夜中にラーメンを食べても太らない
最近、本の紹介をしていないな。どうも私は読むスピードが遅くて1日1冊のペースなんてできやしない。
そんなわけで、「できる人間」からほど遠い私のやれることは、このブログ。最新のダイエットニュースを紹介している所は少ないから、ちょっとユニークじゃないかな。
さて無駄話はやめて、今日紹介するのは、私の相方が買って読んだ本、いつも私が言っていることと同じ事を書いてあるというから、ちょっと読んでみた。
著者の伊達友美(ダテユミ)さん、1967年生まれ。おっと似てるじゃん。自身の20kgのダイエット経験から、ストイックな食事制限ではなく、「食べて痩せる」ダイエット。これも私と同じじゃん。
ここまではほとんど同じだけど、ちょっと違ってくる。彼女は多くの女性から支持を受けている。あれ、私は、自分の患者さんからしか支持を受けてないよ。アンチエイジングクリニックのカウンセラーとして3000人以上の食事を指導する、んー、私は50人ぐらいしか指導してないな。
読んでみたらわかるけど、伊達さんの言うとおり「ポジティブシンキング」は重要な事だろう。身体に悪いものを避けていくと何も食べられなくなりストレスを感じる。でも、身体に良いものを食べて浄化させると思えば、楽にダイエットに取り組める。
それから、ダイエットと言っているけど、ライフスタイルの改善が根本にあるところも同じ。やはりというか、伊達さん、管理栄養士なんで、栄養学の知識を取り入れた無理のない話の展開だ。
本当に良くまとまった内容だと思う。
でも最近、ダイエットに関して何にでも懐疑的になっているので、「これ本当か?」「どこにそんな根拠があるのか?」「説明が足りないんじゃない?」など、疑問符が次から次へと生まれた。
まあ新書版サイズなんで言いたいことを全部書くのは不可能なんだろう。でも一般的に受けいられていない事象を話す場合、根拠となるデータが示されていないと納得できない。
医者の本ならリファレンスが付いていることは多いけど、管理栄養士さんは付けないのかな?
ある程度強引に読者を引っ張らないとカリスマ的な支持は受けられないから、本を売るための戦略なんだろうか?
私が一番気になるのは、副題についている「男のための食べやせ革命」。ダイエットに男と女で違うのか?男はクオリティーの高い肉食をしろというのも納得できない。
私も同じだけど、彼女もニュートリショニズム(Nutritionism:まだ説明してないけど今後説明するから)に囚われているようだ。できるだけ栄養素に対して客観的に見る立場をとらないといけない。
私の食生活の基本は「フレッシュな果物と生野菜」だけ。加工食品は無し。添加物と農薬も無し。汚染されていない肉と魚を少し入れてやるのが理想。
はっきり言ってこんな食生活を現代社会ではできない。妥協しなければならない。だから、妥協の仕方が重要になる。その妥協法をできるだけ多くの人に伝えたいと私は思っている。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
夜中のラーメンで大学時代を思い出しました
150cm38kgで入学、一人暮らしを開始しました
スナック菓子やチョコレートから始まり、それまであまり口にしなかったラーメン、牛丼(豚カツを載せたカツ牛丼てのも食べてました)、コンビニ弁当等をお腹いっぱい、時間問わず食べるようになり、気づけば10kg増になってました
夜中のラーメン、牛丼はほんと美味しいです 今は3?才ですがもたれが気になり夜中には食べる勇気がないですが・・・。
ところで10kg増の体重ですが、卒業と同時に実家に戻り、1年くらいで大学入学当時程度に戻りました 気をつけたのは、外食やジャンクフードを減らすくらいでした 食生活って重要だと改めて感じました
10月にお子様がお生まれの予定とのこと 楽しみですね
ちなみに私も10月ハロウィン生まれです
投稿: いずみん | 2008年5月17日 (土) 00時23分
コメントありがとうございます。
「間食しない。」「加工食品食べない。」を続ければ自然に適正の体重に戻っていくような気がします。
そうなんです。子供が生まれるから食生活には気をつけないといけないと思っています。食育も親の義務じゃないかと思っています。
投稿: 屋台ブルー | 2008年5月18日 (日) 09時40分