体重の維持:誰か話す人を見つけろ
今日のdiet-blogの記事は、私も考えさせられる内容だった。自分が実践している食事指導プログラムの再検討が必要だろう。
何度も話しているけれど、私はピーク時の体重84kgから24kg減量して3年以上になっているから、リバウンドはしていない。最近知り合う人は私が太っていた頃を想像できない人が多くなった。
さて、自分の体重を維持できている要因はなんだろう。情報を得られれば、健康に対してどん欲さが強くなり、何をしたら健康でいられるか常に興味を持てるようになったのが理由だ。
情報を入れて知識を持てば、誰でも健康にどん欲になると思っていたけれど、どうも私の方が特殊らしい。現実はそんな簡単なことでは無いようだ。やっぱり一人で取り組むより、サポートしてくれる人がいる方が維持できるようだ。
確かに、私の食事療法で痩せた人が1年ぶりに来院されると、少しリバウンドしている場合が多い。やはり適正体重を維持させるための介入が必要だろう。そうなるとどのように介入すべきか考えなくてはならない。メタボ対策に減量維持は必要不可欠だからだ。
体重の維持:誰か話す人を見つけろ
Maintaining Weight: Find Someone To Talk To
体重維持に関する新しい研究ではちょと期待できる結果が示された。
30ヶ月後に - 参加者の大多数は初期値を下回った体重で維持することができた。
減量維持はあまり話題性のあるトピックじゃない。本だって「4週間で10ポンド減量」と書いた方が売れる。しかし、長期間にわたる減量維持を試みた研究のほとんどは悲惨な結果を出している - 多くの、多くの人がリバウンドをして、開始時より悪化して止めている - 「ダイエットはうまくいかない」という言葉に終息する。
このリサーチのフルテキストはここで見られる(サインインが必要)。
簡単にまとめると、1,000人以上の参加者がモニターされた。
・彼らは6ヶ月間の減量プログラムを実行して平均8.5kg/18.7ポンドの減量ができた。・研究者は、更に2年半の体重モニターを続けた。
・参加者を三つのグループに分けた:1つのグループは、放っておくだけ(自分で管理させる)、2つ目のグループは、ウエッブサイトを使って彼らの体重をモニターした。3つ目のグループは、個人的なコンタクトを取った。
個人的なコンタクトというのは個別に毎月の指導と指示の方法からなる。参加者は毎月5分から15分間の介入者にようる電話指導を受けた。
リバウンドという点から言えば、個人的なコンタクトを取ったグループが勝者になった - 彼らは8.8ポンドの増加にとどまったからだ。
・ウエッブサイトを使ったグループは11.5ポンドの増加。・セルフコントロールのグループは12.1ポンド。
ウエッブサイトのモデルに興味があるなら:
インタラクティブな特徴というのは、参加者にゴール設定と次週の行動計画を立てさせて、経時的なグラフも使用している。このモデルは問題提起解決型を使っており、モチベーションを持続させる。掲示板も設置しているけど個別カウンセリングはしない。
助けが欲しいときや、モチベーションを維持するため、単に話を聞いてくれるだけの「友達」や親密なサポーターにかなうものは何も無い。
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コメント
誰か話す人を見つけろ!
本当にそうだと思います。
私のような優柔不断な人間は 誰かに管理されていないと無理!
ちょっと寂しがりやな所もあり 誰かに心配されている・・・・と思うだけで頑張れちゃう。
わかりやすい性格でしょう。
S先生にも見破られているのでしょうネ。
『今度はいつ会えますか? まだまだ僕のチェックが必要のようですね。 1ヶ月後 いや3週間後 お会いしましょう。楽しみにしていますよ。』
な~んて S先生のテクニックですね。
でもね、なんとなくいい気分になっている私は ツボにはまってしまっているのでしょうか。
褒められる、期待される、、、って大人になっても嬉しいし、頑張れちゃうもんなんですね。
先日の検査 A1C 6.6
S先生 『5台になるまで 一緒に頑張りましょう』
頑張りま~す。
投稿: 蓮井 | 2008年3月24日 (月) 21時20分