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2008年5月31日 (土)

死を考えると人はさらにクッキーを食べる

小ネタを紹介する前にちょっと。

実は、昨日、ここに異変が生じたんですよ。

Life-LOGの訪問者は、昨日まで1日100人前後、アクセス数で100から200ぐらいで推移してたのが、昨日、急に倍増した!

「とうとうブレイクしたのか?」

まさかね。でも、急にアクセス数が増えた理由が知りたかったので、ちょっとアクセス解析をしてみた。

すると、昨日の午後8時台に100人ぐらいのアクセスが集中していた。なぜ?

検索ワードを調べてみたら...

「伊達由美」

「伊達友美」さんと書かなきゃいけないのに誤表記してました。

8時台のテレビ番組でダイエットのカリスマ管理栄養士の伊達さんが出演していたんですね。

ちなみに「伊達友美」さんででググってみても私のブログはどこにもヒットしません(そりゃあいっぱいあるからね)。でも「伊達由美」さんでググるとトップページにLife-LOGがヒットするんです(笑)。
(既に修正したからググってもトップページにはでなくなりました。でも、このページが2ページ目に(汗))

そうです。変換ミスのまま私のブログに来てくれた人が昨日は100人ぐらいいたわけになります。嬉しいやらおかしいやら。でも明らかにブレイクじゃないから、ぬか喜びでした。

それでも肥満を環境問題、食糧危機問題として取り組み、減量法の啓蒙活動をしてます。気に入った人はまた来てください!皆さんの訪問が私の原動力、コメントもしてね。

それじゃあ今日の話を始めよう。

Thoughts of death make us eat more cookies」っていうNewScientistの5月29日付けのニュースを紹介する。

決して新しい内容とは思わないけど、こういう内容を何度も読んで、お菓子依存症から逃れる方法を各自で考えるべきだろう。

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Thoughts of death make us eat more cookies
死を考えると人はさらにクッキーを食べる

クッキーをガツガツ食べて自分たちの運命から甘ーく逃れる。

社会心理学者は既に、死を考えると買い物が止まらなくなるという報告をしている。例えば、アメリカの911事件から、全米の店で、贅沢な商品、缶詰製品、お菓子などの購入が一気に増えた。

死の考えと消費欲の関係をもう少し理解するために、テンペ、アリゾナ州立大学のNaomi Mandel氏とオランダ、ロッテルダム、エラシューム大学のDirk Smeester氏は746名の学生に、2つのトピックのうち1つのエッセーを書かせた:自分たちの死について、もしくは歯医者の受診についてどちらかだ。そして各々の被験者に、自己評価のレベルを知るための質問票も書かせた。

自己評価が低く死に関してエッセーを書いた被験者は、歯医者に受診するエッセーを書いた被験者に比べて、機会があれば、クッキーを多く食べるし、架空のショッピングリストから多くの物を購入した。自己評価の高い人は、死に関しての考えがあっても行動に影響を与えなかった(Journal of Consumer Research, DOI: 10.1086/587626)。

この著者は、自己評価の低い人は、死という強力なイメージを自覚することから、無意識に逃れる方法として消費という行動を取ると考えている。「ショッピングや食事をしている時、我を忘れることができるからね。」Smeesters氏は説明する。

カレッジ・パーク、メリーランド大学のRosellina Ferraro氏は、「死に関する心配事に対処するメカニズムの可能性はある」と考えると非常に面白い研究であると言う。死を考えてしまうトリガーはどこにでもある。例えば、自動車事故のニュースなんてそうだ。最新の、まだパブリッシュしてない研究で、自己評価の低い人は、死に関連したニュースを見た後に買い物や食事をするとSmeesters氏は言う。

「この事実を使って、食品会社がニュースの直後に食品のコマーシャルを流さないことを祈っているよ。」Smeesters氏は言う。

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さあ、ニュースはここまで。ストレス解消から食べてしまう理由の1つだろう。面白いのは事故のニュースを見た後にも食事をしてしまうって事。じゃあ今の社会不安の大きい日本でも過食になってしまう人が多くなるよね。一人一人の自己評価を高めるっていうのが大事だろう。

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2008年5月30日 (金)

1日5食で減量できない

Db_snackingNewlogo
今日はいきなりダイエットと直接関係ない話を紹介したからガッカリしている人がいるかもしれない。でも肥満を抱えている人は、多種の動脈硬化性疾患(高血圧症、心疾患、脳血管疾患、認知症)のベースになっていると思われるので解消すべきだろう。

また環境、食糧危機の問題(「肥満は地球温暖化の一因にもなっているのか?」)にも発展している。この話題は、今後話していく予定だ。

肥満問題は、今や個人の問題で済まなくなっている。自分が健康でいることが社会に貢献するということを自覚して痩せましょう。

じゃあ今日のDiet Blogからの話題。1日に複数回食事をするダイエット法っていうのは知らなかった。アメリカでは流行っていたようだ。ここでは、数回食べてダイエットする方法には科学的根拠がないと警告、いや忠告している。

なんとAll Ablutの話題のダイエット情報で「1日5食で痩せる!? 女優ボディの秘密!」のエントリーがありました。これも読んでみたらどうでしょう。

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"無症候性"心筋梗塞は認知症のリスクを高める

今日のニュースは少しダイエットの話題から外れるけど、動脈硬化性の疾患は肥満から生じると信じているので、肥満を放っておくと、こういうリスクを心配しなきゃいけないよ、ということで紹介しよう。

