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2008年12月 8日 (月)

ファースト・フードとアルツハイマー病の関連?

0812burgerfriesNewlogo認知症は高齢化の進む日本で深刻な社会問題になっている。まだハッキリと病態は分かっていないし効果的な治療法も未だ確立されていないから大変だよ。

治療法の研究は重要だと思うけど、早期発見による病態の進展抑制と発症予防に力を入れなければならないだろう。

比較的病態の解明が進んでいるアルツハイマー型認知症でも未だ効果的な予防法は示されていない。従って今日のDiet Blog(ダイエットブログ)の話題も興味深いんじゃないかな。

apoE4遺伝子の変異は欧米人に較べて、日本人では頻度が少ないと言われている(ちょっとハッキリしたデータを持ち合わせていないので知っている人がいらっしゃれば教えてください。)から、今日の話がすべての人に当てはまる訳じゃないけど、ファースト・フードを避ける理由は1つ増えたんじゃないかな。

アルツハイマー型認知症の分子生物学的な病態について最近理解不足になっているので、新しい情報を得るために今回Susanne Akterin女史の卒論を読もうと思う。オープンになっているから興味ある人は読んでみたらどうだろう。

ファースト・フードとアルツハイマー病の関連?
Fast Food Linked to Alzheimer's?

ファースト・フードで代表される食事、飽和脂肪酸、コレステロール、糖質の多い食事を摂ることで、アルツハイマー病の患者さんに見られる脳の変化に似るという研究報告がスエーデンの研究者によって示された。

カロリンスカ研究所のアルツハイマー病リサーチセンターによる研究は、Susanne Akterin女史のチームによって成された(プレスリリース)。マウスの脳に見られる変化は、ファースト・フードを過剰に食べる人の脳の変化に似てしまうと彼らは信じている。

この研究に関するロイターの報道によれば、アルツハイマー病に関するAkterin女史の研究は、アルツハイマー病のリスク・ファクターとして知られ、人口の15-20%に認められるapoE4遺伝子変異にフォーカスされている。

人間のapoE4遺伝子変異によって生じる影響に似せる遺伝子操作したマウスを使った研究、そのマウスに脂肪、糖、コレステロールの豊富な食事を9ヶ月間投与した - この食事はファースト・フードの栄養価に等しいものである。

彼らの知見を公的なアドバイスとして発表する前に、さらなる研究が必要であるということは彼らも認めている。apoE4遺伝子を持っている個人の場合は、ファーストフードを避けることでアルツハイマー病の進展させないかもしれない。ファーストフードの摂りすぎ(飽和脂肪酸やコレステロールに糖質)による健康障害はよく知られているし、この研究によって、ハンバーガーやフライドポテトを自分の食生活の一部にしないための新たな理由付けになるだろう。

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