肥満は地球温暖化の一因にもなっているのか?
肥満が健康問題の一因になっているのはわかるよね。今日のReutersの報告「Obesity contributes to global warming: study」では地球温暖化の原因にもなっているということ。
どのようなデータや解析で話をしているかわからないけど、なんとなく彼らの言うことは納得できる。しかし、あくまでも仮説なんで、こういう考えがあるという事を覚えておこう。どちらにしろ肥満を解消するということは自分にも環境にもいいよね。
じゃあ簡単にニュースを見ていこう。
肥満と過体重の人々は、移動と食べるために燃料をより多く必要であり。これは人口が文字通り膨らんでいくと悪化していく。Hygiene $ Troopical医科大学、ロンドン校の研究チームは言う。
食糧不足とエネルギー価格の高騰がこれに加わるという報告を、研究者のPhil Edwards氏とIna Roberts氏は学術雑誌Lancetに金曜日投稿した。
「我々はみんな重くなっているし、これは世界的な責任問題になっている。」電話インタビューでEdwards氏は話した。「肥満は、問題全体の鍵になる。」
少なくとも世界中で4億人の成人は肥満。WHOの評価によれば、2015年までに、23億人の成人が過体重で7億人以上は肥満になるだろう。
かれらの実験モデルでは、BMI値が30に近い肥満者を世界人口の40%にしている。多くの国でこのレベルに急速に近づいているか追い越している。Edwards氏はこう言う。
BMI値は身長と体重から求められる値で、正常値は普通18から25であり、25を超えたら過体重、30を超えると肥満になる。
研究者によると肥満者は基礎代謝を維持するために1日1,680kcalを必要として、1日の活動を維持するために、更に1,280kcalが必要になる。BMIを維持するために、他人より18%エネルギーを多く必要としている。
痩せている人は食事も少なく、車よりも歩く方が多くなるため、スリムな人口比率は、移動するにも農作物の生産にもより少ない燃料ですむ。
これは重要なことである。なぜなら温室効果ガス排出の20%は農作業の生産からである。
次のステップは、体重の重い人口は、どれだけ気温上昇になり、どのくらいエネルギー価格を高騰させ、どのくらいの食糧不足になるか定量評価をしていくことだ。Edwards氏はこう話した。
「BMI値を標準体重にしていく運動は、世界規模での需要を減らせるし、食料の価格も抑えられる。」Edwards氏とRobetts氏はこう報告した。
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コメント
私も昔と違い、どんどんBMI値新記録更新中・・・。
現在、本気でダイエット中ですが、地球温暖化の一因となると気合の入り方も違いますね!
地球環境に貢献しようと思います!!
投稿: kj | 2008年5月19日 (月) 22時32分