Reutersの5月28日のニュースに「"Silent" heart attack boosts dementia risk」ってのがあったよ。日本語にすると「"無症候性"心筋梗塞は認知症のリスクを高める。」

症状が無いか無症候性の心筋梗塞を起こした男性は、認知症もしくは認知機能に影響を与える小さな脳血管障害のリスクを高める報告をオランダの研究者グループがした。

女性ではなく、無症候性の心筋梗塞を起こした男性は、有症の心筋梗塞や心筋梗塞を全く起こしてない男性よりも脳梗塞が多いという報告をMonique M. B. Breteler医師は以前にしている。

このことが認知症と、いわゆる脳内微小血管障害(Cerebral Small Vessel Disease)の原因になっているかどうか調べるため、ロッテルダム、エラスームス大学のBreteler医師と彼女のグループは、住民を対象として6,300人以上のデータを調査解析をした。

研究の開始時、1990年から1993年まで、心電図によって被験者を、有症の心筋梗塞、心筋梗塞無し、無症候性の心筋梗塞の3つに分類した。そして認知症が起こるまで追跡して、2005年までに認知症は613名になった。

認知症にならなかった436名もMRIによる脳の検査をしている。

心筋梗塞を起こしたことが無い男性に比べると、無症候性の心筋梗塞を起こした男性は、認知症に進行する率が2倍近く高い。彼らは、MRIの検査でも脳血管の閉塞を示す病巣を多く持っていた。このチームはAmerican Heart Association's journal Strokeでこのことを報告している。

女性では、認知症のリスクと無症候性の心筋梗塞との関連性は認められなかった、有症性の心筋梗塞を起こした男女とも関連性は認められなかった。

無症候性の心筋梗塞を起こしているかどうか心電図を使ってスクリーニングをすれば、「色々と悪い結果が起こるリスクを持った人を見つけることができるかもしれない。」彼らに予防処置を取れれば有用かもしれない。

「しかし、」Breteler医師は強調する。「このようなスクリーニングを始める前に、まず、最初に有効性と費用対効果を、十分に考えられたランダム化比較試験で検証すべきだ。」

確かに検証すべき事ではあるけど、心電図で無症候性の心筋梗塞が認められる男性を見つけたら、しっかりと脳血管のフォローをすべきだろう。男女に差がある理由も分からないし、まだ、日本人で同様な結果になるかどうかも分かっていないから、日本人を対象にした同様の研究も必要だろう。

それでも既に無症候性心筋梗塞を有している男性で心配しているのであれば相談は受けますよ。当院はMRIを持ってないんですが、近くの西高松脳外科内科の院長、政田哲也先生は私の大学時代の親友なので気軽にMRIの検査をしてもらえます。直接行ってもいいし私の所に来られても予約が取れます。

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2008年5月29日 (木)

内田樹の研究室

少し健康から外れる話題を1つ。でも、思考することは、頭の老化を防ぐ重要なプロセスなんでここの趣旨から逸れてはないよね。色々な状況に対処して色々考え続けた方がいいと思う。医者という立場から考えることは多いけど、純粋に思考法や表現法を考えたことは無い。

このブログを書くようになって、考えを毎日文章にしなければならなくなった。健康についての話題は自分のテリトリーではあるけれど、どうすれば面白く分かりやすく表現できるかを考える行為は、別の思考法になる。

書いていると自分の文章が稚拙で恥ずかしくなってくる。だから思考法からライティング法の分野へ興味も移っていって、少しでもいい文章を書きたいという欲求からネットを彷徨う。

最近見つけたブログ「内田樹の研究室」はお気に入りだ。ちょっと高圧的な文章から面白い議論を生んでいるところが面白い。私が考えたことも無い話題でこれほど熱い話をしてるのはビックリだ。凡人の私には何を言っているのか分からない(汗)ことが多いけど、ついつい読んで考えてしまう。皆さんもどうですか?

内田樹の研究室

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コーヒーは何カロリー?

Espresso Newlogo

今日はコーヒーの話だ。まあ私は昔からブラックを飲んでいるから問題は無いと思っている。でも甘いコーヒーが好きな人は気を付けた方がいいだろう。ミルクも加えるとカロリーは跳ね上がる。

自宅でエスプレッソは面倒なんで、エスプレッソを使ったコーヒーはカフェで飲む。でも今までは、ミルクで割ったカプチーノを好んで飲んでいた。でもこれからはアメリカーノにしよう。

なぜって?理由は簡単だよ。今日のDiet Blogの記事を読んでください。

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2008年5月28日 (水)

糖尿病にならない食事

今日はThe New York Timesで紹介されているヘルスガイドにあった糖尿病の食事療法に関する最新の話題だ。

糖尿病の人がどんな食事をすべきか?アメリカでも糖尿病の食事療法は、まだまだ混沌とした状況だ。どのくらい混沌としているか説明している記事なんで、アメリカの食事療法の状況を理解するために非常に興味深かった。

カナディアン・トライアルで差が出なかったと言うけど、空腹時血糖で評価していること、どのグループも減量できていないし、1年間だけの調査なんでかなり問題がある。常識的に考えれば、低炭水化物-低GI値ダイエットで減量が一番いいと思うけど、今のところエビデンスは無い。でも自分が糖尿病ならそうするな。

糖尿病にならない食事
Eating to Keep Diabetes in Check

世界中で2型糖尿病が増えているけど、専門家は自分たちを責めるべきだと言う。遺伝的な素因により糖尿病になるリスクは確かにある。しかし、急激な糖尿病の増加は、ほとんどの場合、栄養学的に貧相な食事と運動不足が原因になっている。

