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2010年6月 5日 (土)

ACS "Guide to Quitting Smoking"(禁煙の手引き) より(その6)

回は「その6」として、ニコチン置換療法の選び方や複数の方法の併用、やめる際の注意点などを要約してみます。

おニコチン置換療法には、これまでの他にも「ニコチン鼻腔用スプレー」や「ニコチン吸入器」、「ニコチンキャンディ」などがあるようですが、国内で承認されていないもののあるようですから、ここでは省略します。

ニコチン置換療法を選ぶ際のポイント

あるニコチン置換療法 (NRT) の間に優劣が存在するという証拠はありません。選ぶ際の基準になるのは自分の生活様式と喫煙パターンです。たとえば口や手が寂しいのが嫌なのか、それとも一日1回で済ませたいのか、といったことが基準になります。

た個々の NRT にもそれぞれ次のような特徴があります。

ニコチンガム、ニコチンキャンディ、ニコチン吸入器
タバコの代わりに口にするものです。量が自分で調節できるのでタバコを吸いたいという欲求をコントロールできます。
ニコチンガム、ニコチンキャンディ
糖分は入っていないのが普通ですが、それが疑わしい場合や糖尿病を患っているときはメーカーに問い合わせましょう。
ニコチンスプレー
即効性があります。
ニコチン吸入器
実際のタバコのように持って吹かせるので、タバコを吸った気になれます。
ニコチンパッチ
手軽だし一日1回貼れば済みます。
なお、中には医師の処方が必要なものもあるし、アレルギーなどの症状が出る人には向かない方法もあります。

の方法を使うにせよ、大切なのは用量と期間を守ることです。切り上げ時が早すぎると効き目が現れないことも考えられます。ヘビースモーカーだったり、ごく少量たしなむ程度であれば、医師と相談のうえ、用量を自分に合うように変更した方がいいでしょう。

ニコチンパッチとその他の併用について

コチンパッチとその他、たとえばニコチンガムやキャンディ、鼻腔用スプレー、吸入器などの併用も考えられます。目的は、パッチで一定量のニコチンを確保し、効き目の短いもので強い欲求に対処することです。

記のような考え方で併用した方が効きがいいことを示す研究もないわけではありませんが、それを証明し安全で効果的な用量を見出すにはさらに研究が必要です。それに併用が公的機関で承認されていない場合もあるので、併用を考えている場合は、事前に医師と充分相談してください。

ニコチン置換療法をやめる場合

とんどの NRT 製品には使用期間があります。NRT をやめるときは、使用量を徐々に減らしていくようにしてください。ただ、通常3ヶ月ないし5ヶ月使用することになっているパッチでも、8週間弱で同じ効き目があることが示唆される研究もあれば、ちゃんと5ヶ月使っていても、NRT をやめるとぶり返しが強まる危険があるという研究者もいます。いずれにしても、決められた使用期間を変更する場合は、医師と充分に相談してください。

回からは、禁煙を成功に導く4つのポイントについて見ていこうと思います。

文:fumixie <fumixie@gmail.com>

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