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2008年5月15日 (木)

禁輸制裁ダイエット

Newlogo今日のDiet Blogの記事も面白い。近い将来日本でも起こるかもしれない。

原油の高騰によりガソリンは値上げされ、食料品の値上げもますます進むとすれば、自然に車に乗れなくなるし、食事量も減ってくるよね。高松でも通勤時の車の量は減っているんじゃないかな。

なんか国民の健康は原油高騰にあるような気がする。原油高騰を悲観的に考えないでポジティブに考えれば、今の日本に原油高騰は必要な事かもしれない。

輸入に頼っている台所事情も考えなければならなくなるからね。

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禁輸制裁ダイエット
The Embargo Diet

国が経済的危機に陥ってしまうと、国民が希望を持つのは難しい。しかしながら、キューバでは、1990年から93年に大規模な経済危機が生じて国民の健康に大きな変化が見られた。

ソビエト連邦の崩壊と米国の禁輸制裁のダブルパンチによって、キューバ国民は深刻な食糧難と燃料不足にさらされた - これにより人々の食事量は減って、何処へ行くにも歩かなければならなくなった。Canadian Medical Association Journalの報告から、変化のあったイベントを見ていく:

  • 平均的な1日消費カロリーが3,000カロリーから2,000カロリーに減少した。
  • 車の運転ができなくなる。キューバの国民は何処へ行くにも歩くか自転車を使った。成人の運動量の比率は30%から67%に上昇した。
  • 予想通り体重は減少したが、予想されていた程ではなかった - 平均10ポンド(4.5kg)。肥満の比率はだいたい半分の14%から7%へ落ちた。
  • 軽症欝も減少。乳幼児の死亡率と神経疾患の割合は上昇した - これはビタミンやミネラルの欠乏によるところが大きい。

何かが確実に変化した1997年から2002年まで進むと。

  • 糖尿病による死亡率は51%減少
  • 心疾患による死亡率は35%減少
  • 脳卒中による死亡率は20%減少
  • すべての死亡率は18%減少した。

悲しいことに、キューバの経済状態は現在かなり強くなっているため、住民は、再び悪い食生活と、座ることの多いライフスタイルに戻っている。2005年から最近になると、過体重のキューバ人は60%近い割合になり、肥満の男性では14.9%に、さらにショッキングなのは肥満の女性は24.6%になってしまった。キューバは世界で最も砂糖を消費する国の1つで、全体の摂取カロリーの20%を砂糖が占める。

他の国が同じような経験ができないのは残念だけど(そりゃあ当然強いられちゃいけないよね)。身体活動を増して摂取カロリーを減らせれば、健康にめちゃいいというインパクトを与えることはできた。もっと色々は話があるだろう。これは始まりに過ぎない。

References:

  1. Reed G, Frank M, Epidemic Neuropathy in Denial of Food and Medicine: The Impact of the US Embargo on Health & Nutrition in Cuba. Washington, DC: American Association for World Health; 1997 p. 195-199.
  2. WHO Global Infobase: http://www.who.int/ncd_surveillance/infobase/web/

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