明らかな解決法は単純:肥満なら体重を落として運動をもっとしろだ。

簡単じゃないかな?もちろん簡単じゃない。専門家は、減量を上手く成功させる最適な方法に近づいてもいない。それに、糖尿病の進行を止めるために勧めている食事は、矛盾に溢れて混乱を引き起こしている。米国糖尿病協会は、30年前に糖尿病患者のコントロールに勧めていたのは低脂肪-高炭水化物ダイエット。しかし、十年ぐらい前には高脂肪-低炭水化物ダイエットに逆転していた。しかし、どのくらいどんな炭水化物を食べるべきか論争は未だに絶えない。

ほとんどの論争の焦点は、グリセミック・インデックス(GI値)、どのくら炭水化物を食べる血糖値がどのくらいになるかの指標、それと2型糖尿病の病気進行にこのGI値が影響を与えるのかどうかである。GI値の高い食事、甘い飲料水、ケーキ、白米は食後に急激な血糖上昇をすることで知られている。GI値の低い食事、ブロッコリー、レタス、玄米、全粒粉は、反対に消化に時間がかかるから血糖値は安定している。

米国糖尿病協会は、食事を選ぶときGI値を参考にすべきじゃないと忠告している。「炭水化物が血糖値に色々な反応をする事は明らかだ。」協会からの正式なコメントはこう続く、「しかし、データからは、良い結果を示す傾向も示していない。」

ボストン子供病院の内分泌専門医でありハーバード・メディカル・スクールの准教授、David Ludwig医師は「これは間違い。」と言う。「精製された穀物のようなGI値の高い食物は、無精製の食物に比べて血糖値のレベルが2、3倍高くする。」彼は言う。血糖値が急激に上昇すると、身体はその反応としてインスリンを大量に分泌して、糖を血中からエネルギーの必要な細胞に移動させる。

「もしあなたがGI値の高い食事を次から次へと食べたり、お菓子を次から次へ、毎日来る日も来る日も食べたら、インスリンを産生するシステム自体にかなりストレスを与えてしまうことになるだろう。」Ludwig医師は説明する。「もしこのシステムが、体質的に弱かったら、急激な血糖値の変動によって健康でいられなくなり、代償性に2型糖尿病に陥るだろう。」

Ludwig医師は、自分の研究に言及した。GI値の高い餌を与えたラットは、筋肉量が減り、体脂肪率が増加して血糖値をコントロールする能力を失った。

GI値の高い食事を与えられたラットのインシュリン産生細胞は、破壊され、構造が変化して、瘢痕化している。」Ludwig医師はこう説明する。同じ事が、彼の推測では、人間でも起こっているのだろう。

しかし、今のところ、人間を対象にした研究から出てくるエビデンスは大ざっぱだ。最近のカナディアン・スタディー(屋台ブルーは文献を請求中)では、3つの異なる食事療法を1年間続けた162名のボランティアによる研究結果で、血糖値のコントロールに差は出なかった:低炭水化物ダイエット、高炭水化物-低GI値ダイエット、高炭水化物-高GI値ダイエットの三通りが比べられて、空腹時血糖、糖尿病のリスク評価に使われたマーカーが評価され、低GI値ダイエットのグループで上昇していた。

1898名を対象にした2番目の研究(これはここからオンラインで読めるよ)では、高GI値の食事でも低GI値の食事でも2型糖尿病になるリスクは同程度だったという報告がされた。

「GI値の概念によって、物事を直感的にとらえるべきだ。」メイヨー・クリニックの糖尿病専門医、John M. Miles医師は言う。「多くの人が何かあると思っている。ただ、エビデンスがついてこないだけだ。

ニューヨークのセント・ルーク・ルーズベルト病院の内分泌専門医であり糖尿病専門医のXavier Pi-Sunyer医師の意見は一致している。新しいエビデンスが必要だ。「今の時点で、2型糖尿病の患者さんに高GI値や低GI値の食事を選ばせるのは賢いやり方だとは思わない。」彼は最近のレビュー記事(ここからオンラインで読めるよ)に書いている。

しかし、トロント大学の、カナディアン・トライアルのリーダーThomas Wolever氏は、低GI値の食事をしたグループは食後の血糖値を改善させたし、これが空腹時血糖値より重要な指標になると言及している。このグループでは、CRP(C反応タンパク質、炎症のマーカーとして知られており、糖尿病とリンクする)の減少も見られた。

低GI値の食事には他に重要な点がある。Wolever氏は提案する:減量をさせられる。「減量をするための唯一の方法と言う人々を私は沢山知っている。」

誰にでも効果のあるたった一つの方法っていうのは無いから、減量というのも2型糖尿病のリスクを低下にもっとも効果がある方法の1つであろう。過体重で糖尿病予備軍のボランティアを無作為に選び、体重の7%減量をさせて毎週150分の中程度エクササイズをさせたNIHによる大規模トライアルのエビデンスが示している。

これからの3年間で、コントロールグループの11%発症に比べて、ライフスタイルに介入したグループではたった年率5%の糖尿病発症だった。減量と運動療法は、2型糖尿病の予防において薬物療法に比べて効果があることは証明されている。

「5~10ポンド減量できれば、世界全体にいいってことに疑いの余地は無い。」Wolever医師はこういう。問題は、どうやったら減量できるかだ。

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2008年5月27日 (火)

70億個のホットドック...

