ティーン、ビタミンD、そしてリスクファクター
昨日のアルコールの話は、知って良かったよ。私自身、アルコールを飲んでもフラッシングをしないから、ちょっと安心した。でも、酒を飲むからアセトアルデヒドは生成されている。
大量に飲酒をするとアセトアルデヒドの影響は必ず出るだろう。私の知らなかったことは、アセトアルデヒドによって、直接、DNAや染色体に障害が起こること。アセトアルデヒドによる癌化メカニズムは明らかにされてたんですね。
フラッシングを起こしてアルコールを飲む人は、このことを知っているのだろうか?こういう事実を知ってても酒を飲み続けられるのか?もし知らないのなら、是非知って欲しい。
いやあ、色々な意味で無知は怖い。じゃあ、今日のDiet Blogの紹介に入ろう。
実は、最近、ビタミンDが話題になっている。翻訳文の最初にも触れているけど、ビタミンDに関する報告は非常に多い。ビタミンDに関する報告をちょっと調べても次のようにある。当然、もっと多いけどね。
- ビタミンDの欠乏によって脳機能の障害を引き起こすかもしれない:研究/Vitamin D deficiency may harm brain function: study
- 遺伝子変異体とビタミンDは、MS(多発性硬化症)のリスクに関連するという研究/Study links gene variant and vitamin D to MS risk
- 不十分な血清ビタミンDレベルは、慢性痛を持っている患者さんの麻酔鎮痛薬の使用過多と関連/Inadequate Vitamin D Levels Linked To High Use Of Narcotic Medication By Patients In Chronic Pain
- ビタミンDの欠乏と帝王切開との関連性/Having a Baby: Vitamin D Deficiency Is Tied to C-Sections
- カルシウムとビタミンDを組み合わせると体脂肪を減らせるだろう/Calcium plus vitamin D may help shed body fat
ビタミンDといったらカルシウムの吸収を促進させるため、骨粗鬆症の治療薬として病院で処方されている。しかし、ビタミンDは、数々の生理活性があり、心疾患、慢性炎症、癌や肥満にまで効果があるという報告に溢れていから、ビタミンDの処方をしてもらっている人は続けたらいいだろう。
というのも、ビタミンDが欠乏している人が非常に多いからだ。若者から年寄りまでビタミンD欠乏になっているという報告は多い。しかし、ビタミンDに関して分かってないことが多いから、欧米でも、ビタミンD欠乏症の定義に関してもめている。
今まで、ビタミンDの血中レベルが11ng/ml以下になれば欠乏症として定義されていた。しかし、最近、20ng/mlに引き上げようという動きがある。
日本人を対象にした報告を見たことないから日本での動きが気になるところ。今後ビタミンDを注目していく予定。
少なくとも、中年で太った女性はビタミンDレベルが低い。病院についているならビタミンDを処方してもらったらどうだろう。太っていると、ビタミンDは、脂肪組織に吸い取られる。だって、ビタミンDは脂溶性ビタミンだからね。
ティーン、ビタミンD、そしてリスクファクター
Teens, Vitamin D and Risk Factor
過去5年ぐらいの間で、ビタミンDほど話題に上ったビタミンはないだろう。しかしながら、ビタミンDに関する報告は、成人や高齢者を対象にしたものがほとんどであった。American Heart Associationのミーティングで最近発表された研究では、ビタミンDの血中レベルが低い十代の若者は、高血圧、高血糖、そしてメタボリックシンドロームの危険性が非常に高くなることが示された。
3500名の12-19歳の青年を解析した研究で、ビタミンDの血中レベルの低い若者は;
- 2.36倍、高血圧が認められる
- 2.54倍、高血糖が認められる
- 3.99倍、メタボリックシンドロームになる
年齢、性別、人種、BMI、社会的背景や身体的能力で補正をした。
ビタミンDのレベルは、白人で最も高く、黒人で最も低かった。そして、メキシコ系アメリカ人で中間を示した。白人のレベルは、黒人に較べて2倍近い値を示していた。
若者の血清ビタミンDのレベルを示したデータを見ると、彼らの食生活、野外でどの位過ごしているのか考えて、心配になってくる。
American Heart Associationの元会長、Robert H. Eckel医師は話した。
意見は合いそうだ。若者の酷い食生活や日光を病的に嫌う傾向を考えると、この研究の結果で驚くことはない。
何をすべきか
- 十分な日光を浴びる:腕、足もしくは顔に日光を受けるんら10-20分以上にならないようにして、週に2,3度、午前11時から午後2時の間にする。
- まともな食生活:食生活を全般的に改善することを支持している立場として、足りないもの「埋め合わせる」食生活をするより全体を変える努力をしよう。果物や野菜の多い食事、適度なタンパク質、いい脂肪に全粒穀物を摂る。
- ビタミンDの含まれている食事をする:ビタミンが豊富に含まれている食事を摂るのは、思うほど簡単なことではない。サケ、マグロ、イワシなんかいいけど、最もいいのはタラの肝油だ。ほとんどの牛乳もビタミンDを100IUほど強化してる。
- サプリメント:カプセルや肝油として、400から1000IU摂ることができるから悪い考えじゃない。
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