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2011年4月 3日 (日)

睡眠の不足+ストレス=太る?!

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

「体重を減らしたければ、適度な時間の睡眠をとりストレスを減すべきだ。仕事を減らし、早く寝る必要がある人もいれば、運動すればストレスが減って眠りやすくなる人もいるだろう。人によっては瞑想などのテクニックも役に立つだろう」
Charles Elder M.D., M.P.H. (Kaiser Permanente Center for Health Research)

Kaiser Permanente の新しい研究を伝える "Moderate Sleep And Less Stress May Help With Weight Loss" (29 Mar 2011) という記事によると、体重を落としやすくしたければ、ストレスを減らし、6時間以上8時間以下の睡眠をとるのがいいらしいです。

この 研究International Journal of Obesity誌発表 されました。

500名ほどの被験者が参加したこの研究で、睡眠時間、ストレスやうつの程度、テレビやコンピュータの使用時間と体重の減り方の相関関係が調べられました。これまでに行われたいくつかの研究では、こういった因子と肥満には関係があることがわかっていますが、これらの因子が体重の減少を予測するかどうかを調べた研究はほとんどないそうです。

「体重を減らしたければ、適度な時間の睡眠をとりストレスを減すべきだ。仕事を減らし、早く寝る必要がある人もいれば、運動すればストレスが減って眠りやすくなる人もいるだろう。人によっては瞑想などのテクニックも役に立つだろう」と、論文の主著者で米国オレゴン州ポートランドの Kaiser Permanente Center for Health Research の研究者 チャールズ・エルダー (Charles Elder) M.D., M.P.H. は語っています。

この研究は2つのフェーズに分かれています。最初のフェーズでは、被験者は半年で10ポンド(約4.5kg)の減量を指示されました。それがうまくいったら、1年にわたる2番目のフェーズに移行します。このフェーズでは従来からある体重維持手法に対して指圧を追加して調査されました。第1フェーズでは、被験者は全員週1回の打ち合わせに臨みました。そこでは全員の体重を計測し、摂取カロリーを1日500カロリー減らすよう助言を受けました。そして低脂肪低糖分食とたっぷりの果物と野菜の摂取を実践し、身体活動を週に180分まで増やし、日々の食事を記録しました。それによると、食事の記録を続けていて、打ち合わせの出席回数が多い人ほど、このフェーズで体重が減る確率が高かったそうです。

また被験者は不眠とストレス、うつの程度、そして睡眠時間とテレビの視聴時間またはコンピュータの使用時間も記録するよう言われていした。その結果、睡眠時間とストレスの程度が体重減少の優れた指標になることがわかしました。しかしうつの程度とコンピュータの使用時間は無関係でした。ストレスがもっとも少なく、睡眠時間が6時間以上8時間以下の被験者は体重が少なくとも10ポンド減る確率がもっとも高く、事実そのグループの4分の3近くは第2フェーズに移行しました。これは、ストレスがもっとも強く睡眠時間が6時間以下だと報告した人で減量に成功する割合の2倍だったそうです。International Journal of Obesity誌 に発表された 論文 の "Results:" によると、最初のフェーズでは、体重が平均で 6.3kg 減少し、被験者の60% は最低でも 4.5kg 減ったのだそうです。

この研究はまだ「現在進行形」のようですが、睡眠時間とともにストレスの程度も体重の増減の影響を与えるとすれば、心が身体に与える影響はやはり侮れませんね。それに興味深いのは、睡眠時間は不足ばかりではなく、寝すぎるのも太る原因だということが示唆されている点ですね。「過ぎたるは及ばざるが如し」とはこのことですね。

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コメント

平日は5時間以下、週末は10時間以上の睡眠を続けてしまっています。
どうりで太るわけですね。

夜、ついついテレビを見てしまうのはやめないといけませんね。

投稿: パン子 | 2011年4月 5日 (火) 09時49分

パン子さん、コメントいただき、ありがとうございます。

平日の睡眠時間が5時間以下で、昼間眠くないですか?というか、「続けてしまっている」ということは、「何とかなってしまっている」ということなのでしょうか。

投稿: fumixie | 2011年4月 5日 (火) 21時52分

「何とかなってしまっている」んです。
確かに昼ごはんの後などは強烈に眠くなりますし、夜11時過ぎたらフラフラですが、お昼はコーヒーで、夜はお風呂でひと眠り(危ないですが)でなんとかなっています。

体に悪いですよね・・

投稿: パン子 | 2011年4月 7日 (木) 09時33分

パン子さん、コメントいただき、ありがとうございます。

「昼ごはんの後などは強烈に眠く」なるというのは、実感としてよくわかります。昔はひと月残業100時間なんて生活してましたから、寝る時間がどうしても不足します。おまけに当時は酒+タバコ(一日最低3箱)でした。

でも、医療と薬のお世話になる前に、ライフスタイルを調整する方がずっと楽だし、誰にも気兼ねがいらないし、安上がり。メリットは多いですよ (^^)/

投稿: fumixie | 2011年4月 7日 (木) 23時18分


私も強烈に昼食後に眠くなります。食事自体が体にストレスを与えているように感じま
す。もっと野菜をおく取るとか内容をみなをさないといけないとも思います。睡眠は6時
間以上取るようにしたいと思います。

投稿: のの | 2011年4月 8日 (金) 15時17分

ののさん、コメントいただき、ありがとうございます。

やはりそうですよね。午後2時あたりになると、もう眠くてしかたがなく、まるっきり仕事にならなかったことが、何度となくありました。あの眠気に打ち勝つのは、ある意味至難の技です。仕様書を書いているうちはまだいいのですが、プログラムコードを書く段階になると...f(^^)

やはり栄養バランスのとれた「腹八分」の食事と十分な睡眠が鍵ですね。

投稿: fumixie | 2011年4月 8日 (金) 23時13分

昔の話ですが皆さんのコメントを拝見してましたら、バスケットの神様マイケルジョーダンの話を思い出しました!彼は練習後に15分の昼寝を日課にしていたそうです。その後練習をするにも、試合をするにも確実にポテンシャルは上がるそうですね。15〜20分ぐらいが最適とか!?

投稿: fun | 2011年4月23日 (土) 15時04分

funさん、コメントいただき、ありがとうございます。

昼寝はやはり効用があるんですね。サラリーマン時代に昼寝の効用をもっと認識していれば、もう少しまともなドキュメントが書けただろうに、と思うことしきりです。でも効果的な時間がどれくらいかは、見極めが難しそうですよね。個人差もありそうだし。

投稿: fumixie | 2011年4月23日 (土) 21時34分

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