バージニア男がマクドナルドで80ポンド(約36キロ)痩せた
今日は軽いニュースを紹介しよう。ファーストフードに関するお話。ファーストフードに関する記事をいくつか以前取りあげているので、読んでいない人は覗いてみて。
2008年1月23日:ファーストフード vs フルサービスレストラン:どちらがまし?
2008年2月1日:レストラン業界の秘密
2008年3月7日:ファーストフードを食べ過ぎたら肝障害になる?
リンクの記事を読めば書いているけど、ファーストフード好きに是非観てもらいたい映画「スーパー・サイズ・ミー」は必見だよ。2004年のアカデミー賞のドキュメンタリー部門で賞を取った。
この映画では、ビッグマックやフライドポテトにシェイクなど典型的なメニューを食べていたけど、今日のニュースでは、比較的健康的なメニューを選んでいる。kansasCity.comの6月20日付けのニュースを見ていこう。
バージニア男がマクドナルドで80ポンド(約36キロ)痩せた
Virginia man sheds 80 pounds eating at McDonald's
バージニアの男がマクドナルドで毎日食事をして6ヶ月間で80ポンド(約36キロ)減量した。ビッグマック、フライドポテトやチョコレートシェイクを摂らないで、だいたいサラダ、ラップ・サンド、そしてアップル・ディッパー(リンゴのスライスをキャラメルソースに付けて食べるスナックサラダらしい。アメリカでは好評なんだって)にキャラメルソースを付けないで食べたようだ。
Chris Coleson氏は、昨年の12月に278ポンド(約126キロ)の体重があった。身長約170cmのColeson氏は、現在、199ポンド(約90キロ)の体重になっていて、ウエストのサイズも125cmから90cmに落ちている。
クイントンに住むこの42歳のビジネスマンは、便利だったからマクドナルドを選んだと言う。
彼の二人の子供やアメリカ大陸をタンデム自転車で横断した目の不自由な退役軍人の話からこのダイエットを思いついた。
Coleson氏は、Tricia Summerさんと結婚したときの185ポンド(84キロ)に戻ることをゴールにしている。彼らの結婚10周年は土曜日だ。
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ニュースはここまで。さあ、皆さんどう思いますか?私は、これありかなぁと思う。
私がこのニュースに関心を示したのは、Coleson氏と年齢、身長が似ているからだ。私は42歳で172cm。興味深いのは体重。Coleson氏は、目標体重が84キロ!私は、一番太ったピーク時の体重が84キロ!現在は61キロ前後で快調になっている。
超巨大な肥満者が多いアメリカであり得る話だけど、それ程でもない日本人にお勧めできるかどうか。皆さんどう思います?
患者さんを指導するときに何度も説明しているけど、日本人は肥満に対する抵抗性(こういう表現をしてもいいかどうか知らないけど)が、白人に較べて弱い。少し太れば病気になる人種のため、白人の実践するダイエットを闇雲に実践することに問題があるんじゃないかな。皆さん、どう思いますか?
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