今日はDiseaseProofの「7 Billion Hot Dogs...」からFurhrman医師のコメントを紹介しよう。

Memorial Day(5月の最終月曜日)からLabor Day(9月の第1月曜日)の間で70億個のホットドックが消費されたというニュースをを紹介していた。夏の間は毎秒818本のホットドッグが食べられ、年間を通すと200億個食べられている計算になるんだって!こりゃ凄い。

このニュースのコメントでFuhrman医師の食べちゃいけない食事リストの紹介をしていた。

不健康で短命にする7つの食べ物

  • バター
  • チーズ
  • ポテチとフライドポテト
  • ドーナッツ
  • ソーセージにホットドック
  • 酢漬け、スモーク、バーベキューの肉

それにこれらは子供達にもよくない。

子供に与える最も危険な5つの食べ物

  • バターチーズ:飽和脂肪酸と脂肪を介して運ばれる化学物質の汚染
  • ポテチフライドポテト:トランス脂肪酸、塩、それに発がん物質のアクリルアミドが豊富に含まれる。
  • ドーナツトランス脂肪酸が含まれているお菓子:トランス脂肪酸、砂糖、それに他の人工化学物質が多量に含まれている。
  • ソーセージホットドック、他の昼食用の肉:発がん物質の可能性が高いN-ニトロソを多く含んでいる。
  • 酢漬けスモークバーベキューの肉:胃ガンと高血圧の危険性を高める。

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2008年5月26日 (月)

第1回糖尿病部会オープンセミナーin香川

Photo_2一般開業医の立場として糖尿病治療をしています。制約の多い環境でどのように取り組んでいくべきか、今晩ディスカッションをしに行きます。

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ダイエット、エクササイズは糖尿病発症を何年も遅らせる

Reutersの5月23日付けのニュースに「Diet, exercise can delay diabetes for years: study」という「ダイエットとエクササイズをすれば糖尿病の発症を何年も遅らすことができる」報告があった。

この報告を読んで、「あれ、こんな当然なこと、今までデータが無かったんだ。」って単純に思ったよ。

当たり前と思われていることでも、証明されているケースは少ないですね。特に、食事療法や運動療法は、条件を無限に変えられる方法(薬は簡単だよね。飲むか飲まないかだけなんで)なんで、何を基準にどんな条件を一定にすべきか悩むだろう。また、その効果が現れるまで時間がかかる。すると途中で脱落する人も多くなる。そういうことで、考えているより難しいんじゃないかな。

今回のニュースでは、中国人研究者が、耐糖能異常(糖尿病予備軍)の成人577人を対象にして、ライフスタイルを変え、20年追跡調査した結果報告の話題を取りあげている。中国という社会事情から、追跡調査がしやすいのかな?

1986年に研究はスタートしている。食事療法、運動療法、そしてこの両方をするグループと、何もしないグループに分けて、最初の6年間、1992年まで積極的に介入(グループ指導)した。その後、2006年まで、食事療法、運動療法を続けた80%のグループと、何もしなかった93%のコントロールグループを最後に比べたら、糖尿病発症リスクは43%抑えられた

積極的な介入をした6年間で、糖尿病発症リスクを51%低下させられ、ライフスタイルの変更を続けていれば発症リスクを抑えたままでいられるということだ。

糖尿病の発症リスク以外に、心疾患の発症や全死亡率も比べていたけれど有意差は認められなかった。しかし、これはデーター数が少ないため統計的に解析できないからだ。

糖尿病治療において、食事療法と運動療法が2本柱だ。それに、糖尿病発症予防効果があることも示された。食事療法と運動療法は基本なんだけど、どう取り組むかが問題だよね。

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2008年5月23日 (金)

3つの落とし穴、どうやって避ける

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ダイエットをするときの落とし穴が今日の話題だ。

数日前に紹介した「夜中にラーメンを食べても太らない」の著者、伊達友美さんも栄養士だけど、今日のDiet Blogの記事も、伊達さんと同様で、かつて太っていたけど現在は痩せた栄養士さんからの投稿。

記事の前半で、行動変容は気持ちから変えないと始まらないという説明がある。これは先日のecsiteニュース「「イメージする」だけで体の不調が改善されちゃうって本当?」に当てはまるんじゃないかな。

イメージトレーニングはダイエットでも同じだろう。自分の行動変容を導くために最も大事なアプローチになる。頭の中で思うだけじゃなくて、言葉に出すともっといいだろう。痩せた自分を想像して言葉にする。自分の身体に話しかけるなんてしたらいいかも。でも、周りを注意してよ。誰かに見られたら変な目で見られるからね。

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2008年5月22日 (木)

アクティベート:ビタミンを飲む唯一の方法?

ActivateNewlogo

今日のexciteニュースの小ネタ、「話題のオーガニック飲料「ビオナーデ」日本上陸」を読んで、Diet Blogでパスしていた飲料水の話題、「アクティブ」を紹介しよう。

ビオナーデは「オーガニック」を売りにしているけど、アクティブは、ビタミン剤がキャップから飲料水へ溶けていくギミックを売りにしている。

オーガニックにしろ人工ビタミンにしろ、飲み過ぎには注意だ。特に減量が必要な人は、ビオナーデも控えた方がいいだろう。「オーガニック=減量」じゃないからね。

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野菜を調理する最高の方法を探せ

今日のトピックは私も以前から気になっていた話題だ。やっとこういう報告が出てきたって感じだね。じゃあThe New York Timesの5月20日付けの記事「Finding the Best Way to Cook All Those Vegetables」を見ていく。

野菜をもっと食べなきゃいけないって事を知っている人は多いけど、今食べている食べ方より、いい方法はあるのだろうか?

