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2008年10月28日 (火)

リモナバント(両品名:アコンプリア)の服用者に精神障害のリスク

0810acompliaNewlogo色々な種類の抗肥満薬が欧米では利用できる。今日の話題で取り上げているサノフィ・アベンティスのアコンプリアは2006年から欧州で販売されていて、禁煙補助薬としても使えるから人気があったようだ。米国と日本での販売を検討していて申請を出していた。

しかし、記事にもあるように自殺との関連性があるという結論から、米国では、米国食品医薬品局(FDA)が2007年6月に承認勧告しないという決定をした。

そして、今日のニュースを見てわかるように、欧州でも欧州医薬品庁(EMA)が中止に向かって動き出した。現在日本で臨床試験をされているようだけど、日の目を見ることはないだろう。

実は、アコンプリア、ググってみると、輸入代行をしてくれるサイトが無数に見つかる。自己責任で購入するのであれば、問題があっても文句は言えないから注意してね。

アコンプリアを内服している人を知っていたら是非注意してあげてください。

リモナバント(両品名:アコンプリア)の服用者に精神障害のリスク
Users of Rimonabant(Acomplia) Risk Psychiatric Problems

抗肥満薬のリモナバント(欧州:アコンプリア、米国:Zimulti)には、うつ病、精神障害、更に自殺との関わりに関して、2007年に報告されてから、ついに、欧州医薬品庁(EMA)は、医師に処方を控えるべきだという勧告を出した。BBCニュースによれば、リモナバントの販売活動も止まっている

英国では、肥満や過体重の97,000人にこの薬が処方され - 現在20,000人が内服している。

米国食品医薬品局(FDA)は昨年、製造会社が安全性を示さなかったという事を受けて、この薬の使用を禁止した。(BBCのニュースサイトを確認しよう。このダイエット錠剤には自殺のリスクがある。)

BBCニュースサイトのコメント:

更に最近のデータと、サノフィ・アベンティス(リモナバントを製造している会社)から出されているデータを見れば、リモナバントを内服している肥満や過体重の人は、偽薬を飲んでいる人に比べて、約2倍の精神障害の危険性が示されていた。

その上、2008年6月から8月の間、この薬を使った臨床試験に参加した患者さんは、偽薬を飲んでいた自殺者は1人に比べて、この薬を飲んでいた人から5人の自殺者が出た。

現在リモナバントを内服している患者さんへの忠告を言えば、直ちに中止する必要はないけど、医者の予約を取って、この治療に関して話し合う必要はある。

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