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2010年3月30日 (火)

ジャンクフード中毒は肥満の手がかりになるか:研究報告

今日の私の話題は、ジャンクフードの依存性についてだ。ジャンクフードってのは食品メーカーが売るために作っている商品だよね。商品てことは、リピーターを持ちたいと会社は思っているだろう。昔、コカコーラにコカインの原料、コカの葉の成分が含まれたいたっていうのは有名な話。依存性のある成分が加わると、リピーターなんて簡単に持てるよね。そうすりゃ、会社も安泰だ。

強弱は様々だけど依存性のある化学物質は色々ある。当然だけど、加工食品に使用するなら、添加物として表示しなければならない。しかし、含有量が基準値より少なければ表示しなくていいという緩いルールも存在する。基準値ってのも根拠がない場合があって、少量摂取で問題ないと思われても、長期間摂取し続けるとどうなるか分かっていない場合が多い。蓄積性に依存が生まれるかもしれないよね。

こういう話は憶測の域から出ていなかったけど、今日のニュースを読めば、噂だけでは無さそうだと思える。やっぱりそうだったか、と私は正直感じましたよ。

皆さんは、どう思います?

文:屋台ブルー

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ジャンクフード中毒は肥満の手がかりになるか:研究報告
Junk food addiction may be clue to obesity: study

(ロイター) - 日曜日に掲載された研究報告によれば、高カロリー食をドカ食いすると、コカインやニコチンのように依存性が生じて、過食や肥満を引き起こす可能性がある。

動物実験で得られた結果なので、人の肥満に直接当てはまることじゃないけど、病態の理解や治療法の開発の助けになるかもしれないと研究者は雑誌Nature Neuroscienceに報告していた。

ラットを使ったこの研究で、高カロリー食の大量摂取により、脳内で依存のような反応を引き起こしたことを認めていて、この高カロリー食で、実験室で飼っているラットを過食を導いたことも記事に書かれていた。

研究者は、さらに、過体重のラットにおいて、特異的なドーパミン受容体 -- 報酬システムに働く脳内伝達系 -- の発現レベルも減少していたことも発見している。これは、人の薬物依存で報告されているものと同様だと記事で述べられていた。

「肥満は、過食行動の1つの表現形かもしれない。他の衝動行動に対して発展した他の治療法、例えば、薬物依存に対する治療法が、肥満の治療に有効になるかもしれない」とフロリダ、スクリップス研究所のPaul Kenny研究者が電話インタビューに答えてくれた。

米国連邦政府機関によると、肥満関連の病気に毎年およそ$150万ドルの費用がかかっている。米国成人の約3分の2、子供の3分の1は肥満もしくは過体重という現状。

この研究のために、Kenny氏のグループは、食料品店に足を運んだ。

「基本的に、人々が好きな食材を全て買いあさった -- ディング-ドング、チーズケーキ、ベーコン、ソーセージ、普通に好きで食べている物なんだけど、本当は、頻繁に食べちゃいけないんだ」と彼は話した。

彼らは、健康食品も購入して、ラットを3つのグループ分けて、食事計画を練り上げた。

1つのグループはバランスの取れた健康食品だけ与え、もう1つのグループは健康食品に加えて、日に1時間だけ高カロリー食を食べられる機会も与えた。3つめのグループは、健康食を与えたけど、高カロリー食を自由に食べられるようにした。

3番目のグループのラットは、高カロリー食を好んで食べるようになり、1日中ムシャムシャ食べ続けて、あっという間に肥満になったとKenny氏は述べた。

この実験に使われたラットは、ライトが点灯するとちょっとした電気ショックを受けるというトレーニングもさせた。しかし、無制限に高カロリー食を食べるられるグループのラットにライトを点灯しても、迫り来る危険に反応しないどころか、Kenny氏は言う、スナックを食べ続けたんだ。

「この実験動物で我々が観察したことは、人が耽溺した時に見られるものと非常によく似ている」と彼は説明した。「私たちに言えることは、スナックを楽しんでもかまわないだろう、でも何度もそれに溺れてしまうと、問題はそこから生まれてくる。」

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コメント

ジャンクフードの中毒性についてはさまざまなメディアが取り上げてますが、そもそも「ジャンクフード」ってナニ?と思い、例によって wikipedia をあたってみると、

ジャンクフード(junk food)とは、エネルギー(カロリー)は高いが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のこと。ファーストフードのハンバーガーやドーナツ、ポテトチップス・ポップコーンなどのスナック菓子全般に多い。 清涼飲料水には砂糖が重量の10%と大量に添加された飲み物も多く、こういった食品も典型的なジャンクフードである。
と、まあ、しごくまっとうな、というか当たり前の内容でした。

それにしても成人の三分の二が肥満か体重過多というアメリカの現状は、異常のレベルをはるかに突破していますね。

でも、どうしてジャンクフードには依存性がつきまとうんでしょうね???不思議、不思議...

投稿: fumixie | 2010年3月30日 (火) 14時52分

依存性のある添加物が入っているという話もありますよ。

投稿: 屋台ブルー | 2010年3月30日 (火) 15時48分

たまにですが、マクドナルドに急にいきたくなるときがあります。依存性ですね。意識して抑えないと、すぐにブクブク太りますのでしっかりコントロールしたいと思います。


投稿: SWAN | 2010年3月30日 (火) 17時40分

添加物の中で「含有量が基準値より少なければ表示しなくていいというルール」は確かに消費者からしてみると怖いところがありますね。
ただメーカー側からしても全ての添加物を表示するのは大変だろうと思いますし、、、
0カロリーといわれている食べ物も厳密には0カロリーじゃないものがほとんどですし。
難しいですね。

投稿: E.F野 | 2010年3月30日 (火) 21時04分

つい先日見つけたのですが、この Kenny氏の実験については米Time誌のこの記事で鋭いツッコミが入っているようですね。記事の中ほど "But the question is,..." という書き出しで始まるのですが、要は、

「ネズミは人間同様、高度に社会性の強い動物なのに、この実験用のネズミは仲間と引き離されて一匹だけ檻に入れられて、遊ぶ物も無く、食事といえば単調なネズミ用の餌かチーズケーキとベーコンだけ。まるで独房に入った囚人のようだ。こういう生活環境では、ジャンクフードを食べまくったって全然不思議じゃない。仲間との接触や他の楽しみがあれば中毒になるほどジャンクフードは食べないという研究もある」
つまりジャンクフード自体の他に、生活環境が影響しているのでは?というツッコミのようです。

ツッコまれた Kenny氏、それは言える、とあっさり認めたうえで、

「人間でも社会的に豊かな人と貧しい人では、後者の方がジャンクフードにはまる。それはジャンクフードが安くてどこでも買えるし、豊かな人と違い貧しい人は他にどうしようもないためだ」
とおっしゃってますね。

いずれにしても、ジャンクフードはジャンクフードだし、体にいいとは言えないですから、遠ざけておくのがなのでしょうね。

投稿: fumixie | 2010年4月 4日 (日) 23時38分

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