ロカボア(Locavore)になる方法
-----2011年1月17日改訂-----
記事を掲載した当時、私は "Locavore" の日本語表記に「ロカボーア」と長音符を入れていましたが、最近ググると「ロカボア」の方が一般的になっているため変更しますね。
-----以上-----
巷では、中国製の冷凍餃子が話題になっているけれど加工食品をほとんど食べない私は慌てる必要がない。これを契機に加工食品に依存しない生活習慣に戻るということを考えてみたらどうでしょう。しかしながら、例え加工食品に手を出さなくなっても中国製を避けることは非常に難しい。でも、今日のdiet-blogの話題のように、地産地消の運動を進めれば、もっと安全な食生活を送れると思う。ひとりひとりの意識改革が社会を変えていく。みなさんが賛同してくれると嬉しい。
ロカボア(Locavore)になる方法
How To: Become a Locavore
100マイル食事法 - 現在、世界現象になっているAlisa Smith氏とJames MacKinnon氏の共著で書かれたこの本は、地元で取れた食材(家から100マイル:160km以内)を食べる運動に火をつけている。
北米では農場からお皿に載るまでの平均移動距離が2600kmという驚くべき事実に基づいて、この二人は丸々1年を通して地元で取れた食べ物たけを食べる生活を始めた。この活動から「ロカボア(Locavore)」(語源の説明はここ)という言葉が生まれた。
なぜロカボアになるの?
・地元で取れた食物は新鮮で味がいい
・地産業者と責任ある土地の開発維持をサポートする
・二酸化炭素排泄量を減らせる
・空気汚染の改善(有機食材を食べるより優れている)
・より豊富な栄養価
地産地消のための4つのステップ
自宅から半径160km以内で取れた物だけを食べるのはかなり大変なので、自分自身、自分たちの地域、そして地球全体のために有益になる段階的なステップを使える。ここに紹介しよう。
1. 地元の農家直売市場を探す:これは理想的な最初のステップである。簡単に地元の食材を食べ始められる。もし可能なら週に一度は買い物をするようにしたらいいだろう。
2. 情報を調べる:ウエッブには「ロカボリズム」のハウツーからうんちくまで教えてくれるサイトが多い。ここにすばらしいサイトを紹介しよう。
・Locavore
・Local Harvest(米国)
・Big Barn(英国)
・A big list here at Diet Blog
・Sanuvore(香川)
3. 家庭菜園を始めよう:アパートのバルコニーに作る小さな物でもいい、ハープや小さな茎の食物を育てることができる。
4. 一括購入して保存する:倹約になり厳しい冬場の時期になっても地元で取れた物を食べられる方法である。夏場と秋になる数ヶ月の間に可能な限り缶詰や冷凍にする。ここに保存に関する情報を提供する良いサイトがある。
どんなときでも可能な限り地元の物を食べようとする意識的な努力を実践するためのアイディアがこの本に込められているのだろう。The 100-Mile dietサイトではちょっとずつ始めることを提案している。一食だけから、一日だけ、そして一週間だけ地元の食材料理を食べたら良いだろう。誰もが同様な努力を続けていけば、いずれイケイケになってくるだろう。
全てのダイエットの流行は生まれては消えていく、しかしこのコンセプトは長く続いてくれたらいいと思っている。
地産地消バンザイ!
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