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2010年1月12日 (火)

ランニング:結局のところそんなに膝に悪くない

Running2Newlogo

昨年のクリスマス、Timeのオンライン版に「Is Running Bad for Your Knees? Mayb Not(ランニングは膝に悪いの?たぶんいいんじゃない)」というタイトルの記事が載っていた。今日のDiet Blog(ダイエットブログ)を見るまで知らなかった。見逃すところだったよ、危ない危ない。

ランニングによる膝の障害予防に関する報告は増えていて、レビュー記事も出ているぐらい。もう専門家の間ではコンセンサスが得られそうな話らしい。それを知らなかった専門家気取りの私は恥ずかしいね。すぐ関連文献を手に入れて流し読み。

いやあ、本当に興味深い記事だった。まあ少なくとも膝に障害がない中年以降のランナーはいくら走ってもいいんだろう。年間200マイルから2000マイルまでの距離なら予防効果に差は無いという話だけど、年間2000マイルって年間3200kmなんですよね。年間4000kmを目標にしている私はどうなんだろう(^_^;)... 少なくともスピードを狙っていないから問題ないと思うよ。昨年3500km以上走ったけど、膝は絶好調。膝が痛くなるなんて考えられない。

今週末には毎年恒例の「宮古島100kmウルトラ遠足」に参加するよ。4回目の今回は記録を狙っている。まだサブ10は狙わないけど、自己ベスト10時間30分以内を目指しているよ。

まだまだ進化過程の屋台ブルーではありますが、不遜な態度は慎まなければいけませんね。あまり驕っていると怪我するかも(^^;)

PS.今年もLife-LOG OtherSideでランニング中継をするつもり。iPhoneを使った実況中継をどうぞ。

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ランニング:結局のところそんなに膝に悪くない
Running: Not So Bad For Knees After-all

ランニングによって関節の障害や変形を起こしえないと直感的に考えられないだろう。しかし、最近のキーポイントになる報告で、ランナーは、走らない人に比べて、膝の障害リスクが圧倒的に低いことが示されている。

ランニングをすれば膝は悪化するという従来の考え方は、1999年に報告された科学的検証によって成り立っていた。それは、ティーンエイジャーの頃から激しいスポーツに従事していた女性は、変形性股関節症の発生リスクが平均より高かったという報告だ。

ここ2,3年の研究では、全く違った結果が示されている。ランニングと関節障害の間には、何の関連性も無かっただけじゃなく、ランニングや激しい運動は、関節に対して予防的に働くかもしれない。

文献をよく見ていこう:

スタンフォード大学の研究、2008年に雑誌Archives of Internal Medicineに掲載され、著者のJames Fries氏によると、ランニングと膝障害の間に関連性は無く、そして、ランナーの走った距離に関わらなかった、年間走行距離が平均200マイルでも2000マイルであってもだ。

この研究で強調されていたのは、ランナーは身体障害を起こしにくく、走らない人に比べて死亡率は39%低かった

他の研究でもよく似た結果だった。例えば:

2007年、フラミンガム研究の参加者1,279名の高齢者を9年か調査した研究で、最も活動的な高齢者は、全く活動的じゃない人と同程度の関節炎リスクであった「Effect of Recreational Physical Activities on the Development of Knee Osteoarthritis in Older Adults of Different Weights:," David T. Felson et. al. Arthritis Care & Research, February 2007; (DOI: 10.1002/art.22464).」

オーストラリアの研究者が、雑誌Arthritis and Pheumatismに報告しているけど、激しくエクササイズをする人は、座ってばかりいる人と比べて、膝軟骨は厚く、コンディションも良好だった。エクササイズによって、軟骨の障害や消失が原因による変形性関節症のリスク低下がもたらされるだろう。

もう少し最近の研究を見れば、長距離走と変形性膝関節症ってのもある。そして、より分かりやすい文献レビューがあるから、この解析を読むと良いだろう:エクササイズと変形性膝関節症:良いのか悪いのか?

関節障害の予防:減量が成功の鍵?

スタンフォード研究の著者、James Fries氏は、変形性関節症の発症に関して言えば、遺伝的素因と体重が最も重要なリスクファクターになるんじゃないかと話している。肥満者は、痩せている者に比べて関節の問題が4倍生じやすい。Fries氏は更に説明を加える:

正常に働いている関節は、たくさん着込んだ状態で、抵抗性も栄養にも富んでいる。軟骨だ - この柔らかい結合組織は関節にある骨の周りに存在していて - この軟骨は血液を供給する動脈を持っていないから、酸素と栄養を一定量で供給するため、動くことで生じるポンプ運動に依存している。

走れ、でも分別ある走りを

ランニングは、まだまだ注意しなければならないと思っている。徐々に初めて、ローインパクト筋トレも同時にすべきである。それに、適切な靴、柔らかい地面でトレーニング、それに故障にも注意すべきである。

これら最近の研究報告は、走っている人や、走ろうと考えている人にとって良いニュースだ。しかし、有酸素運動に否定的な人にとって悪いニュースだろうね。

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コメント

昨年、3500Kmですか・・・!すごい距離ですね。
宮古島ウルトラマラソン頑張って下さい!!

投稿: SWAN | 2010年1月14日 (木) 16時18分

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