果物や野菜はただ食べればいいって問題じゃないんだよね。でも、食べていない人は、それ以前の問題になるからね。今日のトピックは野菜をしっかり食べている人に向けた話だ。私も以前から「果物と野菜を食べないと健康的に長生きできない」と思っている人間なんで、今日の話はしっかりと読んだよ。

増え続ける研究では、野菜に関して言うと、どのくらい食べたかが問題じゃなく、どのように用意されるかによって、フォトケミカル(植物化学物質)、ビタミン、その他の栄養素の吸収に影響がでるという。

野菜の有用性は明らかだ。数多の研究報告から、野菜を沢山摂る人は、心疾患、高血圧、糖尿病、眼疾患、それに癌の危険性も低いと言われている。ハーバード大学公衆衛生学部による最新の食事ガイドラインによれば、5〜13種類の野菜 - 2杯半〜6杯半カップの量を1日に必要とする。体重を維持するために1日2,000kcal必要とすれば、9種類、4杯半カップの野菜が必要となる。しかし、どのように用意したらいいのだろう?

驚くことに、生で味を付けていない野菜がいつでもベストということではない。The British Journal of Nutritionの来月号によれば、生の食材、これは食べる食事の95%以上を生の食材を使っていることだけど、この食事に固執した198名のドイツ人を対象にした研究が報告されていて、それによると、彼らのビタミンAのレベルは基準値内、βカロチンは比較的高いレベルだった。

しかし、トマトや他の赤い野菜に含まれていて、最も強い抗酸化物質の1つ、リコピンは低下していた。80%以上の人の血漿リコピンレベルは基準値より低かった。

「生の食材がいつでも最善であるという考えは誤解だ。」オハイオ州立大学の医科腫瘍学部門、内科教授であり栄養学の研究者、Steven K. Clinton氏はこう言う。「果物と野菜に関して、多くの場合、ちょっと調理して加工すると本当はいいみたいだ。」

結局、野菜に含まれる栄養素の量や種類は、お皿の上に乗る前から、色々な条件によって影響を受け変化する。購入する前に、どこでどのようにに育てられ、どう加工され、どう保存されていたかかという影響も受ける。その後は、君自身のやり方で決まる。単一の調理法にしない方がいいだろう。ビタミンCBポリフェノールと呼ばれるグループは水溶性の栄養素で、調理によってしばしば失われてしまう。例えば、冷凍のチェリーは6ヶ月間保存したら、赤や青い果物や野菜に含まれる健康にいい成分、アントシアニンの含有量は50%失われる。新鮮なホウレン草は調理をしたらビタミンCを64%失う。缶詰の豆や人参はビタミンCを85%から95%失っているというデータはカルフォルニア大学のデイビス校から報告されている。

ビタミンADEそしてK、そしてカロチノイドと呼ばれる抗酸化物質のような脂溶性の成分は水に漏れ出にくい。調理をすれば野菜を構成する厚い細胞壁を破壊して、内容物が放出され吸収されやすくなる。そう言うわけで、調理をしたトマトの方が、フレッシュなトマトに比べてが高濃度のリコピンを含んでいる。

1月にThe Journal of Agriculture and Food Chemistryからの報告では、総合評価として、人参、ズッキーニ、ブロッコリーは、「蒸す」、「揚げる」、「生で食べる」より「茹でる」方がいいという結論を出している。「揚げる」はめちゃ悪い...

しかし依然として、代償はある。例えば人参を茹でると、カロチノイドのレベルは目に見えて増えるけど、ポリフェノールのレベルは完全に消失してしまう。

今回の報告では、電子レンジの影響は考慮されていない。しかし、2007年3月のThe Journal of Food Scienceの研究では、「茹でる」、「蒸す」、「電子レンジを使う」、「圧力鍋を使う」ことでブロッコリーの栄養素がどのように影響を受けるか調べられている。「蒸す」のと「茹でる」場合、ビタミンCは22%から34%消失するけど、「電子レンジ」と「圧力鍋を使う」ば90%は保持できていた。

野菜と一緒に摂る物も重要になる。オハイオ州の研究では、サルサとサラダを食べる人の栄養素の血中レベルを調べている。サルサもしくはサラダを「脂肪分たっぷりのアボガド」もしくは「油の多い普通のドレッシング」と一緒に摂れば、「生の野菜」もしくは「低脂肪ドレッシング」と一緒に摂った食事より、4倍のリコピン、7倍のルテイン、そしてなんと18倍のカロチンが吸収される。

脂肪分は野菜の味も良くする。ということは、もっと沢山食べられるって事になるよね。今月号のThe American Journal of Preventive Medicineに1,500人のティーンが高校生だったときと約4年経った後の食習慣に関するインタビュー報告がある。これによれば、10代の頃は、果物と野菜を食べるってことに色々な要素が絡み合って影響していることが分かった。データが10人分集まったところで、果物や野菜を食べる事を左右させる唯一のファクターは「味」だった。若い人達は、ただ美味しくないという理由だけで野菜を食べない。

「味を良くする何かを加える - スパイスや塩 - そうすれば新しい経験になって食事を楽しめるようになる。そして野菜をもっと食べるようになるんじゃないかな。」Clinton医師はこう言った。

食材の持つ栄養や味は、どのように調理されどう用意されるかによって左右されるため、色々は野菜を色々な方法で用意することが重要だろう。

タフツ大学のフリードマン栄養学校のエネルギー代謝ラボのディレクター、Susan B. Roberts氏によれば、「色々な野菜を食べることは本当に重要で、好きになれば沢山食べられるだろう。」

