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2010年1月 8日 (金)

コーヒーの飲む量が増えれば肝線維化は減る

コーヒー中毒の屋台ブルーにとって嬉しいニュース。一日6杯以上飲んでいるから肝臓は守られているんだろうね。ちょっと飲み過ぎなのは分かっているけど... あなたが慢性C型肝炎で抗ウイルス療法でもウイルスの排除が出来なかった場合は、コーヒーを少なくとも2杯以上飲んだ方がいいんだろうね。

慢性C型肝炎だけでなく他の肝疾患による線維化予防も示しているようなのでアルコールの飲み過ぎにもいいかもしれない。二日酔にはブラックのコーヒーをどうぞ。

この研究で興味深いのは、カフェイン飲料じゃなくてレギュラー・コーヒーで見られたとこ。カフェインのみの効果では無く、レギュラー・コーヒーの効果ってところだ。

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コーヒーの飲む量が増えれば肝線維化が減る
Increased coffee consumption linked to reduced hapatic fibrosis

国立糖尿病・消化器病・腎臓病研究所(NIDDK)の研究者によると、慢性C型肝炎の患者が毎日308mgのカフェインを摂取すると肝臓の線維化の減少につながることを明らかにした。この有益な効果をもたらすカフェインの摂取量は、レギュラーコーヒーにすると2.25杯に相当する。コーヒー以外のカフェイン飲料で同様の治療効果は示されなかった。詳細は雑誌Hepatologyの2010年1月号で読むことができる。

肝線維化や瘢痕化は、肝疾患の二次ステージであり、結合組織の集積による肝機能低下によって特徴付けられている。過去の研究で、コーヒーの摂取のような修正可能な習慣をみることで、肝疾患の進行を減弱させることができるかどうか調べている。大量にコーヒーを摂取することの有益性を調べた多くの研究の結果には:慢性肝疾患の有病率低下、肝細胞癌リスク低下、そして肝硬変による死亡率改善などが含まれている。「今日までのデータをまとめて考えても、コーヒーなのか、もしくはカフェインそれ自体に有益な効果があるかどうかハッキリとしていない」と、カフェインの摂取量と肝線維化への影響を調べた今回の研究で主要著者だったApurva Modi医師が話してくれた。

2006年1月から2008年11月までのNIHの肝疾患センターに登録されている全ての患者を対象にして、カフェイン摂取量を調べるための質問票に答えてもらった。この質問票では、患者にカフェインの摂取源になりえる物全てを訊ねていて、レギュラー・コーヒー、ダイエット飲料;レギュラー飲料、デカフェ・コーヒー、ブラック・ティー、グリーン・ティー、中国茶、ハーブ・ティー、ココア、ホット・チョコレート、カフェイン強化飲料、チョコレート・キャンディー、そしてカフェイン含有の薬も含まれている。またカフェイン摂取の頻度も含まれていて、数量化されて、無し、1-3回/月、1回/週、2-4回/週、5-6回/週、1回/日、2-3回/日、4-5回/日、6回以上/日に分類されている。

この解析には177名の被験者が含まれていて、肝生検を施行されていて、平均年齢51歳で、平均BMI値は27.5であった。この集団は、56%が男性、59%は白人、19%は黒人、19%はアジア系、3%はヒスパニック系、そして68%が慢性C型肝炎だった。食事や飲み物から摂取するカフェインの1日摂取量は、0mg/日から1028mg/日まで分布し、平均摂取量は195mg/日で、これは1日1.4杯のコーヒーに相当する。しかしながら、カフェインはほとんどレギュラー・コーヒー(71%)から摂取されていて、次にカフェイン飲料(13%)、ブラック・ティー(4%)が続く結果だった。6ヶ月毎に同じ質問票が繰り返し続けられ、被験者のカフェイン摂取量は時間経過で有意に変化することは無かった。

肝線維化Ishak Fibrosis Scoreが3以下の患者のカフェイン摂取量は212mg/日だったけど、これに比べ、高度に線維化した患者の平均摂取量154mg/日だった。Ishak Fibrosis Scoreは肝線維化を数量化するために推奨されているシステムで、「0」の線維化無しから「6」の肝硬変まで分類される。カフェイン摂取量が67mg(コーヒー半カップ)増加すると、慢性C型肝炎患者の高度線維化へのオッズ比は14%低下した。「我々のデータで言えることは、カフェインの有益な効果を得るために毎日コーヒー2杯に匹敵する閾値量を超える摂取が必要であることだ」、とModi医師は言及している。毎日308mg以上のカフェイン摂取による予防的効果は、年齢、性別、人種、肝疾患の種類、BMI値、そしてアルコールの摂取量で補正した後でも保たれていた。

更にカフェインとコーヒーを別々に見て、線維化への効果を調べた。結果から言えば、カフェイン飲料、グリーンティー、ブラックティーと肝線維化とには関連性が示されなかった。しかしながら、カフェイン摂取全体の71%がコーヒーだったように、数が少ないため有意な予防効果が示されなかったのかもしれない。カフェイン強化のコーヒーが肝線維化を抑える効果が最も強かった。著者等によると、コーヒー/カフェイン飲料の摂取による予防効果が1日の閾値量を超えて、どこでプラトーになるのか決めていく必要があると説明している。

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コメント

コーヒー好きの人間にはとても興味ある話題です。きっとカフェイン+αの作用だと思いますが、コーヒーの苦味か渋味の中にも薬効が有るのでしょう!ところで自宅で入れるコーヒーの他に街中で手軽に飲めるコーヒーが無いのが残念です。コーヒーメーカーはなんで匂いの付くスチール缶のコーヒーに拘っているのか訳が分かりません。しかも甘味料まで入れて?マクドナルドのコーヒーは確かに美味しくなりましたが、もっと身近に美味しいコーヒーを楽しみたいものです。

投稿: おじゃるまん | 2010年1月11日 (月) 23時16分

勝間和代さんのコメントを読ませていただきました。
讃岐うどんが大好き!

そして、謙虚なコメントで覗かせていただきました。
これからも読ませてください。

投稿: 熊谷ハイジ | 2010年1月12日 (火) 10時15分

おじゃるまんさん、「コーヒー=カフェイン」と短絡的に結びつけない方がいいですよね。中毒者の私には、香りにも癒し効果がありますね。

投稿: 屋台ブルー | 2010年1月12日 (火) 17時37分

熊谷ハイジさん、コメントありがとうございます。

酔った勢いで勝間さんのブログにコメントしてたんですが、それを読んでここ来ていただけたんですね。恐れ入ります(^_^;)

ちょっとでも役に立てば幸いです。

讃岐生まれの讃岐っ子で、学生の頃は毎日食べていた「さぬきうどん」。ほとんど食べなくなりましたね。美味しいと思うけど、うどんを食べるぐらいなら生野菜を食べなきゃって思ってしまう...

投稿: 屋台ブルー | 2010年1月12日 (火) 18時09分

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