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2010年11月

2010年11月30日 (火)

過敏性腸症候群にメラトニンが有効?

年では、"過敏性腸症候群"という呼び名もずいぶんと聞きなれており、その罹患者が多くなっていることがわかります。学生の頃、クラスに数人はテストの日やスピーチをしなくてはいけない日におなかの調子が悪い人がいませんでしたか?夜更かしをし、緊張する場面に出くわしたならば、朝から"腹痛"や"下痢"などの症状におかされてしまうことでしょう。

過敏性腸症候群は難治性の病態として有名なもので、様々な投薬が行われています。しかし、現代社会に生きるものとしてこの病態を招いている生活習慣の人は数多くいるのではないだろうか。完治とまではいかなくても、今回の記事が改善のヒントになるのではないかと思います。

今回の記事はちょっと調べ物をしている中で見たもの。今後の研究課題として提唱しているものだけど、内容としては興味深いものです。引用元はMelatonin and Irritable Bowel SyndromeDynamic Chiropractic – March 12, 2006, Vol. 24, Issue 06となっています。

では、いってみよう。


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2010年11月28日 (日)

受動喫煙に関するWHOの研究

"foodconsumer.org"ロイターUSA Todayガーディアンをはじめ、Google Newsによると900近いメディアで取り上げている話題が「受動喫煙が原因で、毎年60万人が死亡している」というWHOの研究結果。

ロイターでは「世界中の死亡者のうち、およそ100人に1人は受動喫煙が原因である」という書き出し。そして「世界保健機構(WHO)の調査によると、世界で毎年、推計60万人が受動喫煙によって命を奪われている」として、次のように報じている。


受動喫煙が与える世界的な影響を評価する初めての研究で、他のどの年齢層よりもひどく受動喫煙にさらされるのは子どもたちである。そして毎年約16万5千人が受動喫煙が原因で死亡していることを、WHOの専門家らが見出した。

WHOのAnnette Pruss-Ustun率いる研究チームによる論文には「そのうち3分の2はアフリカと南アジアで発生している」と書かれている。

子どもたちが受動喫煙にさらされるのは主に家庭内なので、伝染性の疾患とタバコというダブルパンチは、「この地域の子供たちにとっては致命的な組み合わせなのだ」と研究者らは言う。

Lancet誌に発表されたこの研究に関して、南カリフォルニア大学の Heather Wipfli と Jonathan Sametnd は、政策立案者には、家庭内での喫煙をやめるよう家族に働きかける努力が求められるとして、

「喫煙しない家庭が当たり前になりつつある国もあるが、広く浸透するにはまだほど遠い」とコメントしている。

WHOの研究者らはこの研究で192ヶ国から得られたデータを調査した。192カ国すべてから包括的なデータを集めるためには、2004年までさかのぼる必要があった。そして研究者らは数学モデルを使って、死亡者数と、死亡することによって失われた寿命を推定した。

世界的に見れば、2004年には、子どもの40パーセント、非喫煙男性の33パーセント、および非喫煙女性の35パーセントが受動喫煙にさらされていたことがわかった。

そして心臓疾患が原因で死亡した379000人、下気道感染症で死亡した165000人、ぜんそくで死亡した36900人、および肺ガンで死亡した21400人はこの受動喫煙が原因であると推測された。

喫煙がおよぼすすべての影響を知るには、タバコの能動喫煙を原因とする死亡者数年間510万人にこの死亡者数を加えなければならない、と研究者らは言う。

受動喫煙による子どもの死亡については、低中所得国になるほど歪曲されていたが、成人は所得額に関わらずどの国でも受動喫煙による死亡が確認された。

ヨーロッパの高所得国では、成人の死亡者数35388人に対して子どもの死亡者数はわずか71人だったが、評価対象になっているアフリカの国々では、受動喫煙による死亡者数は、子どもでは推定43375人に対して成人では9514人だった。

