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2009年6月

2009年6月25日 (木)

疥癬(カイセン)

「疥癬」をご存じですか?ダニの一種、ヒゼンダニが皮膚の角質層に住み着いて強力な痒みを引き起こす湿疹です。

寝たっきりの多い老人保健施設で集団感染を引き起こす場合があります。特に入浴回数が少なくなった高齢者に発症するケースが多く、全身に広がったノルウェー疥癬も珍しくありません。しかし、ノルウェー疥癬は感染力が非常に強いので介護者に移るケースが度々あります。

当院では、疥癬の治療もしているので紹介します。「疥癬かな?」と思われたら気軽にお問い合わせください。メールでも電話でも受け付けております。

  1. 外用剤:BBローション(自費)
  2. 内服:ストロメクトール(保険適応)

ストロメクトールを販売しているマルホ株式会社から疥癬のホームページがリニューアルされたので、紹介を兼ねて当院での疥癬対策を紹介しました。

疥癬ホームページ

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膵癌のリスクは過体重になれば上昇する

肥満になれば癌になりやすいという話は医療関係者の間で常識になっているけど、皆さん知っていますか?

知らない人も多いかもしれない。今日は肥満と膵癌に関して詳しく解説してみよう。

記事の中に「過体重」と「肥満」という言葉が出てくるけど、これはBody Mass Index(BMI)、体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割って計算される値で評価されている。25から29.9までが「過体重」で30以上になれば「肥満」だ(注:これはWHOの基準であり、日本人じゃないよ)。

最近のメタボの話を聞いている人は、「身長と体重の相関値だけで肥満かどうかなんていえないんじゃない?」と思われるかもしれない。確かにそうだろう。体脂肪、中でも内臓脂肪の蓄積が悪性の肥満なので、腹囲測定により内臓脂肪の評価をしている。しかし、この測定が始まったのはつい最近のことだ。最近ニュースになっている研究報告、特に、長期間経過を見ている疫学調査の開始時に、腹囲を測定する概念がなかったため、今日紹介するような報告では、BMI値のみで考察されている。

次に膵癌を取りあげているのは、全米では癌死の4位、日本でも男では5位と比較的頻度の高い癌であり、診断時に進行膵癌が多いため予後がきわめて悪い。手術できても5年生存率は13%という報告もあるため、膵癌予防という考えが重要になってくる。

「癌の予防?」と不思議に思うかもしれない。癌は予防できる疾患だ。私は癌も生活習慣病の一部だと考えているし、その理由を説明しよう。

2006年に、日本膵臓学会膵癌診療ガイドラインが出ている。それを見てみるといいだろう。この中に「CQ1-1 膵癌の危険因子は何か?」という項目があって、危険因子を抜粋する:

  1. 家族歴:膵癌,遺伝性膵癌症候群
  2. 合併疾患:糖尿病,慢性膵炎,遺伝性膵炎
  3. 嗜好:喫煙

この中で、生活習に関わるのは、糖尿病と喫煙であり、それぞれ、膵癌のリスクを2.1倍と2倍に高めてしまう。こういう危険因子を取り払った生活をすることが重要なんだよね。

そして極めつけは、今年の2月にWorld Cancer Research Fundから報告なんだけど、このニュース知っているかな?

癌予防には健康的なライフスタイルが重要
ライフスタイルを変えれば、米国の癌の1/3を予防できるだろう
Healthy Lifestyle Important In Cancer Prevention
Study Finds That Lifestyle Changes May Prevent 1/3 Of Cancers In The United State

健康的な生活をすることで癌のリスクを下げることができる:

38 %の乳癌
45 %の大腸癌
36 %の肺癌
39 %の膵癌
47 %の胃癌
69 %の食道癌
63 %の口腔、咽頭、喉頭癌
70 %の子宮内膜癌
24 %の腎臓癌
21 %の胆のう癌
15 %の肝癌
11 %の前立腺癌

こういう結果が出ているのに不健康な生活を続けますか?

