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2008年7月16日 (水)

新ガイドライン:もっとエクササイズ、でも激しくしないで

Newlogo2009年1月29日追記:米国の国立老化研究所から高齢者のためのエクササイズガイド本が公開されました。ここLife-LOGでは、このガイド本「エクササイズ&フィジカル・アクティビティ:国立老化研究所による日常生活ガイド」の翻訳を公開しているので興味がある人はチェックしてください。高齢者に限っていないので、運動に興味がある人は、是非読んでみて下さい。

アメリカでエクササイズのガイドラインが発表されるようだ。まだ発表されていないけど、既に物議を醸しているようだ。ダイエットやエクササイズは、ガイドラインに囚われないで、個人の状況に合わせて実行できたらいいんだけどね。

新ガイドライン:もっとエクササイズ、でも激しくしないで New Guidelines: Exercise More, not Harder

今年の後半に予定されているエクササイズの指針が米国政府から発表されたら、大きな論議が巻き起こるだろう。デューク大学の心臓血管専門医、William Kraus教授は、ガイドラインのための情報を編集している13名のエクササイズ専門家の一人であり、638ページにわたる提言をまとめ上げ、次のように話している:

基本的に、一日中座らないで。動くときは、速すぎないで.... 「例え1マイルを、歩こうが、ジョギングしようが、スプリントをしても、だいたい100kcalの消費になる」から同じようなもんだ。

私はこの提言には戸惑っている。なぜかって言えば;

最初に、これは強いメッセージ性はあると思う - シンプル、効果的、そして現実的。ここに疑いの余地はないだろう - 腰を上げることが、健康になるための記念すべき一歩になるだろう。誰だって知っている有名な格言;「千里の道も一歩から」。
このメッセージ性は素晴らしいけれど、具体的な提言は、科学的と言うより、座ることの多い国民にエクササイズをさせるための説得性に基づいて作られている。これはかなり取っつきやすいアプローチになる。でも、強度の高い運動をする効果を、かなり軽く見積もっているところが面白い。次の2つのセンテンスは異なってくる。

「素早い動きは必要ない。」(賛成だ)

それと

「健康面から見れば、1マイル走るのも1マイル歩くのも大きな相違はない。」(反対だ/状況による)

何を成し遂げようとしているかによるね。ソファーから離れるっていうのは最初のステップになるし、色々な健康面への利点が得られる - 特に座ってばっかりいた人にとってだけどね。体脂肪の減少に関して言えば、- 最大の関心事になると思うけど、楽しんで歩く程度のプログラムだったら効果は限られる。更に言えば、ハイペースのエクササイズは、健康に対してよりよい効果を与える。実際、快活な運動は長寿に関連するけれど、そうじゃない運動では関連性がないという研究が示されている。

Kraus教授は、血糖コントロールに関して言えば、快活な(激しい)運動よりも、楽しめる楽な運動の方がいいとさえ言っている。これは、強度の強い運動の方が、楽な運動をするよりも糖尿病の発症予防やコントロールに優れているというエール大学の研究を考慮していない(Journal of Applied Physiology, January 2006)。

UNC-チャペル・ヒルのNortin Hadler教授も、提言されているガイドラインに反対している(カロリーナ大学の男はデューク大学の男と意見が合わない?冗談だよね!)。彼は「些細なことに対する偏見」と呼んでいるし、このガイドラインは個人の状況を無視していると言う。例えば、貧困とかダイエットをしているかどうかだ。私も、エクササイズの「些細なこと」を考えないけど、個人の状況に対する彼の意見を考える必要はあるだろう。

まとめとして

エクササイズを習慣化することは、成功させるための土台になる。ゆっくりと始めて時間を伸ばすっていうやり方は、座ってばかりいる人や、やる気のない人には、ベストじゃないかな。体脂肪を減らして、フィットネスを増やす方法は、何と言っても、快活なエクササイズを組み入れ、筋トレをすることになるんじゃないかな。

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コメント

アメリカでエクササイズのガイドラインが発表されるんですか そのガイドラインは どういうメディアに 掲載 されるんでしょうか? 掲載時期は いつごろでしょうか?

投稿: yamasama | 2008年7月20日 (日) 09時26分

よく 日本では 1日 10000歩 歩くのを 目指しましょうといいますが これは 根拠のある 歩数なんでしょうか? 歩きから 速さには 関係なく ただ 10000歩 歩けば バランスのいい 運動量になるんですか?

投稿: yamasama | 2008年7月20日 (日) 09時28分

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