Pruss-UstunはWHOの"Framework Convention on Tobacco Control(たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約)"を施行するよう関係国に要請した。この条約では特にタバコ税の増税、パッケージの簡素化、および広告の禁止が謳われている。

「政策立案者は、完全な禁煙法を施行すれば、おそらく実施後1年以内に受動喫煙が原因の死亡者数が大幅に減るし、同時に社会制度や保健制度における医療費も減少するということを肝に銘じておくべきだ」とPruss-Ustunは言う。

現在、包括的な禁煙法のもとで生活しているのは世界中でわずか7.4パーセント。しかもそのような法律は必ずしも確実に実施されているわけではない。

禁煙ルールが守られているところでは、バーやレストランなどリスクの高い場所で受動喫煙にさらされる可能性は90パーセントほど減らせるが、一般には60パーセントほどだと研究者らは言う。

このような法律があれば喫煙者が吸うタバコの本数も減らせるし、ひいては禁煙にチャレンジして成功する割合も高まることが研究から明らかになっている。

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

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2010年11月27日 (土)

アルファ・カロテンと長生きの関係

The New York Times に載った "Good Things Come in Orange" (November 26, 2010) という記事によると、血液中にアルファ・カロテンがたくさんある方が長生きで、心臓病やガンで死ぬ危険が低下するそうです。

アルファ・カロテンはニンジン、冬かぼちゃ、オレンジ、タンジェリンなどに含まれているそうですが、この物質の血中濃度が高い人の方が、わずかな人、あるいは血中にまったくない人よりも長生きで心臓病やガンで死ぬ可能性が下がるそうです。

"the Archives of Internal Medicine"のNov.22号(オンライン版)に発表されたこの研究は、因果関係を証明したわけではなく関連があることを示しただけのようです。

この研究を行ったCenters for Disease Control and Preventionの研究者らは、1988年から1994年にかけて実施されたthe third National Health and Nutrition Examination Surveyという追跡調査に参加した成人の被験者15000人以上から血液サンプルを採集して、血液中のアルファ・カロテン濃度を分析しました。

2006年までに3810名が亡くなりましたが、アルファ・カロテン濃度がもっとも高い被験者は、年齢やBMI値、喫煙などの要因を考慮しても、生き延びる可能性が高かったそうです。もう少し詳しく言うと、この抗酸化物質の濃度がもっとも高い人の死亡する可能性は、最低の人よりも40パーセントほど低かったし、中程度の濃度でも最低濃度の人より死亡する可能性は27パーセント低かったそうです。

C.D.C.の疫学者でこの調査の中心となったDr. Chaoyang Liによると、「さらなる研究が必要だ」としながらも、この結果は「きわめて劇的」なのだそうです。アルファ・カロテンは、いろいろな側面から健全なライフスタイルを表す指標にすぎないが、実験ではガン細胞の成長を抑止することがこの研究でわかったそうです。

ニンジンやカボチャはいいとして、タンジェリンとはどういうものでしょう。wikipediaによると、どうやらマンダリンオレンジと同種の果物らしいです。

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

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2010年11月20日 (土)

タバコ、排気ガス、フライドポテトが高めるアルツハイマー病のリスクとカレー、ワイン、リンゴ連合軍

"Chemicals In Cigarette Smoke, Auto Exhaust And French Fries Accelerate The Development Of Alzheimer's Disease" (18 Nov 2010)という記事によると、タバコや車の排気ガス、それにフライドポテトに含まれる化学物質が、アルツハイマー病など神経疾患発症の可能性を高めるのだそうです。

なんとなれば


タイプ2のアルケン類と呼ばれる一群の化学物質は、吸い込んだ煙草の煙や車の排気ガス、それにフライドポテトにさえ含まれているが、この物質にさらされることよって、アルツハイマー病をはじめ、パーキンソン病など神経学的疾患を発症する可能性が増大するという証拠が増えている。

