朝食を食べるティーンは痩せている
朝食を食べるティーンは痩せている
Eating Breakfast Keeps Teens Lean
身体に良い朝食に関する話題は、何世代も前から繰り返し検証されているけど、ここ最近は忘れ去られていた。もう20分の睡眠、シャワーの時間、友達と携帯チャットをする時間のほうが、今のティーンにとって朝食より気にかかることだ。
iPodを聞くのをやめてちゃんと聞きなさい:2000人のティーンを対象にした最近の研究によると、朝食を食べる若者より朝食を食べない若者の方が平均5ポンド(2.3kg)ぐらい体重が重い。
この研究から分かったことを上げると;
・朝食を食べる若者は、痩せているにも係わらず、1日を通じてたくさん食べる。・朝食を食べる若者はより活動的だ。「カロリーを取るけど消費もする。朝食を食べる若者は身体がだるいなんて感じないからだろう。」この研究の著者、Mark Pereira氏は言う。
・約25%のグループは故意に朝食を摂らない - これは特に思春期の女性の問題である。
・「彼女たちが朝食を摂らないのは体重が増えるのを気にしているからだ - しかし皮肉にも、体重を気にせず朝食を食べる若者の方が体重を適正にいられる。」Pereira氏はこう言う。
しかし何を食べていることやら?
私が考えるに、大事なことは「朝食を摂っていいるかどうか」じゃなくて「何を摂っているか」である。思春期の若者がどんな朝食を食べているのか調べていく必要性がある - 不健康な選択が際だってしまう可能性もある。
他の研究ではどうなっているのか?
朝食とカロリー消費/体重増加の関わりに関して好ましい結果が出ている多くの研究があるけれど、これは朝食を食べた結果なのか、朝食を食べる効果なのか、どちらか判断することは難しい。子供から思春期の若者を対象に、朝食、栄養、体重と学力の関わりに関する47の研究をまとめると次のようになる:
・規則的に朝食を食べていると言っている子供達は朝食を抜く子より栄養状態がいい傾向がある。・朝食を食べる若者は毎日摂取するカロリーは多いけど肥満の若者は少ない。しかし色々な結果が出ている。
・朝食を消費することで認識力、記憶やテストの成績そして登校率が改善する。
このことから何が言える?
・朝食は健康的なライフスタイル全体にとって重要なパートをしめるだろう - 身体を健康的にさせる。・朝食を食べることは、血糖のレベルを安定化させることでメンタルにもフィジカルにも活力を与えてくれる。
・朝食を食べたこと無い?朝はお腹が空かない?少量から始めよう、もっと欲しくなっても少量で続けよう。朝食はたくさん食べる必要は無い。量は人によるさ - ちょうど良い量を見つけたらいい、ちゃんと食べるんだよ。
ちょっとした朝食のアイディア:
・食物線維の多い(4g以上)、低糖(8g以下)、原材料が少ない(7個以下)のシリアル・ヨーグルトとフルーツ(フルーツはジャムや加工食品じゃだめだよ。天然物のみ)
・スムーシー:ミルクと水を混ぜてベリーと一緒。ヨーグルト/コテージチーズ、亜麻の種やシナモン
・オートミール:ベリー、亜麻の種、ウイートを加える。レイズンやシナモンも好みに応じて、本当にすばらしい。
ちょっと起きるのが遅すぎた?バナナ、アップル、オレンジ、ドライシリアルを持って出よう。
リファレンス:
Journal of the American Dietetic Association. (2005) May;105(5):743-60
International Journal of Obesity (2003) 27, 1258-1266.
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