チキンに付いた嘘のラベルに騙されているでしょう?
ちょっとだけ訪問者が増えているような気がする。リピーターからのコメントは嬉しいですね。参考になっていると思っていいかな。他にも定期的に読んでいる人がいらっしゃればコメントをください。
さて、今日のDiet Blogは加工食品のラベルの話。日本でも低カロリーで人気のあるチキン、肉食の国アメリカでは加工食品の種類も量も多いことだろう。日本で言えばハムやソーセージが匹敵するだろう。
ラベルの嘘というかトリックは日本でも同じ事。私がここで紹介する安部司氏の「食品の裏側」にも同様な話題が出てくる「プリンハム」だけど:
ハムの原料はもちろん豚肉ですが、たとえば100キロの豚肉のかたまりから120〜130キロのハムをつくるのです。では、増えた20キロは何か?もちろん「つなぎ」で増量させているのです。増量させるために一番安くて便利なのは「水」です。しかし水をそのまま入れ込んだのでは、肉がグチャグチャになってどうしようもない。そこで加熱すると固まる「ゼリー」を使用するのです。
スーパーで売られているハムに貼ってあるラベルの原材料表示を見てみたらいいでしょう。ハムなのに、「大豆タンパク」「卵白」「乳たんぱく」なんて表示があると、これがつなぎの「ゼリー」だ。
ファーストフードのチキンに関する話はまた別の機会にしよう。
チキンに付いた嘘のラベルに騙されているでしょう?
Are You Being Deceived by Chicken Labeling Lies?
鶏肉は赤身のタンパク質の重要な供給源だ - 健康に食べている人達の主食になっている。しかしながら、鶏肉製品に貼られたラベルや市場での宣伝は誤解を生みやすい。
いくつか怪しいところを見ていこう:
100%オール・ナチュラル(100%自然食品)
チキンの胸肉をフォーマン・グリル(BBQ用のグリル)の上で押さえつけたら多量の水分が滴った経験がないですか?そりゃあ「100%自然」じゃ無いからだ。鶏肉の30%は「強化」されている。これはどういう意味かというと、鶏肉に塩と水を注入して、更に添加物を加えて塩と水分を保持されている、もしくは海藻の成分も加えられている。
健康面(塩分)からみて怪しいだけじゃなくて、価格の面でも懐疑的になる。鶏肉の15%は添加物だからだ(Washington Postを見ればいい)。
Truthful Labeling Coalition(TLC)はかなり激怒して、この問題を連邦裁判所に提出している。
100%チキン・ブレスト
加工された鶏肉製品 - たぶん「100%チキンブレスト」と大きく太字で表示されているのを見たことあるだろう。でもその上には、本当に小ささ字で「で作られた」と印刷されている。
オーストラリアの加工食品をチェックしよう - Inghams Chicken Steaks - 「100%チキンブレスト」と右下に書かれている。これをここで比べてみよう。
「チキン(51%)、水分、小麦粉(大麦、ライ麦、大豆粉)、塩、増粘剤(1404、412)」さらにリストは続く。
ちらっとパッケージを見たらチキンブレストを購入していると思うでしょう。でも事実は違う。
ファーストフードチキンストリップ(ナゲット)
ファーストフードのメニューを見ると - 「チキンストリップは健康に良さそうだ」としばしば思う。けれど即座に、この手のチキンストリップには普通てんこ盛りの添加物が使われていることを思い出すだろう。
KFCチキンストリップ
KFCによると:「ジューシーで100%すべて赤身の肉を使ったチキンブレスト」。
成分を見てみると(KFCのサイト奥深くに埋められている):
チキンストリップに含まれているのは、次に示す内容物が43%以上含まれる。水、シーズニング(大豆凝集物、塩、米糊、カラギーナン、デクストロース、オニオンパウダー、乾燥チキンブロス、スパイス抽出物)、リン酸ナトリウム、パン粉は小麦、塩、スパイス、グルタミン酸1ナトリウム、重炭酸ナトリウム、クエン酸、ガーリックパウダー、半加水分解大豆、綿の種油、ケイ酸カルシウム(凝固剤)、変性コーンスターチ、ガムアラビック、天然香料、ターメリック抽出物、アンナットーの抽出物
どうですか?全然ジューシーじゃないですよね。
不義不徳を嘆き悲しもう
鶏肉の世界では何も真実は見られない(鶏肉業界の慣例に関しては何も話してないけどね)。
1つの選択として、ローカルの有機鶏肉生産者から直接チキンを購入することができる。
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