「思考プロセスと記憶の欠如がアルツハイマー病に伴って現れるのは、脳内にある神経末端の機能がきわめて早期に消失するためらしい」と言うのは、アルバート・アインシュタイン医科大学モンテフィオーレ医療センターの麻酔学科の研究責任者Richard M. LoPachin, Ph.D.,。

「2年前に、タイプ2のアルケン類(たとえばアクリルアミドやアクロレイン)が動物の脳内の神経末端に損傷を与える仕組みについて、ピアレビューした論文を発表したが、それ以降、科学界では関心が着実に高まっている。たとえばここ半年だけでも、神経科学系の専門誌には半ダース以上の論文が発表され、アルツハイマー病患者の脳には、アクロレインをはじめとするタイプ2のアルケン類が過剰だということが実証された」とLoPachin博士は言う。

LoPachin博士によると、このように過剰だということは、こういう毒性の強い化学物質が当該疾患の発症過程で神経末端内でも生成されており、おそらくそのためにアルツハイマー病が発症するのだ。喫煙や食事、その他環境要因によってこのような化学物質にさらされる他に、こうして体内でタイプ2のアルケン類が生成されるため、それが原因となって完璧な神経学的乱れが引き起こされる。身体の内外からタイプ2アルケン類が脳の神経末端を攻撃するため、その力は倍加される。

「こうして神経末端がダブルで中毒になることから得た結論は、日常の環境で神経毒性のあるタイプ2アルケン類にさらされると、アルツハイマー病の発症率が増加する可能性があるということだ」と同博士は語る。

タイプ2アルケン類がアルツハイマー病など神経学的疾患に果たす役割を示す証拠が増加していることから、 Dr. LoPachin博士らとIona College 化学科Terrence Gavin博士は、カレーのスパイス(クルクミン)、ワイン(レスベラトロール)、リンゴの皮(フロレチン)に含まれる化合物に由来する有望な解毒剤を発見した。

Journal of Neurochemistry誌に最近発表されたこの研究(タイトルは「β-Dicarbonyl Enolates: A New Class of Neuroprotectants」)では、2-ACPと呼ばれる化合物がタイプ2アルケン類をしっかり掴んでその毒性を中和することにより、培養されている神経細胞をアクロレインが引き起こす損傷から完全に保護することが明らかになった。よって2-ACPはアルツハイマー病やパーキンソン病など神経学的疾患の治療方法になり得る。2-ACPは毒性のない天然の物質から作られたもので、神経保護作用はすでに臨床現場で実証されているので、人間でも安全で効果的に治療できるとLoPachin博士と Gavin博士は考えている。

2-ACPの研究は分子生物学の分野できわめて進んでいるが、それでも動物による研究で確認する必要があるとLoPachin博士は言う。


文:fumixie <fumixie@gmail.com>

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2010年11月13日 (土)

妊婦の喫煙と乳幼児突然死症候群(SIDS)

Ctomさんの記事とも微妙に絡みますが、"www.medicalnewstoday.com""New Report Suggests Why Risk For Sudden Infant Death Syndrome Is Greater In Babies Of Mothers Who Smoke" (11 Nov 2010) という記事によると、妊婦さんが喫煙すると、その妊婦さんから生まれた赤ちゃんは、乳幼児突然死症候群(SIDS)で死ぬ確率が大幅に高まるそうです。

なんとなれば


直近の"Pediatric Allergy, Immunology, and Pulmonology"誌に発表された記事 によると、妊婦の喫煙と乳幼児突然死症候群(SIDS)が結びついているのは、呼吸を調整する脳中枢の発育にニコチンが悪影響を与えることと関係している。

乳幼児が1歳までに死亡する原因のトップが SIDS である。母親の喫煙と SIDS の関係は明白である。出産前にタバコの煙にさらされると、乳児が SIDS を発症するリスクは2倍ないし5倍高まる。これが SIDS のもう1つのリスク因子である早産の一因となる。しかし、子宮内でタバコの煙に含まれている化学物質にどの程度さらされると SIDS のリスクが高まるかは不明である。

