもどの位余裕があるのか判断できないですからね。

結果が分かったら25(OH)D3を測定する意味と結果をここで説明しよう。

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ビタミンDと減量:関係あるの?
Vitamin D and Weight Loss: Are They Connected?

ミネソタ大学の最近の研究によると、ビタミンDの値は減量の可能性を示唆できる因子の1つになりえるかもしれない。

研究主任であるShalamar Sibley医師によれば、不十分なビタミンD値で減量を始めたら、カロリー制限をして減量する妨げや遅延の可能性があるらしい。

研究の詳細
・小規模、観察研究で、38名の被験者
・ビタミンDの値がベースラインで高ければ、特に内臓脂肪の減少を予測できた
・ビタミンD欠乏が肥満を引き起こすのか、肥満がビタミンD欠乏を引き起こすのか解らないので、更なる研究が必要。「しかし」ビタミンD値が不十分なら、ビタミンDを補充して正常レベルを維持することで、実際、減量を成功させるチャンスは高まるかもしれない。 情報ソース

ビタミンD欠乏の広がり
雑誌Archives of Internal Medicineの記事によると、全米の10代から成人の75%はビタミンD欠乏に陥っている。この報告の結論は;

現在のビタミンDサプリメントの推奨量は、増え続けるビタミンD欠乏症のまん延に対処するには不十分である。

ビタミンD不足に陥ることで、糖尿病、耐糖能異常、高血圧症、心血管障害、ある種の癌(乳癌や前立腺癌)の予防や治療に重要な役割を担っていることが示唆されるようになっている。

ビタミンDの供給源
ビタミンDを含む食材は極端に少ないけど、脂肪分の多い魚、特にサケ、サバ、ニシン、マグロなんかは良い選択枝になるだろう。チーズや卵の黄身にも少量含まれている。さらに、ビタミンD強化食材もある、例えば、ミルクや朝食用のシリアル、マーガリン、ヨーグルト、そしてパン等だ。

ビタミンD供給源に関する情報が欲しければ、 USDA栄養素データベースを見るといいだろう。

日光浴はどうなの?
最近皮膚がんに関する話題が多く、数多くの人はできるかぎり太陽光線を避けている。

ビタミンDを身体に蓄えるため、研究者はいくつかの提案をしている。
・5分から30分間の日光浴、少なくとも週に2回
・午前11時から午後3時まで
・サンスクリーンを使わないで、顔、腕、足や背中に浴びる
・日光浴の時間は、肌のタイプ、季節、そして日中の時間帯などで変化する

もしほとんどの時間を室内で過ごしていたり、太陽光を浴びることを嫌がっているのなら、ビタミンDの豊富な食材を食事に取り入れる必要がある。もしくは、ビタミンDサプリメントを摂ることをかかりつけ医と相談する必要があるだろう。

ビタミンDサプリメント
Sibley医師は、ビタミンD欠乏であったり疑われる人にはサプリメントを勧めている。

成人なら、1,000~2,000IU(国際単位)のサプリメントをとり続けるのが妥当だろう... ビタミンDの値が不十分な人なら、高容量のビタミンDを短時間で補充して適正レベルに持って行く必要もあるだろう。

Image source:  dynamix

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コメント

日焼けを気にしながらもゴルフに出掛ける、海洋汚染を気にしながらも青魚が好き、こんな私はビタミンD欠乏症とは無縁でしょうか?肥満との関連性が明らかになれば一度血液検査をしてもいいと思っています。

投稿: ojalman | 2011年5月23日 (月) 14時28分

最近健康診断で脂肪肝と言われ、体重もだいぶ増えました。今回の話題で肥満と関係がありそうですので、ビタミンDに対しての情報を今後も期待しています。

投稿: ディープ | 2011年5月24日 (火) 11時37分

ojalmanさん、ディープさん、コメントありがとうございます。
これからもビタミンDに注目していくのでご期待ください。

投稿: 屋台ブルー | 2011年5月25日 (水) 11時23分

お久しぶりのコメント、お待ち申し上げておりました。まずは息子さんのお誕生、おめでとうございます。私も3人の子を持つ”育メン”ですが、毎日の食生活についてはかなり無頓着です。今年に入ってダイエットに取り組んでおりますが、1日2食という常識外れな取り組みで、半年で8kgのダイエットに成功しました。でもこんな私はきっとビタミンD不足に陥っている事でしょう・・・。リバウンド予防のためにも早急にビタミンDを補充する必要性がありそうです。

投稿: yasupon | 2011年5月26日 (木) 16時44分

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