じゃあ最後に、今日のニュースのポイント。肥満と膵癌の関連性は明らかになっているけど、個人の肥満の履歴と膵癌の発症を調べたもので非常に興味深い。若い時に肥満になれば膵癌の発癌リスクは上がるし、高齢で肥満なら膵癌が進行して生存率が低下する。どっちにしろ肥満解消が重要だろう。

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2009年6月23日 (火)

子供の食物アレルギーと肥満の関連性

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新しいMacBook Proに環境移行をしているところだ。まだ本来のペースには戻れていないけど、ニュースを紹介していこう。

私は気になるような食物アレルギーは無いから何でも食べられる。食物アレルギーを持っていますか?

確かに最近食物アレルギーを持っている子供が多いと思う。今日のDiet Blog(ダイエットブログ)でも言及しているけど、肥満が直接アレルギーを引き起こす原因になるかどうか分かっていない。しかし、理由はどうであれ肥満と食物アレルギーに関連性があるということは事実だ。

前回ライフログで触れた肥満細胞から放出される生理活性物質(アディポカイン)の乱れが原因で免疫反応の異常が引き起こされてアレルギーを引き起こすのかもしれないし、太りやすい加工食品に含まれている数多の人工化合物に暴露することで免疫反応の異常を引き起こしてアレルギーを起こすのかもしれない。

まだ他にも理由はあるかもしれないが、今できる事を実践することが重要だ。「天然の食事を摂って太らない」を心がけるべきじゃないかな。原因がなんであれ予防の観点で対処するなら、そういう行動をすべきだろう。

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2009年6月19日 (金)

新しい研究で示される肥満者の食べ過ぎる理由

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今週はお休みにすると言っていながら、騙し討ちのようにアップしてしまった。

Diet Blog(ダイエットブログ)をチェックしていたら、さほど考察の必要なさそうな記事がアップされていたので、紹介しておこう。

一言だけは言いたいことはある。

肥満体になると、単純に体脂肪が増えている状態じゃないということを理解しなければならない。脂肪細胞は内分泌腺と言われるほど多彩な生理活性物質(アディポカイン)を産生していて、脂肪細胞が膨化することでこのアディポカインの産生パターンが変化する。すると、適正体重の人と異なる生理反応を引き起こしてても不思議じゃないよね。

食欲に働くアディポカインには、アディポネクチン、レプチン、グレリンなどがあり、それぞれ食欲との関わりが示されているから、今日のDiet Blogの記事で紹介されている唾液量が重要ということじゃないだろう。ただ、唾液の産生量も変化するように生理学的な反応が変わっちゃうのが肥満だ。

なかなか痩せないし維持することも困難だけど、強い意志と正しい知識があれば難しくない。正しい情報をドンドン吸収してくだされ。

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2009年6月18日 (木)

お休みの理由...

突然ブログの更新が止まって、数日間放置されることも多いLife-LOGなんで、気にする必要は無いかもしれない。でも今回は、もうしばらく更新ができないから理由をお知らせしておこう。

私は自他共に認めるマックオタだ。要するに私が使っているパソコンはMacintoshで、2年前に購入したMacBook Proを愛用していた。そのMacBook Proが突然壊れてしまった。唐突だったよ。

焦った私は、先日発表されたばっかりの新しいMacBook Proを即決で注文。うーん、なんかタイミング良く壊れたもんだ。でもカスタマイズして注文したから受け取りは今週末になっている。

ということで、資料集めやブログ更新に使っているMacBook Proが現在手元に無いので、Life-LOGの再開は来週からだ。

興味深いニュースは色々あって書きたいことは沢山あるから楽しみにしててね。じゃあ。

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2009年6月11日 (木)

