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2008年9月12日 (金)

肥満と闘う:アーミッシュのように動け

Amish Newlogoアーミッシュ」って知ってる?私の世代だったら知っている人いるかも。

映画好きでなくてもハリソン・フォードは知っているよね。新作の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」でちょっと話題になっていた。

私はスター・ウォーズからのファンで、彼の出演作品を全部観ている。実は、アクション俳優から演技派になった節目の映画に「刑事ジョンブック/目撃者(Witness)」ていう好きな映画がある。

どうしてこの映画を持ち出すかと言えば、殺人事件を目撃したアーミッシュの少年と母親を守る刑事の話だからだ。殺人事件を中心にしたサスペンスなんだけど、アーミッシュ社会との交流を描いたヒューマンドラマにもなっていて、彼らの生活スタイルを垣間見られる。もしアーミッシュ社会に興味があるなら、レンタル店に行ってみたらどうだろう。映画の内容も面白いよ。

でもここを読むと、アーミッシュの捉え方は米国人と日本人で違うのかな?もし心のふるさとと感じているのなら、今日の記事をDiet Blogの読者はどう感じているのだろう?

そうだよね。コメント欄を読んで反応を確認しよう...

-----Diet Blogに行って確認、しばし時は流れる-----

戻ってきました。まだコメント数は少なかった(6コメント)んだけど、読んで我に返りました。そうそうDiet Blogはサイエンスのサイトだったよ。アーミッシュの社会観について論ずる場じゃないよね。

今日のDiet Blogの話は、肥満の原因として、遺伝要因と環境要因で、どちらの影響力が大きいかっていうテーマだ。最近注目されている肥満遺伝子、FTO遺伝子に関する話題だ。

どうも、最近Diet Blogに参加したGerald "Gerry" Pugliese氏の記事は、文献報告を要約しているんだけど詰めが甘い。やっぱりコメント欄で突っ込みが入っている。

そうそう、彼の前回の記事、「トキシック・ハンガーの克服:肥満の最大の原因」では、彼のお師匠さん、Joel Fuhrman医師にかなり突っ込みが入っていた。あまりにも反響が大きかったので、とうとうJoel Fuhrman医師からレスが投稿されたよ。今度紹介しよう。なんせ、100コメント以上(いつもは20前後なんで反響が大きかった)あるので、まだ私が消化できていないんです(泣)。

この話は置いておいて、ちょっと今日の記事に補足は必要かも。

アーミッシュでも肥満の比率は一般の米国人となんら変わらない。活動性の低いアーミッシュの人は、TFO遺伝子があれば、持っていない人に比べて肥満傾向を示すけど、活動性の高い人は、この遺伝子を持っていても持ってなくても肥満率は変わらない。という結果だったということ。運動をすれば肥満遺伝子の影響を凌駕できるっていうお話だ。そういう話なのに、次のようにまとめてしまうと突っ込みが入るようだ...

肥満と闘う:アーミッシュのように動け
Fight Obesity: Exercise like the Amish

肥満もとうとう強敵に出くわしたよ。政府の実験室から生まれた極秘のミラクル治療法じゃない。そんなのと全然関係はない。一言、アーミッシュ!

本当に活動的なアーミッシュは、人々を遺伝的に肥満に導いてしまうと考えられている肥満遺伝子の影響を受けないという事を最近研究者は発見をした。

「我々は、150年前は肥満の危険性のなかった遺伝子を確かに持っているだろう。しかし、生活環境が変わってしまったので、そのマイナス面が顕在化してしまった。」メリーランド大学のSoren Snitker医師はReutersにこう話した。

確かに、マイナス面はあるけど、アーミッシュには関係ない。この研究は、Archives of Internal Medicineに掲載されているけど、身体的な活動性 -- もしくは、ある種のエクササイズをすれば、遺伝的に肥満になりやすい体質に打ち勝つことができる。

アーミッシュでも活動性の低い人は過体重や肥満になりやすいと示されている --- なんだ、我々と同じじゃないか!

わかった、立派な顎髭を伸ばして畑にスキをかけたりするのは、現実的じゃないだろう。しかし、少なくとも、肥満を引き起こす遺伝子を責めるなんてことはすべきじゃないよね。

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