"The Effect of In Utero Cigarette Smoke Exposure on Development of Respiratory Control: A Review"(子宮内のタバコの煙にさらされた場合の呼吸調節の発育におよぼす影響)というタイトルの記事では、ヒトと動物の研究で得られた証拠から、タバコの煙に含まれているニコチンは呼吸を調整している脳の部位の発育を阻害することが立証されている。子宮内でニコチンにさらされると、それが原因となって呼吸パターンと換気応答が変化する。これが呼吸喚起と自然蘇生に損傷を与える。妊娠中に喫煙した母親から生まれた乳児には、呼吸の休止(乳児無呼吸)が多くなり、低酸素状態に反応して睡眠から目覚める能力が低下していた。妊娠中の喫煙が乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高める理由がこれで明らかになった。

「この発見が強調しているのは、思春期の女の子に見られるタバコ依存の拡大を食い止めるための公衆衛生政策と妊娠前の母親のタバコ依存に対する治療がいかに重要かということだ。『よくがんばったね、君の赤ちゃんのために』と本当に言えるのは、若い女性がタバコ中毒の連鎖から解き放たれたときだろうね」と語るのは "Pediatric Allergy, Immunology and Pulmonology"誌 の編集者 Harold Farber, MD, MSPH である。


いかがでしょうか、皆さん。

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子供の脳の発達にかかわる必須脂肪酸 - オメガ3

ライフログで取りあげたオメガ3系脂肪酸に関する話題
Flaxseed vs Fish: 植物性オメガ3か魚類オメガ3(2012/07/24)
魚と卒中(12/09/25)
オメガ3系で歯肉疾患の予防(10/12/30)
子供の脳の発達にかかわる必須脂肪酸 - オメガ3(10/11/13)
魚油は10代少年のうつ病を緩和させるかも - オメガ3(10/08/18)
食事の変化で高齢者のコレステロール値改善 - オメガ3(10/02/22)
魚油は統合失調症の予防になるか? - オメガ3(10/02/03)
魚油は細胞の老化を防ぐ - オメガ3(10/01/23)
オメガ3系脂肪酸は加齢性の失明を避けるかも(09/12/28)
食事中の脂肪酸は潰瘍性大腸炎のリスクになる - オメガ3(09/12/04)
魚を食べても心不全の予防にならないかも - オメガ3(09/10/17)
オメガ3系、研究によると、アルツハイマーに効果なし(09/07/14)
オメガ3系脂肪酸は黄斑変性の進行を抑えるかも(09/06/11)
不飽和脂肪酸、アラキドン酸で精神疾患の予防効果?(09/04/15)
オメガ3系脂肪酸に関する私見(08/11/18)
女の子は男の子より2倍重要なオメガ3系(08/06/30)
オメガ3系:いかに騙されているか(08/06/20)

-----屋台ブルーによる追記(101230)-----

この報告は、私にも興味がある話題だ。不飽和脂肪酸の摂取が胎児期の脳神経の発達に影響を与えるという報告を以前紹介している「女の子は男の子より2倍重要なオメガ3系」が、胎児期のDHA摂取が、その後の胎児のIQと相関が示されているというのは興味深い。これから妊娠を考えていたり妊婦さんはよく考えた方がいいだろう。

しかし、この報告でも指摘されているけど、魚に豊富に含まれているエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取は、水銀汚染という観点から、我が国でも注意喚起されている。
厚生労働省> 食品安全情報> 汚染物質> 魚介類に含まれる水銀について

妊婦に向けたパンフレット(PDF)> 妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項(平成22年6月1日改訂)