野菜嫌いなあなた、色々な調理法で沢山野菜を摂りましょう。

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2008年5月21日 (水)

ED(勃起障害)は心疾患の兆候になる

United Press Internationalから5月20日付けで「Erectile dysfunction sign of heart trouble(ED(勃起障害)は心疾患の兆候になる)」という報告があった。

2型糖尿病の男性にとって、勃起障害というのは、深刻な心疾患を引き起こす可能性の高い早期サインになる、と中国人研究者は言う。

香港大学のプリンス・ウエルズ病院のPeter Chun-Yip氏は、糖尿病、勃起障害、そして心疾患は不吉な関連性を持っていると言う:高血糖により血管壁にダメージを受けている。

勃起を維持するための血流が障害されるというプロセスは、心臓において、より深刻な結果を生み出してしまう。

「勃起障害の進展は、患者にとって、医療従事者にとっても、将来起こりえる冠動脈疾患(心筋梗塞)を注意しなければならないことを意味する。」Tong氏は報告の中で言っている。「他の危険因子となる、血糖コントロール不良、高血圧、高コレステロール、喫煙や肥満も見直しと評価をするべきだろう。」

2,306人の2型糖尿病の男性をリクルートして4年間追跡調査がされた。調査の始めから4分の1の参加者は勃起障害だったけれど、心疾患の兆候は誰も持って無かった。

この研究報告は、「Journal of the American College of Cardiology」に掲載予定であるため、まだ詳しい情報は分からない。

分かったことは、勃起障害によって冠動脈疾患の危険性が58%上昇してしまうことである。

検診で糖尿病の疑いって言われたお父さん、最近元気がなくなっていませんか?

年を取ったから元気がなくなるという訳じゃないですよ。

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子供のための電動スクーター

RingboNewlogoこれは冗談じゃないの?

Diet Blogでも皮肉を言われているけど、このスクーターのコメントは、ガジェットを扱う有名なサイトEngadgetでもう少し詳しく紹介されている。

RINGBO riding robot up close and personal」:バンパーにIRセンサーが付いていて障害物にぶつかりそうになったら止まるんだって。面白いYouTubeの動画もあるよ。

でもEngadget日本語版じゃ取りあげられていないね(08/5/21現在)。くだらないからパスされたのかな。

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2008年5月20日 (火)

健康に一番良いチョコレートを探せ

0805chocolate Newlogo

今日の記事に関心がある人は多いかも?

私もチョコレートは好きだ。カカオのコクとまったりとした甘さは、疲れたときに活力を与えてくれる。

でも、皆さんが思っている程食べていないと思うよ。週に一度、ひとかけら食べるぐらいかな。食べないときは一月でも食べていない。

毎日チョコレートを食べる気はしないけどね。身体が欲していないのが分かるからだ。お腹が空けばチョコレートじゃなくて普通の食事が欲しくなる。何か口に入れたくなるときは果物を食べた方がいいだろう。

それでもチョコレート好きには結果を知りたいプロジェクトがスタートするよ。Life-LOGでも結果が公開されたら紹介していこう。

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2008年5月19日 (月)

牛乳:健康に良いの悪いの?

Newlogoどこへ行っても論議の的になる牛乳についての話題。医者でも栄養士でも、誰であれ、ちょっとずつ意見は異なる。

どうしてか分かりますか?

ハッキリ言えることは、誰も牛乳の事は分からないってこと。牛乳に含まれている成分でさえすべて言える人はいない。

分かっている成分でさえ、どのように消化吸収されて代謝されているかハッキリ分かっていない。その上、色々な成分は相互作用をしている。

じゃあ牛乳をどう考えればいいのか?

今日の記事を読んでください。私はどちらかと言えば牛乳否定派だ。でも牛乳を好きで飲んでいる人に無理強いして止めさせてないよ。

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2008年5月18日 (日)

肥満は地球温暖化の一因にもなっているのか?

肥満が健康問題の一因になっているのはわかるよね。今日のReutersの報告「Obesity contributes to global warming: study」では地球温暖化の原因にもなっているということ。

どのようなデータや解析で話をしているかわからないけど、なんとなく彼らの言うことは納得できる。しかし、あくまでも仮説なんで、こういう考えがあるという事を覚えておこう。どちらにしろ肥満を解消するということは自分にも環境にもいいよね。

じゃあ簡単にニュースを見ていこう。

肥満と過体重の人々は、移動と食べるために燃料をより多く必要であり。これは人口が文字通り膨らんでいくと悪化していく。Hygiene $ Troopical医科大学、ロンドン校の研究チームは言う。

食糧不足とエネルギー価格の高騰がこれに加わるという報告を、研究者のPhil Edwards氏とIna Roberts氏は学術雑誌Lancetに金曜日投稿した。

「我々はみんな重くなっているし、これは世界的な責任問題になっている。」電話インタビューでEdwards氏は話した。「肥満は、問題全体の鍵になる。」

少なくとも世界中で4億人の成人は肥満。WHOの評価によれば、2015年までに、23億人の成人が過体重で7億人以上は肥満になるだろう。

かれらの実験モデルでは、BMI値が30に近い肥満者を世界人口の40%にしている。多くの国でこのレベルに急速に近づいているか追い越している。Edwards氏はこう言う。

BMI値は身長と体重から求められる値で、正常値は普通18から25であり、25を超えたら過体重、30を超えると肥満になる。

研究者によると肥満者は基礎代謝を維持するために1日1,680kcalを必要として、1日の活動を維持するために、更に1,280kcalが必要になる。BMIを維持するために、他人より18%エネルギーを多く必要としている。