オメガ3系脂肪酸は黄斑変性の進行を抑えるかも

ライフログで取りあげたオメガ3系脂肪酸に関する話題
Flaxseed vs Fish: 植物性オメガ3か魚類オメガ3(2012/07/24)
魚と卒中(12/09/25)
オメガ3系で歯肉疾患の予防(10/12/30)
子供の脳の発達にかかわる必須脂肪酸 - オメガ3(10/11/13)
魚油は10代少年のうつ病を緩和させるかも - オメガ3(10/08/18)
食事の変化で高齢者のコレステロール値改善 - オメガ3(10/02/22)
魚油は統合失調症の予防になるか? - オメガ3(10/02/03)
魚油は細胞の老化を防ぐ - オメガ3(10/01/23)
オメガ3系脂肪酸は加齢性の失明を避けるかも(09/12/28)
食事中の脂肪酸は潰瘍性大腸炎のリスクになる - オメガ3(09/12/04)
魚を食べても心不全の予防にならないかも - オメガ3(09/10/17)
オメガ3系、研究によると、アルツハイマーに効果なし(09/07/14)
オメガ3系脂肪酸は黄斑変性の進行を抑えるかも(09/06/11)
不飽和脂肪酸、アラキドン酸で精神疾患の予防効果?(09/04/15)
オメガ3系脂肪酸に関する私見(08/11/18)
女の子は男の子より2倍重要なオメガ3系(08/06/30)
オメガ3系:いかに騙されているか(08/06/20)

オメガ3系脂肪酸に関するエントリーは、Life-LOG(ライフログ)でアクセス数1位(2009年6月11日現在)の話題だ。

新しい報告があったから紹介しよう。実は、私が強調している「ニュートリショニズム(栄養素信奉)から脱却」という観点から重要な話でもある。

ニュートリショニズムに疎い人も多いだろう。先日紹介した加齢黄斑変性の記事で説明をしているから先に読んでください。加齢黄斑変性とは、60歳以降に増える失明の恐れがある原因不明の病気だ。今のところ効果的な治療法がないから、「こんな病気は関係ないや」って思わないで、将来の発症リスクを下げておくために読んでおこう。

ある種の食事で加齢性の失明は抑えられるかも

そして今日のエントリーも前回と同じグループによる加齢黄斑変性の話だ。

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2009年6月10日 (水)

親の健康的な食習慣は子供にあまり影響を与えない

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今日のDiet Blog(ダイエットブログ)で取りあげられている研究の結果に驚きは無かった。

親の真似をするのは、怠惰な習慣に限ると思ったからだ。怠惰な習慣って、努力もいらないし楽だからね。

しかし、今日の記事を読んでちょっと疑問に思ったこともある。子供の食習慣が親の食習慣に似る似ないっていう話だけど、健康的な食習慣と不健康な食習慣を明確に区別できているのだろうか?

実は、記事で取りあげられている報告で解析に使っているスコアは、Healthy Eating Index(健康食生活インデックス)だ。

このスコアは、総果物の量(ジュースを含む):5点、新鮮な果物の量:5点、総野菜の量:5点、緑黄野菜の量:5点、総穀物の量:5点、全粒穀物の量:5点、乳製品の量:10点、肉や豆類の量:10点、オイルの量:10点、飽和脂肪酸の評価:10点、塩分の評価:10点、固形の脂肪、アルコール飲料や糖質飲料の評価:20点の項目の総計、100点満点で評価される。80点以上が健康的とされているけど、このデータだけで、タイトルにあるように、健康的な食習慣だけにスポットを当てられるのだろうか?

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2009年6月 9日 (火)

アンケート:誰がチョコレート・バーを小さくしたの?

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アンケート:誰がチョコレート・バーを小さくしたの?
Poll: Who Shrunk My Chocolate Bar?

