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2008年4月30日 (水)

肥満は脳の老化を早める...

ちょっとインパクトのある見出しがReuters Healthに流れた。「Heavy people's brains may age faster(肥満者の脳は老化が早い)」

ちょっと紹介しよう。

50人の健常中年男女の大脳に含まれる化学伝達物質の濃度をMRIを使って測定した報告である。

被験者の5人が肥満で、15人が過体重、そして30人は正常体重であった。

BMI値の高い人は、前頭葉白質のN-アセチルアスパラギン酸の濃度が低下、肥満があれば灰白質でも濃度は低下しているし、コリン含有の代謝産物の濃度も前頭葉白質で低下していた。

BMI値と前頭葉白質における化学伝達物質との間に強い相関関係があった。この前頭葉白質部分は老化によってダメージを受けやすい部分であり、アルツハイマー型認知症のリスクを高めている可能性がある。

まだまだ議論の余地はある。この大脳の変化は本当に体脂肪が原因するかどうかは分からない。今後の研究によるだろう。

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