-----ここまで-----

供の脳が正常な発達をするために気をつけていることってあるだろうか?最近の若い妊婦やお母さんは平気でタバコやアルコールに手を出す傾向にあります。その危険性を知っている人たちからしたら、すごい悪い環境ですよね。先日も、居酒屋に2歳くらいだろうか。そんな子供を連れたファミリー数組を見かけましたが、その中の父親らしき人たちは平気でタバコを吸っていた。ホント頭にきちゃうよね。Life-LOGの読者はそういった人たちは少ないだろうと思いつつ、今日の記事を読んでみましょう。

回の記事は、2008年12月2日付のものなので少し古いのだけど、妊婦をよく診ることがあったので、この記事をチョイスしました。元記事はEssential Fats for Child Brain Developmentから。少し難しい文章の書き方をしているので、かいつまんで、重要な部分だけ紹介したいと思います。

文章がとても長いので、最初に要約をすると・・・

筆者はオメガ3脂肪酸の重要性は胎児~生後3カ月の間にも及ぶと述べています。
胎児の頃からオメガ3脂肪酸であるDHAを高濃度で摂取することで、子供の脳の発達に著しく影響を与えます。そればかりか、研究によるとその期間にオメガ3脂肪酸を十分に摂取することで子供たちのIQが高くなることがわかりました。

オメガ3脂肪とは、主にαーリノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、が当てはまりますが、これらの脂肪酸からDHA(ドコサヘキサエン酸)が体内で合成されます。

DHAは胎児のうちや幼児のうちは体内で合成されず、母乳や胎盤を介してでないと供給できません。そのため、母親が妊娠中や出産後のみならず、妊娠前にDHAを体内に十分に蓄えておくことも重要なことだと指摘しています。

そのために、魚(特に青魚)を1週間に2人前は摂取すること。それに加えてFish Oilのサプリメントや亜麻仁(Flaxseed oil)、ルリジサの種油(Borage seed oil)などのサプリメントを摂取することも推奨しています。しかしながら、タラの肝油などのサプリメントでα―リノレン酸、DHAを摂取することはオススメしません。魚の肝油から抽出される油には水銀などを含む重金属や汚染された物質も集中しているため、それは母親はおろか、胎児にも同様の影響を与えます。そのため、魚の肝油から抽出するサプリメントは避けるべきです。

では、長文ですが、本文にいってみましょう☆

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2010年11月 8日 (月)

喫煙とすい臓ガンの関係

"Cigarette smoking may boost pancreatic cancer risk - study 31/10/2010" という記事によると、タバコの煙とすい臓ガンのリスク増加には関係があるのだそうです。

曰く


タバコの煙にさらされるとすい臓ガンのリスクが増大するという研究("Active and Passive Smoking and the Risk of Pancreatic Cancer in the Netherlands Cohort Study") が、2010年6月号の "Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention"誌 に発表された。

この研究から、喫煙者および禁煙者は、非喫煙者に比べて、すい臓ガンのリスクが各々82パーセントおよび34パーセント高まることが明らかになった。

オランダ、マーストリヒト大学の研究者らは、1986年に基本的な調査を行った男女120,852名について、能動喫煙、禁煙、受動喫煙がすい臓ガンにおよぼす影響を調査した。そして16.3年間の追跡調査の間に、すい臓ガンの症例が520例確認された。

喫煙期間が10年伸びるごとに、すい臓ガンが15パーセント増加し、1日の喫煙本数が10本増えるごとに、リスクは8パーセント増加した。禁煙するとすい臓ガンのリスクは徐々に減少し、禁煙後20年以上経過すると危険性は無くなった。

受動喫煙とすい臓ガンには、女性では相関関係がなかったが、男性については分析に必要なデータが無かったため影響は不明。

「全体的に言えば、タバコの煙がすい臓ガンの重要なリスク因子になっていることが、この研究で確認された。それに対して禁煙するとリスクは減少した。なお、女性の場合、受動喫煙とすい臓ガンの関係は見られなかった」というのが研究者らの結論。