オーストラリアのチョコレート好きは、チョコレート・バーに何かおかしな事が起きている事に気づいている - チョコレート・バーが小さくなった。Marsのチョコレート・バーは、11%サイズが小さくなったし、Cardburyのチョコレート・バーは容量が250グラムから200グラムへ落ちていた(20%ダウン)。

一つだけ落とされていないのが値段だ。

栄養士はこのアイディアを称賛している。

「素晴らしい一歩を踏み出した。」と彼は言った。「量をコントロールするという考えなら、量が減っても同じ値段を支払うっていうのやり方は悪くない。だってチョコレートを楽しめるのに変わりないからね。」- Manny Noakes医師

消費者は感激しているわけじゃない - 特にコッソリと変更するという考え方ってのに。

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ここまでがオリジナルの記事の内容で、この後にアンケートがある。/p>

欧米ではチョコレート好きの人が多いようだ。チョコレート・バーを自動販売機で売っているのを見ればそう考えてても不思議じゃない。

彼らにとって、チョコレートはお菓子の代表なんだろうね。でも日本人にとって馴染みは薄い。そういう訳で、ここのアンケートでは、「チョコレート・バー」から「お菓子」に置き換えてみた。

チョコレート・バーのサイズを小さくした理由を、お菓子メーカーの肥満対策へ取り組みの一環としているけど、不景気で原材料高騰の煽りじゃないの?

肥満者の多い欧米では、なんか都合のいい言い訳ができるなって思ったよ。日本でも菓子類の内容量が減ったり、値上がりがあったけど、こういう動きをどう思いますか?

バイアグラ アンケート

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2009年6月 6日 (土)

30歳以降のエクササイズは乳癌のリスクを抑える

今日は、エクササイズの話。

私の場合は、エクササイズと言っても、とにかく「走る」ことに魅せられていて、走ってばかりいる。以前は無かったけど、最近、仲間に負けたくないという競争心も生まれた。実はこの競争心、気が乗らない日でも競争相手の顔を思い浮かべることで自分を駆り立てることができる。「奴には負けるものか!」と気合いが入る。

競争心ほどモチベーションをキープさせられるものはない。でも、この感情を表に出す必要はない。私が誰と競争しているかは秘密だ。だって、人に知られると、相手にもライバル心を持たれ面倒になる。もっと練習が必要になり、人間関係も危うくなるかもしれない。

「40歳からのアスリート」計画を実行中の身として、競争心を表に出した方がいいかもしれない。しかし、妙なプレッシャーを自分にかけたくない。まずは、自己記録への挑戦という表向きで、密かにライバルと闘う姿勢を続けていくつもりだ。

まあ、このように私は走ることに囚われていると言っていいだろう。しかし、つい数年前までは運動嫌いだったから驚くかもね。重い身体を静かに動かすカウチポテトな人間だった。映画と音楽をこよなく愛し、暇があれば、ポップコーン片手に空調の効いた映画館に入り浸る。夜は飲み屋で映画や音楽の話に明け暮れて日中寝てばかり。

運動嫌いを運動好きにすることは誰にもできない。自分が運動嫌いだったから分かるけど、自分が変わろうと思わなければ絶対に変わらない。私にできる事は、きっかけを与えてやるだけ。根気よく情報を与え、ちょっと背中を押してやることしかできない。

「運動なんか嫌いだ!」とか「運動する時間なんかない!」なんて考えている人をここでは無視する。そんな人間は、環境問題にもなっているからメタボになって早死にしてくれれば社会のためになる

エクササイズのすばらしさを体感できないとか、「エクササイズをしなきゃいけない」と義務感に駆られて運動をしている人は不幸だろう。でも、きっかけは何でもいい。運動による爽快感を感じない人はいないし、続けていれば必ず考え方は変わってくる。根気よく続けるしかない。

エクササイズをすることで発癌や癌の進行を抑える報告は数多にある。欧米では乳癌が女性の癌で最も多いため報告も多い。今日のニュースも乳癌に関する報告だけど、発癌予防の一般論として捉えてもいいと思う。