痩せている人は食事も少なく、車よりも歩く方が多くなるため、スリムな人口比率は、移動するにも農作物の生産にもより少ない燃料ですむ。

これは重要なことである。なぜなら温室効果ガス排出の20%は農作業の生産からである。

次のステップは、体重の重い人口は、どれだけ気温上昇になり、どのくらいエネルギー価格を高騰させ、どのくらいの食糧不足になるか定量評価をしていくことだ。Edwards氏はこう話した。

「BMI値を標準体重にしていく運動は、世界規模での需要を減らせるし、食料の価格も抑えられる。」Edwards氏とRobetts氏はこう報告した。

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2008年5月17日 (土)

ビスフェノールA

7月9日追記 - ビスフェノールA:ベビー・ボトルで訴訟を起こす家族

先日から話題になっているビスフェノールA(BPA)なんですが、ちょっと動きがありました。残念ながら、FDA(Food and Drug Administration)はBPAの安全性を擁護する発表をしたらしいですね。

ちょっと話の流れを知るために。もう一度これを読んでみよう。

プレスチックの化学物質を禁止

BPAの話は昨日もしてるね。

肥満を引き起こす化学物質

じゃあ今日のReutersニュースを見ていこう。

今週の水曜日に、物議を醸している化学物質を使用しているベビーボトル、プラスチック製品を、消費者に使わせないようにする理由は何も無いとFDAから発表された。

飲料水や食品のプラスチック容器に使われているビスフェノールA(BPA)に対する危険性を管理機関が指摘しているにもかかわらず、科学部門のFDA次長、Norris Alderson氏は安全性を改めて主張した。

上院小委員会の前の宣言の中で、化学薬品関連企業から資金援助を受け、BPAの安全性を結論づけた、2つの研究に対するFDAの信頼性をAlderson氏は擁護した。

BPAに暴露させる動物実験から、健康に対して問題が生じるという報告は数多くある。

ある上院議員は、プラスチックの柔軟性を増すために使われていたフタル酸の使用の制限ができなかったのと同様にBPAから消費者を守れないFDAや消費者製品安全委員会の責任を非難した。

今年の3月になって上院はフタル酸を、子供用のオモチャや商品に使用することを禁じる法案を可決した。

「FDAは最小限度のこともしない。」マサチューセッツ民主党議員、John Kerry氏はAlderson氏に詰め寄る。

ニューヨーク民主党のCharles Schumer上院議員によれば、FDAは、BPAの安全性に関して違う見方をしていると言う。「親というものは、子供の健康のことになると慎重になりすぎるぐらいだ。法律もそうあるべきだと我々は思っている。」と付け加えた。

Schumer氏、Kerry氏、そして他の民主党議員は、今年の4月には、子供製品にBPAの使用を禁じる法案を提出している。更に、CDC(疾病対策予防センター)に対して、BPAの子供と成人の健康に対する影響を調査するように指示を出した。

消費者団体や批評家グループは、BPAに関する安全性の問題に対して行動を起こすどころか、薬品関連業界を擁護する立場に立ったFDAを非難する。

Alderson氏の立場は、BPAを使っているプラスチック製品を消費者に使うなと言えないけど、同じような商品でBPAを使用していないものは利用できると言うだけだ。

気になる人は勝手にBPA無しの商品を買いなさいと言わんばかりのような気がする。

こういう話はアメリカでも日本でも同じだろう。業界団体からお金の流れがあれば擁護しなければならない。したがって健康に害があるかもしれない商品は巷に溢れたままになるということ。

このニュースを読んで考えなきゃいけないことは1つ。自己防衛だろう。知識があればBPAを避けることができるだろう。アメリカの場合はBPA使用していないことを明記した商品なんかあるし、ウォルマートやトイザらスではBPAを使用している商品を扱わないという発表をしている。

日本ではどうなんだろう。どのプラスティック製品にBPAが使われているのか知るよしがないのかも。トランス脂肪酸の問題にしろ、アメリカ以上に規制の甘い日本で生き抜くには知識を付けるしかない。

みなさん、一緒に勉強しましょう。

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ちょっとネットで調べてみると「ビスフェノールAの安全性に懸念?」というエントリーを見つけました。

これは、私が昨日紹介した肥満を引き起こす化学物質の話に関連するような。

土門さんのブログを読めば、国産のプラスチック製のほ乳瓶にビスフェノールは使われていないようですね。ちょっと安心しました。

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2008年5月16日 (金)

トラックバック

さあ、2度目のトラックバックだ。眞鍋さんのブログが更新されていたから、トラックバックを送りました。チーズ好きなんだけどカチョカバロを知らなかった。今度行きつけのイタリアン屋根裏でマスターに訊いてみよう。

こんなことして読んでくれるのだろうか?

