食事の写真を撮れば減量は加速化する?
Life-LOG(ライフログ)を全部読んでいる読者(そんな人いないと思うけど)だったら、私がライティング・ダイエット(フード・ジャーナリング)に力を入れているの知っているよね。
実は私自身、実践した経験がなかったから、今年の6月から実験的に裏のブログに記録を録ってみたことがある。
情けないことに、7月で中断してしまった。原因は「面倒くさい」の一言に尽きる。ブログ更新にMacを使っているので、食事の度にMacを起動させて入力したり、まとめて後で入力するっやり方に無理があった。
パソコンでブログ更新は、本当に根気のいる方法だろう。iPhoneを手に入れたから楽にできるかもしれない。そろそろ再開してみようと思っている。
(追記08/09/19) 実は、9月15日からLife-LOG OtherSide(プライベートブログ)に写真を載せ始めている。カテゴリーの「ライティング・ダイエット」を見てくださいな。さあ、いつまで続くかな。
今日のDiet Blogの話題は再びフード・ジャーナリングの話なので、Life-LOGで紹介しているライティング・ダイエットのトピックスをまとめておこう。
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食事の写真を撮れば減量は加速化する?
Could Photographing Meals Boost Weight Loss?
食事の記録をする(フード・ジャーナリング)方法は、減量のために非常に効果的だということは以前から示されている。最近の研究によると、記録を録らない人に比べて、2倍以上の減量ができている。ウインスコンシン大学マジソン校の研究者は、単に記録を付けるより食事の写真を撮った方が効果があったという報告をした。なぜ効果的と考えたのか、詳しい研究の内容を紹介しよう。
- 43名のボランティアに食べた食事の写真と説明の記載を1週間するように指示した。
- 実験の後でアンケートを取ると、写真付きの日記を書けば、よりヘルシーな食生活に変えるためにどうすれば効果的なのか考えられるようになった。
- 撮影をする行為は、お菓子を食べたくなる衝動を知るための強力なツールになることを研究者は悟った。
- 伝統的な食事日記(ジャーナリング)と同様に、写真付きの食事日記は、口に入れた食事を正確に把握できる。
- Lydia Zepeda教授とDavid Deal氏、この研究をした研究者によると、食事の記録を書き留めるだけでは、食べてから数時間後になるので、どのくらいの量を食べたかイメージを作り出すための強力なツールにはなり得ないと雑誌New Scientistで報告している。
- 多くの人は、視覚的なイメージに対して効果的なレスポンスを得られる、食べた物を見ることがこれほどインパクトのあるという今回の結果は、決して驚くべき事じゃない。
利用するために - これは現実的?
デジカメ世代、カメラ付き携帯など、この種の方法論は問題にはならない。しかし、毎回の食事やスナックの写真を取ろうとする気持ちが続くだろうか?ここに対処するための戦略を紹介しよう。
- 伝統的な食事日記を少なくとも3週間続ける。食習慣のパターンがなかなか変わらないと思ったら、写真を撮ることを考えよう。
- 食事の写真を撮れると思った時は撮影して、何を食べたかも記録しよう。
- パソコンに写真を保存してスライドショーで連続して見る。観察して気がついたことをメモる。例えば、食事の量が多いことに気がつくだろう。また、彩り豊かな果物や野菜を摂っていないことにも気がつくだろう(逆に彩り豊かなフルーツループやジェリービーンの摂りすぎに気づくだろう)。
- 撮るのは健康や体脂肪に関わる食事やスナックの写真だけにしよう。1日、週、月の終わりに、写真をスクロールしてみて、何を減らさなきゃいけないか、食事の量を決めればいい。一週間の比較をして自分のパターンを知ろう。
- 特に気がゆるみがちな時間帯で食事の写真を撮ろう。例えば、週末や夜遅くのスナックなんかだ。
最後に考えること
ハネムーンの時、バイキングスタイルの食事をしたことを思い出した。お腹がぺこぺこだったから何度も食事を取りに行った。私の妻は、食べてしまったすべての食事を大きなお皿にまとめて写真を撮ったら、ゾッとするんじゃないって言ったけど、全くくその通りだ。
伝統的な食事日記をすれば、ほとんどの人にとって十分なんだろう。でも、感覚的なアプローチが効果的な人もいる。両方の方法(たぶん時間がかかるけど)は、それぞれの方法では対処できない多様性を理解するために効果的だろう。
香川県 高松市 ダイエット 健康 田井外科胃腸科医院
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コメント
本日は失礼致しました。
久しぶりにコメントします(^-^;
写真を撮るのはいいかもしれませんような気がします。
私も筋トレに勤しんでいたころ鏡に映る腹筋の割れ目を毎日見、モチベーションを高めていたことを思い出しました。
そろそろ本腰を入れ減量しようかと思う今日この頃です。
最後に本当におめでとうございました!!!!!!!!
