糖尿病男性の寿命を決める鍵はフィットネス
今日のニュースは、太っていても痩せていても活動性が重要って話。
「運動療法と食事療法、どちらが重要?」なんて問題を考えるかもしれない。
しかし、どちらが重要なんて考えるのは無意味だ。どちらも必要なのは明らかだろう。
運動療法と食事療法は「どうやって実行するか?」というのが重要な問題だ。
色々な理由で、運動はできないし、いい食事もできない人はいる。しかし、改善したいというモチベーションを持たないと何も始まらない。
病的な理由で肥満から離脱できない人、何度もリバウンドを体験した人もいるだろう。そういう人は専門家のアドバイスを聞いてから減量を試みたらどうだろう。近くにいるダイエットの専門家に相談してみよう。
糖尿病男性の寿命を決める鍵はフィットネス
Fitness a Key Element in Determining Male Diabetic's Longevity
7年間の調査の結果、体重より体型を保つことがより重要だということが分かった
6月15日、日曜日のHealthDay News --- もし2型糖尿病の男性なら、どのくらい体重があるかよりも、どのくらいフィットしているかで、後どのくらい長く生きられるか決められるかもしれない。
この週末にサンフランシスコで開催された内分泌学会の年次総会で発表予定されていた新しい研究報告から、糖尿病男性の寿命を評価では、体重よりも肉体的な健康が重要であると示された。
「体重別にどんなカテゴリーに属していても、「低度のフィットネスレベル」の男達が最も死亡率が高い。」研究者のRoshney Jacob-Issac医師、ジョージ・ワシントン大学病院の内分泌科の先生は、発表原稿の中でコメントしていた。
VA病院に就いている2,690人の男性糖尿病退役軍人を研究対象にした。彼らのほとんどは、BMI値(注1)を使えば、過体重か肥満である。
退役軍人は、一般的なトレッドミル運動負荷試験を使って評価されて、低度、中程度、高度のフィットネスレベルに分類された。
最も高度のフィットネスレベルの男達は、研究期間(7年)の間で最も死亡率が低かった。例えば、高度のフィットネスレベルの男性なら、体重は標準や過体重でも、40%の死亡率低下が認められた。これは、肥満でけど比較的体型のいい人達で顕著な結果を示した:同程度の肉体的に衰えている男と較べて死亡率は52%低下していた。これは7年間の追跡結果で認められた。
「糖尿病患者さんは、活動的になることで、体型を良くして、少なくとも中程度のエクササイズレベルができるようにすべきだ。減量はすばらしい、しかし活動的になるのも同様に重要な事だ。」Jacob-Issac医師は忠告した。
彼女は少なくとも30分間の中程度のアクティビティをすべきだと言っている - 少なくとも週に5回は快活に歩くことをすべき - 最近の研究で示されている健康へいい効果を与えるレベルだ。
SOURCE: Endocrine Society, news release, June 15, 2008
(注1)BMI、ボディ・マス・インデックス:体重キログラム÷身長メートル÷身長メートルで求められ、米国では25以上は過体重、30以上が肥満である。日本の基準は違うよ
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コメント
BMI数値が悪くても、肉体的に鍛えていれば問題ない?ってことですよね。筋肉質な体になれば当然体重も重くなるしBMIも増えてくる。やはり体は鍛えないといけませんね。でも加齢とともにぷよぷよしてきます。
投稿: ryoryo | 2008年11月21日 (金) 14時22分