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2006年1月

2006年1月 5日 (木)

The South Beach Diet 66

さて、前日に全粒穀物パンに関する記事を紹介しました。全粒穀物パンて耳慣れない言葉ですよね。はっきり言って、僕が勝手に翻訳した言葉(whole grain bread)で、精製した小麦ではなく全粒の小麦で作ったパンです。言葉のとおりですが...(汗) そんなパンどこで売ってるかという問題になりますよね。いわゆるスーパーマーケットと呼ばれる店(地元ではマルナカが有名)にも、パンが売られています。ここで紹介したようにパッケージの表には”全粒小麦”なんて宣伝用の単語が見受けられる商品もあります。でも騙されないでください。裏にある成分表を見ると一目瞭然、小麦粉や食用マーガリンなんて記載がすぐ目につくでしょう。そうです。パンを製造している大手メーカーの商品には本当に全粒小麦で作られたパンなんかありません。はっきり言ってスーパーで売られている加工食品はあきらめた方がいいでしょう。

じゃあどこで全粒小麦パンを手に入れたらいいのか?という問題が残りますよね。僕の患者さんも色々と探してくれました。基本的にベーカリーと呼ばれる街角のパン屋さんに行ってみてください。最近は健康指向のため独自に全粒小麦でパンを作っているところがあります。無添加で日持ちしないので購入後は冷凍保存しなければなりませんが手に入ります。近くのパン屋に問い合わせてみてはどうでしょうか?また全粒小麦パンを扱っているパン屋さんの情報があればお知らせください。

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2006年1月 4日 (水)

The South Beach Diet 65

あけましておめでとうございます。今年からこのブログの更新を心機一転して再開したいと思っています。私自身この食事療法で20kg以上の減量を成功させているので当院へ受診されている患者さんにも好評です。でも勘違いしないでください。20kgの減量を短時間で実行したわけではありません。2年間という期間があるわけで、健康状態を維持しながらリバウンドなしで減量させることが生活習慣病の予防になるのです。また、昨年の8月から本格的に運動療法を取り入れました。筋力トレーニングによる基礎代謝量のアップ、肉体の老化防止と有酸素運動による心肺機能の維持です。身体機能の強化だけは食事療法のみでは改善できません。やはり運動を生活の一部に取り入れる事が長い人生を健康的に暮らすために不可欠なことです。昨年の8月からランニングを始めて、11月には小豆島で開催されたフルマラソンを制限時間内に完走することができました。私は40歳になり初めてフルマラソンを完走できたことに満足しています。今後100km以上を走るウルトラマラソンに挑戦していきたいと考えています。食事運動療法により病気にならない人生を送ってください。

さて、今回は久しぶりに記事の投稿です。

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Ask Dr. Agatston

全粒穀物に関して教えて?
Whole Grain Help?

Q: 私はちょうどフェイズ2を開始したところで食事のメニューにパンを復活させたいんです。どんな”全粒穀物”食品を選んだらいいのでしょうか? - シンディー

A: 不運にも、”全粒穀物”という単語は、健康志向の食品を売り込むためのキャッチフレーズになっていて、必ずしも本来の意味で無い場合があります。全粒穀物ベーグルは、完全に全粒穀物から作られているんでしょうか?いつもそうとは限りません。ちょっと付け加えて言えば、ある種の食品 - 朝食用のシリアル - なんて大抵は全粒穀物の比率は高いんですが、添加砂糖や水素結合した(トランス型)脂肪酸が含まれているものです。さらに混乱させることを言いますが、他の単語、”マルチグレイン(多種穀物)”、”ストーンウイート(完全な小麦)”や”100%小麦”なんてのは、全粒穀物で作られた食品を意味している訳じゃありません。しかしながら、パッケージにかかれた詳細データを調べる知識が十分あるのであれば、何があなたにとって良い食品なのか選ぶことじたい問題にはならないでしょう。

最初に、全粒穀物がなんで作られているか知ると簡単です。全粒穀物の芯は3種類の成分から構成されています。外皮は”グラン(ふすま)”と表現され;中間層は”胚乳”として知られ;もっとも中心にある層は”胚芽”です。”全粒穀物”という用語の本来の意味は、これら3種類の成分が精製過程において完全な形で残っていることです。これは大事なことなんです、というのもそれぞれの成分には健康に良い独特な性質を含んでいるからです。例えば、ふすまにはかなり大量の食物繊維や他の健康にいい植物性化学物質を含んでいるし、胚乳にはタンパク質、そして胚芽には豊富なビタミンEが含まれます。

穀物に関して言えば、多くの研究者は全粒の方が細かに別れた成分の寄せ集めより健康に良いと信じています、一緒になっていればお互いの成分が相互に反応していいからです。例えば、小麦胚芽はそれ自体栄養素ではありますが、小麦の芯をすべて含んだ食品の方が更に良いわけです。一方、最小の栄養素しか含まれていないのは精製小麦粉食品で(白パンを思い出してください) - 精製の過程で、栄養素の含まれたふすまや胚乳が取り除かれています。

それじゃあどうやって本当の全粒穀物製品と精製小麦製品を区別できるんでしょうか?食品の成分ラベルを必ずチェックしてください。最初の内容物はパッケージの正面に”全粒”という言葉で表示されているでしょう(全粒小麦とか全粒オーツとか)、もしくは名の知れぬ穀物(しかし全粒)、例えば玄米、ブルグア(トルコ地方の常食)、カムート(小麦の一種)、キビやアワ、キノア(アンデンス地方の穀物)などもあります。最後に健康に健康に良い選択のために、全粒穀物のパンでトランス型脂肪酸の含まれないもので少なくとも3グラム以上の食物繊維が1スライスに含まれるものを探してください。

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