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2010年8月17日 (火)

ビールと女性と乾癬

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

私の話題も、偶然アルコール。

なんと、ビールを日常的に飲用している女性は、乾癬(皮膚病の一種らしいです)にかかる危険が増加するとのこと。
"Drinking beer can lead to psoriasis in women (8/16/2010)" によると、


乾癬にかかりやすい女性は、黒ビールをやめてライトビールにした方がいい。新しい研究から、通常のビールを飲むと、女性では乾癬にかかるリスクが70パーセント以上高まることがわかった。

摂取するアルコールの種類と乾癬のリスクの関係を調べるため、Brigham and Women's Hospital の Dr. Abrar A. Qureshi と Harvard Medical School が、1991年から 82869名の女性を対象に数年間かけて追跡調査した。

調査開始時点では、被験者は27歳から44歳までの女性で、看護師に対する Health Study II の参加者である。この被験者に対して、2年ごとに、たとえば摂取するアルコールの量と種類、および乾癬にかかっている診断を受けたかどうかなど、複数の質問をした。

2005年までの間に、被験者全体で1150件の診断を受けた。そのうち1069件を分析して、摂取量が平均して週に2.3杯以上だと、飲まない被験者に比べて乾癬のリスクが72パーセント高まることを究明した。しかし同時に、ライトビール、赤ワイン、白ワイン、リカー(蒸留酒)では、乾癬リスクとの関係は見られなかった。

研究者によると、「ライトじゃない」ビール(訳注。つまりレギュラービールとか、もっと強いビールのこと)を週に5本以上(?)(訳注。原文は "five or more non-light beers per week") 飲んでいる女性は、ビールを一切飲まない女性よりも乾癬リスクが1.8倍高まった。さらに乾癬だと確認されたものだけで考えると、乾癬リスクは2.3倍に高まった。

研究者は、大麦をはじめとするでんぷん質にはグルテンが含まれていて、それに敏感に反応する人がいるが、ライトビールに含まれている穀類がレギュラービールよりも少ないと指摘している。

「乾癬のリスクが高い女性は、レギュラー以上のビールの大量摂取は止めた方がいい」とは、journal Archives of Dermatology に研究を発表した研究者の話。

ある種のアルコール飲料は、他の疾患のリスクにも影響を与えることが分かっている。たとえばビールは、スピリッツやワインよりも痛風のリスクを大幅に高める。(とはいうものの、骨にとっては、ビールは確かに有効なんだけどね)。

だそうです。選択が難しいところですね。

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コメント

初めて投稿させて頂きます。

この記事を見て、私は7割も女性に乾癬のリスクが高まり、そしてビールが原因であるとに大変驚きました。

1度なってしまうとなかなか治らない疾患なので気をつけたいところです。勉強になりました。ありがとうございます。

投稿: ろいど | 2015年2月18日 (水) 14時21分

ろいどさん、コメントありがとうございます。

アルコール摂取のメリットとデメリットは脇に置いておくとしても、個人でライフスタイルを改善する場合、食生活は一番取り組みやすい側面の一つでしょうから、気を付けたいですね。

投稿: fumixie | 2015年2月18日 (水) 18時42分

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