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2008年5月30日 (金)

1日5食で減量できない

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今日はいきなりダイエットと直接関係ない話を紹介したからガッカリしている人がいるかもしれない。でも肥満を抱えている人は、多種の動脈硬化性疾患(高血圧症、心疾患、脳血管疾患、認知症)のベースになっていると思われるので解消すべきだろう。

また環境、食糧危機の問題(「肥満は地球温暖化の一因にもなっているのか?」)にも発展している。この話題は、今後話していく予定だ。

肥満問題は、今や個人の問題で済まなくなっている。自分が健康でいることが社会に貢献するということを自覚して痩せましょう。

じゃあ今日のDiet Blogからの話題。1日に複数回食事をするダイエット法っていうのは知らなかった。アメリカでは流行っていたようだ。ここでは、数回食べてダイエットする方法には科学的根拠がないと警告、いや忠告している。

なんとAll Ablutの話題のダイエット情報で「1日5食で痩せる!? 女優ボディの秘密!」のエントリーがありました。これも読んでみたらどうでしょう。

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1日5食で減量できない
5 Meals a Day Does Not Help Weight Loss

そうならないって言っちゃおう!1日に何度も食べて減量できるという社会通念は、いたるところで試されている。最近の記事によれば、無駄に摂る食事を「一時的な流行の食事スタイル」と呼ぶようになっている。

この記事で取りあげられている研究で、179名の男女の肥満者に同じ減量食、同カロリーで摂るパターンを変えた報告がある。1つのグループは1日3食、他のグループは1日3食+間食3回。このグループ間に、体重、腹囲、体脂肪、血糖値に何ら違いが見られなかった。

この結果は、スナックを摂るグループと摂らないグループを比較して相違点が認められた他の研究結果と一致している。

「いつ食べるかが問題じゃない、何をどのように食べるかが問題だ。」とニューカッスル大学のダイエティシャン、Michelle Palmer女氏は言う。

間食の理論

頻回に食べる理由は、代謝を活性化させて、そして/もしくは、摂取量を低カロリーに出来るって事だ。理論的には、食事をすれば食事から燃焼効果が生まれ、これは代謝を活性化する。さらに、食間が長く開けば、炭水化物への欲求を引き起こさないようになるんじゃないかな?

研究では、この理論を支持する結果は生まれていないし、もし本当なら、減量するためにこれだけじゃ十分じゃないという事になる。

間食は助けになるのか妨げになるのか

食事に関するどんな話題でも同じだけど、間食は完全に独立した話である。バランスの取れた健康的な食事をすることが肥満にならないために最も重要な事である。もし空腹という問題を話すなら、食間にお腹が空かなきゃ食べなくてもいいし、お腹が空けば健康的な間食をすればいい。

間食で成功したければ作戦が必要だ。健康的に計画を立てる必要がある。いつも動き回っている人にとって、座って食べる食事はあり得ない。こういう人達は、健康的な間食が重要になってくる。また、本質的にお昼から6時過ぎまで全く食べないために夕食時に食べ過ぎる人にしばしば出会うけど、彼らにとって午後遅い間食は正当だろう。

じゃあ自分を見てごらん、もし減量できていないのなら、ちょっと変化を加えてみよう。もし1日2、3食を食べているなら - 3、4回に変えてみたらどうだろう。間食が多くなりがちなら、ちょっと減らしてみよう。

お腹が空いたときに食べよう。健康的に食べて食べ過ぎないように。そうすれば自然に痩せていく。

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