禁煙後20年経過しないと危険性が無くならないということは、禁煙はいつ始めても遅くないし、早ければ早いほどいいということですね。私の場合は、禁煙してまだ6、7年ですから、すい臓ガンの危険が無くなるまで、あと13年ちょっと。先が長いような、あっという間のような。

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

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2010年11月 1日 (月)

平成22年11月の予定


お知らせが途切れがちです。平成22年11月の診療時間のお知らせ。

今月の休診日は、11日(木曜日)午後26日(金曜日)終日27日(土曜日)終日です。ご迷惑をおかけしますが、お間違いのないようにお願いします。
その他の日は通常通りです (診察時間参照)。

生活習慣病に対する指導に力を入れているので気軽にお問い合わせ下さい。電話やメールで問い合わせも受け付けています。

1) ダイエット指導(健康指導)
診察に含まれていて、基本的に無料で指導しています。そのため、私のフリーな時間帯、昼休み(午後1時から1時間程度)、及び午後診療後(午後6時から1 時間程度:仕事をしている人向け)になっているため、完全予約制で人数制限があります。興味のある人はメールや電話でお問い合わせ下さい。

現在(平成22年11月)の予約状況は1名です、希望者が増えた場合、お待ちいただく必要があります。ご了承下さい。

2) 禁煙指導(チャンピックスによる禁煙治療)
私は嫌煙家なんですが、喫煙する人を嫌っている訳じゃありません。喫煙という行為が嫌いなんです。喫煙してても尊敬できる人は大勢いらっしゃいます。ただ、喫煙を正当化して吸い続けている人に哀れみは感じますね。そういう人は早く喫煙の問題に気づいて欲しいと思っています。私の禁煙指導は、辞めたくても辞められない人に向けられています。ニコチン依存症に陥って、自分で辞める自信の無い人は、医療保険を使った禁煙治療ができますよ。

辞めたいと思ったら合計5回の診察を含む三ヶ月間の禁煙治療をしませんか?

まだ禁煙を考えていない人は、私が集めている喫煙にまつわる健康障害の記事を読んで下さい: ライフログ:タバコに関する話題

平成21年度の当院の成績(平成21年度8月から保険診療を開始して今年の3月まで)は、禁煙指導9名のうち6名成功されています。現在、月に1人から2人の新規導入をしているので興味がある人はお問い合わせ下さい。
注意:現在禁煙希望者が増えているため新規導入のスターターキットが足りない状態が続いています。12月もしくは来年から新規導入患者を受け入れる予定なのでご了承下さい。

3) ED治療薬(診察室で医師から直接受け渡し可)
注意:医師から直接受け渡しの場合は領収書の発行はできません。領収書が必要な方は、受付での支払いになります。

  • バイアグラ錠50mg:1錠1400円(税込)
  • レビトラ錠10mg:1錠1200円(税込)
  • シアリス錠20mg:1錠1500円(税込)

4) AGA(男性型脱毛症)治療薬(診察室での手渡し可)
注意:医師から直接受け渡しの場合は領収書の発行はできません。領収書が必要な方は、受付での支払いになります。
- プロペシア希望の患者さんが増えています。初回に初診料は頂きますが、最初の3ヶ月間の再診料はかかりません。しかし、3ヶ月目に効果判定と副作用チェックのために再診していただく事になっていますのでご理解下さい。

  • プロペシア錠1mg:28錠7000円(税込)

5) 漢方治療

6) 高圧酸素治療(専門医)
当院では高圧酸素治療によるスポーツ外傷にも対応しています。足首の捻挫、膝の靱帯損傷に対して治療期間の短縮が期待できます。

7) 日本体育協会公認スポーツドクター(2010年10月より)
四国てんとう虫マラソン大会(顧問医):平成22年11月14日に第2回大会は大きな事故も無く無事終了しました。

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