投稿: kj | 2008年9月 9日 (火) 20時05分
ありがとう。お互い筋トレ頑張っていきましょう。
投稿: 屋台ブルー | 2008年9月 9日 (火) 20時33分
お久しぶりです。
写真を撮ることでそんな効果もあるんですね。
そういえば・・・会社の同僚(糖尿病)も毎食デジカメで撮影しています。
彼の場合、撮りためるだけでブログ等にはアップしていませんが、食事制限を続けるのにも良いのですね。
投稿: まぁぶ | 2008年9月10日 (水) 14時28分
ブログにアップしなくても、自分が見るだけで効果があるようですね。携帯で写真を撮っていってもいいかなと思っています。
投稿: 屋台ブルー | 2008年9月11日 (木) 07時50分
減量の加速ということで言えば、僕は就寝一時間前と起床直後の体重を2007年以降毎日計って記録をとっているのですが、最近「大麦若葉」と「亜麻仁油」を摂取し始めたところ、その記録から興味深いデータが得られました。
http://to-life-cheers.blogspot.com/2008/09/blog-post.html
大麦若葉と亜麻仁油を摂取し始めて、まだ日が浅いので、これだけではなんとも言えませんが、なかなか面白いデータではないかと思います。
投稿: fumixie | 2008年9月13日 (土) 14時31分
亜麻仁油は「フラックスシードオイル」の事ですよね。非常に興味があるのでまたレポートしてください。
投稿: 屋台ブルー | 2008年9月18日 (木) 12時23分
僕が大麦若葉と亜麻仁油を摂るようになったのは、実はダイエットを促進するためではなく、
http://www.shirleys-wellness-cafe.com/eczema.htm
を読んだのがきっかけです。体重が以前より減るようになったのは、僕にとっては、いわば副次的効果とでもいうべきものでした。新陳代謝が以前よりも活発になっているのかもしれないと思わせる兆候もあるように感じます。
それから、僕が使っている亜麻仁油の成分を追記しましたので、よければご覧ください。
投稿: fumixie | 2008年9月18日 (木) 13時42分
fumixieさん、毎回興味深い情報をありがとうございます。リンクのサイトも時間ができたら読もうと思います。やっとThe Hibernation Dietを読んでいるところです。
投稿: 屋台ブルー | 2008年9月19日 (金) 17時50分
初めて書き込みします。このホームページの健康に関する情報量の多さに驚いています。いざ、自分に振り返ってみますと健康に関してほとんど何も考えていませんでした。食事量は多くはありませんが運動をほとんどしないためエネルギーが消費されていないのが現状です。いきなり運動!と息巻いてもどこか悪くしそうで一歩が踏み出せません。健康を考えなければならない年齢となっておりますので、このたくさんの情報を参考にさせていただけたらと存じます。
投稿: 門前 純治 | 2008年9月25日 (木) 19時50分
何事でも自分のできる事から少しずつ変えていけばいいんじゃないでしょうか。頑張ってください。
投稿: 屋台ブルー | 2008年9月26日 (金) 15時56分