「エクササイズと癌予防」に関して私の考え方を変える報告が去年の10月にBreast Cancer Researchに出た。Life-LOG(ライフログ)でも紹介している(精力的なエクササイズは乳癌のリスクを低下させる - 素晴らしい)。

この報告から、エクササイズの強度への拘りが私に生まれた。ただ散歩したりゆったりと自転車に乗るぐらいの軽い運動じゃ発癌予防にならないし、太っているとエクササイズの効果は弱いと強く思うようになった。

今日の報告もそれをサポートするし、エクササイズは年を取ってからが重要だという考えも加わる。しかし、まだまだ分からないことは多い。個人差の大きい強度をどうやって決めていく?私にはある考えがあり、それを実践しながらトレーニングをしているよ。

30歳以降のエクササイズは乳癌のリスクを抑える
Exercise after age 30 may curb breast cancer risk

ニューヨーク(Reuters Health) - 30歳を過ぎると、週に1時間以上エクササイズをすることで、女性の乳癌の発癌リスクを低下させることができるだろう、という研究発表が、シアトルのAmerican College of Sports Medicine'sの定例年次会でされた。

この研究で、グリーリーのノーザンコロラド大学のLIsa Sprod女史のチームは、4296名の女性を対象に、4つの鍵となる年齢区分:10歳から15歳、15歳から30歳、30歳から50歳、そして50歳以上のそれぞれで、どのくらい運動をしていたか思い出してもらった。

10歳から30歳の期間は、どれほど運動をしていても、乳癌の発癌リスクに差が認められなかったけど、30歳以上の女性では、活動的であればあるほど、発癌のリスクが抑えるという結果が明らかになった。

「平均的なエクササイズを週に60分と定義した」とSprod女史はReuters Healthに話し、「60分間のエクササイズができていなかったら平均以下てあり、60分以上だったら平均以上。それと、自分で「非常に競争的」かどうか選んでもらった」と説明した。

「非常に競争的」と考えた30歳から50歳の女性は、運動の量が少し少ない女性に比べれば、乳癌になった人はほとんどいない。

同様に、50歳以上で非常に競争的と考えていた女性も、週に60分間エクササイズができていない女性に比べれば、ほとんど乳癌は生じていない。

「まあまだ初歩的な研究段階ではあるが、」Sprod女史は話してくれる、「覚えて置いて欲しいのは、女性なら30歳を過ぎたら運動の強度を上げていったら、乳癌の発生を抑えることができるかもしれないってこと。」

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2009年6月 3日 (水)

公共キャンペーンに関係なく米国民は不健康な生活を続ける

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衰退するアメリカ的商業主義を後追いして、国力を失っている日本は、医療システムでさえもアメリカ的になろうとしているけど、これでいいのだろうか?

目先の利益を追い求め、個人主義の強いアメリカ。その象徴、GM(ゼネラル・モーターズ)が終焉を迎えた。健康問題でもアメリカは、自分たちの持っている信念によって苦しめられているように思える、「選択の自由と利益の追求」

米国民は肥満の原因もどうすればいいのかも知っている。しかし、彼らは今のライフスタイルを変えない。健康的なライフスタイルは、将来的な自分や社会への投資になるけど、短期的な利益を好む彼らは、健康より金や欲求を満たそうとする。変わらない彼らは選択の自由という理念の元、自分の好きなことをするという自由を選び続ける。

GMが終焉を迎えたように、米国民もこのまま終焉を迎えるのだろうか?国民の終焉は、国の滅亡を意味するけど、どこまで落ちていくのだろう。

日本は、同じ轍を踏まないように彼らの行く末を見ていかなきゃいけないだろう。今日のDiet Blog(ダイエットブログ)の記事を読んで、米国民の愚かさを感じたけど、日本も同じ道を歩んでいるように思える。不況になってマクドナルドが好調という現実は悲しいけど、人口も増えすぎて住みにくい世の中になっているのも事実。減ったらいいのかもよ。