トラックバック先:

小倉優子のこりん星のお食事って?
眞鍋かをりのココだけの話

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夜中にラーメンを食べても太らない

最近、本の紹介をしていないな。どうも私は読むスピードが遅くて1日1冊のペースなんてできやしない。

そんなわけで、「できる人間」からほど遠い私のやれることは、このブログ。最新のダイエットニュースを紹介している所は少ないから、ちょっとユニークじゃないかな。

さて無駄話はやめて、今日紹介するのは、私の相方が買って読んだ本、いつも私が言っていることと同じ事を書いてあるというから、ちょっと読んでみた。

著者の伊達友美(ダテユミ)さん、1967年生まれ。おっと似てるじゃん。自身の20kgのダイエット経験から、ストイックな食事制限ではなく、「食べて痩せる」ダイエット。これも私と同じじゃん。

ここまではほとんど同じだけど、ちょっと違ってくる。彼女は多くの女性から支持を受けている。あれ、私は、自分の患者さんからしか支持を受けてないよ。アンチエイジングクリニックのカウンセラーとして3000人以上の食事を指導する、んー、私は50人ぐらいしか指導してないな。

読んでみたらわかるけど、伊達さんの言うとおり「ポジティブシンキング」は重要な事だろう。身体に悪いものを避けていくと何も食べられなくなりストレスを感じる。でも、身体に良いものを食べて浄化させると思えば、楽にダイエットに取り組める。

それから、ダイエットと言っているけど、ライフスタイルの改善が根本にあるところも同じ。やはりというか、伊達さん、管理栄養士なんで、栄養学の知識を取り入れた無理のない話の展開だ。

本当に良くまとまった内容だと思う。

でも最近、ダイエットに関して何にでも懐疑的になっているので、「これ本当か?」「どこにそんな根拠があるのか?」「説明が足りないんじゃない?」など、疑問符が次から次へと生まれた。

まあ新書版サイズなんで言いたいことを全部書くのは不可能なんだろう。でも一般的に受けいられていない事象を話す場合、根拠となるデータが示されていないと納得できない。

医者の本ならリファレンスが付いていることは多いけど、管理栄養士さんは付けないのかな?

ある程度強引に読者を引っ張らないとカリスマ的な支持は受けられないから、本を売るための戦略なんだろうか?

私が一番気になるのは、副題についている「男のための食べやせ革命」。ダイエットに男と女で違うのか?男はクオリティーの高い肉食をしろというのも納得できない。

私も同じだけど、彼女もニュートリショニズム(まだ説明してないけど今後説明するから)に囚われているようだ。できるだけ栄養素に対して客観的に見る立場をとらないといけない。

私の食生活の基本は「フレッシュな果物と生野菜」だけ。加工食品は無し。添加物と農薬も無し。汚染されていない肉と魚を少し入れてやるのが理想。

はっきり言ってこんな食生活を現代社会ではできない。妥協しなければならない。だから、妥協の仕方が重要になる。その妥協法をできるだけ多くの人に伝えたいと私は思っている。

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肥満を引き起こす化学物質

最近になって、ダイエット関連の最新ニュースを紹介しているけど、私の意図するところと読者の捉え方に食い違いが出てるよ。

ニュースで紹介している研究報告を客観的に見よう?

先日紹介した「アクリルアミドで腎癌?」のエントリーで、アクリルアミドと腎癌の関わりを紹介した。でも、これはあくまでもデータ解析から得られた関連性だ。

「アクリルアミドが多い食材はコーヒーかな?」といのは著者の意見。

「コーヒーで腎癌?」というのは読者のバイアス。

このように人を介せばデータの解釈は変わる。コーヒーに含まれているものは、アクリルアミドだけじゃない。色々な物質がどのような相互作用をしているか誰も分からない。

少なくとも添加物の含まれていないコーヒーが好きなら止めてしまう事はないだろう。適度に摂ればいいんじゃないのかな。私もコーヒー大好きなんで量は控えるようにしているだけ。

さあ、今日のニュースも誤解しないように。

最近の米国のニュースでは、ビスフェノールA(BPA)の話題がトレンドのようだ。以前も「プラスティックの化学物質を禁止」のエントリーで書いているけど、このBPAに関するReutersのレポートを紹介しよう。

Research links common chemicals to obesity

水曜日に、2008年ヨーロッパ肥満学会があり、子供が子宮にいる段階で、一般的な化学物質にさらされると、大人になってから肥満を引き起こす可能性があると米国の研究者から報告された。

「胎児の発達段階の限られた時期に、かなり低濃度の暴露の話をしている。」と国立環境衛生科学研究所のJerry Heindel氏は言う。

「胎児期のある時期は、非常に感受性が高く、身体の組織は変化しやすく、成長過程でより肥満を引き起こしてしまうかもしれない事実。」

この一般的な化学物質の1つは、ビスフェノールA(BPA)である。飲料水や食品のプラスチック容器に使われていて、過去の研究で、BPAはプラスティック容器から溶出される事が示されている。

タフツ大学の研究チームは、妊娠初期のマウスにBPAを暴露させると、生まれてきた子供達は、例え同じエサ、同じ活動性でも、成長すると肥満になる。

同じような結果は、ペルフルオロオクタン酸でも示された。このペルフルオロオクタン酸は耐油脂製剤として、マイクロウエーブポップコーンのバッグに使われている。これに曝された子供は生まれたときは小さいけど大きくなれば肥満になる。

ペルフルオロオクタン酸を研究する米国環境保護庁の生物学者であるSuzanne Fenton氏は「問題は、これらの化学物質がどのように働くのか分からない事だ。」

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2008年5月15日 (木)

禁輸制裁ダイエット

Newlogo今日のDiet Blogの記事も面白い。近い将来日本でも起こるかもしれない。

原油の高騰によりガソリンは値上げされ、食料品の値上げもますます進むとすれば、自然に車に乗れなくなるし、食事量も減ってくるよね。高松でも通勤時の車の量は減っているんじゃないかな。

なんか国民の健康は原油高騰にあるような気がする。原油高騰を悲観的に考えないでポジティブに考えれば、今の日本に原油高騰は必要な事かもしれない。

輸入に頼っている台所事情も考えなければならなくなるからね。

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