まあ、私のブログを読んでいるような人だけ、健康的に長生きすればいいんじゃない。後の人は、しーらないっと(笑)

公共キャンペーンに関係なく米国民は不健康な生活を続ける
Americans Following Unhealthier Lifestyles Despite Public Campaigns

二つの大規模臨床試験の分析によれば、現在の米国民は、20年前よりも、不健康なライフスタイルを送っている - 公共の健康キャンペーンは増えているにも関わらずだ。

サウスカロライナ医科大学は、1988年から2006年の期間における研究を比較して、5つの領域でライフスタイルが不健康になっているといういくつかの兆候を見つけた。

今月のAmerican Journal of Medicineに掲載され、BBCニュースで報告されていた:

  • BMI値が30以上の40歳から74歳の成人の比率が、28%から36%に増えていた。
  • 一週間に3回以上エクササイズをしている人の比率が、53%から43%に落ちた。
  • 喫煙している人の比率は変わらない。
  • 中等度の飲酒をしている人は僅かばかり増えている。
  • 一日に5種類以上の果物や野菜を摂っている人の比率は、40%近く低下した。

それから、この5つの条件にすべて当てはまる人の比率は、15%から8%に落ちていた。

この研究の主要著者、Dana King女史は次のように書いている:

現在、実践されている予防活動や健康的ライフスタイルへの啓蒙活動が不十分であることが強調されたことを意味する。

数多くの公共の健康キャンペーンはあるけど(レストランでのカロリー表示やエクササイズのガイドラインなど)、アメリカ人はもっと必要なの?

たぶんこんな健康キャンペーンが無かったら、この20年間で、もっと不健康なライフスタイルを送っている人が増えていたであろう - 考えると怖い。

ハッキリ言って、もっとやるべき事があるのだろう。この状況を改善させるには何をすればいいのだろう?

フルテキストのバージョンはここから手に入る。

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2009年6月 1日 (月)

ベルツビブ(BeltzBib):シートベルトを締めてガッツりと

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肥満大国、米国には馬鹿げた商品が色々ある。こういう商品を見る度に笑ってしまうけど、こんなものが売れる限り、米国の肥満問題は解消できないだろう。運転しながらファーストフードにかぶりついている姿を想像してごらん、醜いしおぞましい。そんな人間に溢れた社会が今の米国なのだろうか?

今日の記事でリンクしている「ショッキングで馬鹿げた12の発明」も見たらいい。本当にくさった商品ばっかりだ。

日本でも妙な商品が増えているのは事実だけど、いつまで笑っていられるかな?

ベルツビブ(BeltzBib):シートベルトを締めてガッツりと
BeltzBib: Buckle Up and Stuff Your Face
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この馬鹿げた製品を見てごらん!これはベルツビブ(BeltzBib)と呼ばれる商品で、たった$13.95ドルのシートベルトに付ける涎掛けだ、大きなSUVを運転しながら、でっかいシャツに溶けたチーズが垂れてしまうリスク無しで、ナッチョにかぶりつくことができる。

かき込んだ後、がっついていても道から逸れなかったり、誰も轢かなかった時、この涎掛けは、非情にコンパクトに仕舞っておける。

食べ終わったら、ベルツビブをシートベルトの肩掛けから外し、巻き上げてから、付属のベルクロテープで留めて保管できる。ベルツビブをシートの下に置いて、動いている間、忘れないでおこう。目的地に着いたら、ベルツビブを取り出して、付いている食べかすを除いたら、洗濯機に入れるか、手洗いをしよう。

あー、これはジャッカス級の驚くべき傑作というか駄作だろう。私はこの商品を、トイレ・キャンディーと動くアイスクリームコーンの間にランクづけるよ。

こういう自分たちが悲しいよ、本当に。

JalopnikとDan's Productsから

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